『ドラゴンボール 大魔王復活』はファミコンのゲームソフト。1988年8月12日にバンダイより発売された。2013年発売の3DS用ソフト『バンダイナムコゲームスPRESENTS Jレジェンド列伝』には本作が収録されている。
『ドラゴンボール』のゲーム化第2弾。
前作『神龍の謎』はアクションだったが、こちらはアドベンチャーRPG。
双六のようなマップをカードを使って悟空を移動させ、移動ごとに戦闘とか修行とかのイベントをこなしてレベルを上げていく。
街やダンジョンに入ると一人称視点の画面に切り替わり、選択肢をえらんで進む形式になる。
クリリンが何者かに殺されたところからストーリーが始まり、ピッコロ大魔王を倒して世界を救うのが最終目的。
後続の作品での定番となる「カードによる移動とバトル」はこれが最初。
クリリンがカメハウスで殺され、その犯人であるタンバリンを追うも返り討ちに合う、というOPイベントから始まる。
ドラゴンボールを集めつつキングキャッスルに至るまでにジングル村とかペンギン村とかに立ち寄る。
ピッコロを倒せば全クリとなる。
ドラゴンボールは願いを叶えるためではなく、とある場所へ行くためのキーアイテムという扱いになっている。
常時5枚のカードを持っており、双六のようなマップ上を選んだカードの星の数だけ移動できる。
選んだカードは破り捨てられ、すぐに新しいカードが補填される。
戦闘に備えて星の小さいカードを使うのがセオリー。
移動するたびにランダムで戦闘、修行、回復、仲間補充などのイベントが起こる。
敵の強さは今いるエリアによって決まる。
マップ上ではいつでも占いババの言葉を聞くことができる。
これはコンティニューのためのパスワードである(つまり復活の呪文)。
例によって意味を持たないひらがなの羅列なので、メモの際は誤記せぬよう注意を要する。
戦闘はすべて一対一で、開始時にカードの枚数を指定する(相手が指定することもある)。
それぞれが選んだカードを一枚ずつ晒し、星の数が多いほうが攻撃権を得る。
星の数が互角の場合は両者何もせずにカードは破り捨てられる。
また星は攻撃力を表しており、これが大きほど与ダメージが高い。
漢数字は防御力を表し、これが大きいほど被ダメージは低い。
攻撃の内容は、中央の文字で表される。
文字ごとの強さは拳<蹴<連<必で、悟空のレベルが上がると連より強い棒が使えるようになる。敵は光とか剣とかも使う。
剣はかなり痛い。
最初に指定した枚数を使い切るとその分だけ新たにカードが補充され、再び枚数指定をする。
結局は一枚ずつ晒しあうのだから意味が無いような気がするが、なにか補正でもあるんかね。
カードを晒す際に、仲間の協力を要請できる。
仲間キャラが追加でカードを提示し、その星と漢数字が足し算されるというもの。
仲間は一度使うといなくなる。
相手のHPをゼロにしたら勝ち。
悟空が負けたらゲームオーバー。
勝てば経験値が得られ、一定量たまるとレベルが上がる。
また戦闘終了時にランダムで仙豆がもらえて体力が全快する。
町や村の中での移動は東西南北くらいしかないが、ダンジョン内では迷路のような場所があり、前後左右を連続でえらんで進めるので、道順を忘れないためにはメモ必須。
キーアイテムが見つからないまま寒さや疲労で体力がゴリゴリ削られたり、トラップで即死したり、回復できないまま連戦を強いられたりと、死にどころは多い。
叩いても無効だったからとかめはめ波撃ったら溺れて死んだとか。
ここで使えとばかりに現れた調べる系コマンドを選んだら敵の無限湧きポイントでしたとか。
ババ様の言葉はよく聞いておこう。
死にゲーではあるが前作よりはマシ。
ダンジョンでの罠が最大の敵だが、コンティニューが効くのでいつかはクリアできる。
とはいえパスワードの入力ミスがしばしば発生するのだが。
戦闘は中盤までは苦労が多いが、カリン塔あたりからは悟空の攻撃がかなり強くなるので一戦々々は簡単になってくる。
しかし任意に回復できる手段が存在しないため、運しだいで雑魚に削り殺される可能性が常にあるのでやはり気楽というわけではない。
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最終更新:2024/04/24(水) 12:00
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