ドラゴン 単語

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ドラゴン

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曖昧さ回避 この記事では、神話や伝承に出てくる生物モンスターについて記述しています。
アルファベット表記の項については「Dragon」の記事を参照してください。

神話伝説創作に登場する生物の一種。本記事はこれについて書く。

曖昧さ回避

  1. 北斗の拳の登場人物。
  2. 中国残留孤児2世で構成されたチャイナマフィア。正式には怒羅権という。

概要

ドラゴン(英語dragon)は、世界各地の神話伝説に登場する、恐竜にも似た系統の生物群をす呼称である。

現在では「ドラゴン」「」共に(大爬虫類の形容としても用いられる。

cf. コモドドラゴン英語Komodo dragonコモドオオトカゲの英名)

伝説大衆化が進んだ現在、ドラゴンは様々な形態をとっている。とくに創作いて様々な形で登場するようになったドラゴンは、の数だけ存在するといっても過言ではない。

簡易な分類として、西洋的な特徴を持つドラゴンを「西洋(西洋)」いは新字体の「」で表し、東洋的な特徴を持つドラゴンを「東洋(東洋)」いは旧字体の「」で表すなどとする場合が多い。

ドラゴン好きの為の概要

現実世界に本当に存在するかのようなリアルなドラゴンも居れば、理想化されたドラゴンなど、一口にドラゴンといえどその姿は千差万別である。

ドラゴンが好きな人の事をドララーと呼び、界(ドラゴン好き界)では以下のように区分されて、それぞれに対する萌えを享受する。

外皮 被鱗(鱗ドラゴン), 被毛{ファードラ(ゴン), けもりぅ(けもりゅう, )}, 被膚(ツルツル, ツルプニ)
脚の形状 二脚{人(ドラニュート), 獣人}, 四脚, 脚, 多脚
の位置 二枚{ドラゴン(四脚三対), ワイヴァーン(前肢二対), ワイアーム(前肢一対)}, 多枚
の形状 蝙蝠, , 鰭

その他、鬣(処では頭髪を含むとする)およびの有や位置など。
ちなみにドラゴンメイドという半半人の姿の乙女ギリシアケルト神話に存在する。

ドラゴン

ドラゴンというは究極的には「大蛇ワニ、巨大」を古典ギリシア語ドラコーンδράκων)に由来する。さらにこのは「はっきりと見る」という意味の動詞デルコマイ(δέρκομαι)の不定過去(アオリスト。動作を個別的・総括的に述べる相)動不定形ドラケインδρακεν)に遡るとされ、「ヘビのひと睨み」に徴される爬虫類特有の眼を表すとみられている。

一般にドラゴンは、巨大な蜥蜴ないしに似た西洋の伝説上の生物す。鋭利な牙を有し、その多くはを具えてを自在に飛び、しばしばや口から炎やの息を吐くとされる。知性については単なる野獣に等しい場合もあれば、人を解し魔法を操る者もいるなど、伝説によって様々である。

聖書に登場するエヴァを誘惑したサタン同一視されるなど暴力・悪・悪魔徴とされる一方で、キリスト教化以前のイメージにより・宝物・を守護する者ともされる。

例えば、中世東欧ワラキアヴラド3世(ツェペシュ)の添え名ドラクレアDrăculea, 小)は先代ヴラド2世ドラクル(Dracul, )の息子であることを示すが、の添え名はイスラームオスマン帝国)に対抗すべくキリスト教の王侯貴族で組織された「ドラゴン騎士団」の一員であったことにちなむ。つまりこの場合のドラゴンは「キリスト教世界の守護者」という意味合いであり、同時に勇猛さをも示す大変栄誉ある名であった。[1]

cf. ウェールズ国旗

竜(龍)

この訳として「)」が充てられているが、これがす元々の生物は東洋の伝説に登場する。首から腕の付け根と腕の付け根からから尾までの長さが等しく、鹿大蛇の体・の鱗・鷹の爪など「三停九似」の特徴を持ち、古くから中国文化圏で霊視される鱗の長であり、風雲るとされる。皇帝の権威の徴であるため、中国の属である王が使う場合は皇帝を憚って若干形を変えたりした。

cf. ブータン国旗

なお「」は新しい字体だと思われがちだが、実際には旧字体の「」よりも古い字体の一つであり、漢字の標準字体の典拠である『康煕字典』には「《集韻》古作」(、古くはと作す)と明記されている。ちなみに同書には「《類篇》起也」ともあり、つまりの冠部が示すように「立つ」という意味もかつては有った。)やを「たつ」とも訓むのはこの為である。

現在日本では「」は常用漢字、「」は人名用漢字定されている。また、中国語普通話)では「」の書体由来の「龙」が用いられている。「竜(漢字項目)」も参照。

関連動画

他にも多数のドラゴン関連動画アップロードされている。

ゲーム

関連静画


関連項目

関連作品

ドラゴンの種類・種族

脚注

  1. *しかしヴラド3世の時代に騎士団の盟ハンガリーとの関係が悪化し、の苛な内外政策を誇したネガティブキャンペーンが大々的に行われた。それが後世のの評価にも繋がり、更に近世以降のルーマニア語ドラクル(定形。不定形はドラック drac)は専ら「悪魔」という意味のためにドラクレアは「悪魔(の息子)」等と解釈され、ついにブラム・ストーカー小説によって「吸血鬼ドラキュラDracula)」として世界的に広まるに至った。
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最終更新:2024/04/19(金) 12:00

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