ドラサイト(Dorasaito)とは、マンガアニメ・特撮・洋楽など幅広いジャンルのMADFlashなどを作って、公開していたWebサイトである。
ドラサイトはFlash黄金時代を代表するFlashサイトのひとつで、まだFlashが一般的でない時代に、Flashを動画コンテンツとして発表した先駆的なサイトでもある。
作品のジャンルは、マンガやアニメ(ドラえもん等)、特撮(スピルバン、ギャバン等)、他Flashを元ネタとしたもの(同時期に有名だったHattenやWasabi等)、洋楽のPVと、多種にわたる。
サイト管理・Flashの制作はDora、Chickenbush、ハニリイトによる創作集団「ドラワサビ」。
ドラサイト作品の作風は、後に発表された数多くのFlash作品達に、大きな影響を与えた。
例えば、作品内に2chAAを登場させる、(切り抜き等していない)未加工の画像を多用する、テキストトゥスピーチによる音声を使用する等。
ある時期、作者の元に小学館を名乗る者から、「ドラえもんを素材として使用しないでほしい」という警告メールが届いた。これを機に、著作権的に危ないドラえもんを素材として使う事を止める。
その後、ドラサイトがスペースとして使用していたgeocitiesから、サイトを削除されてしまう。
geocitiesに「空爆」されたドラサイトは、サイト名を「オラサイト」に変更する。
しかし、再びサイトは削除され、オラサイトはサイト名を「ラサイト」に変え、管理がドラワサビからDora個人になる。このときDoraは6419に改名する(ラサイトのgeocitiesの番地が6419であったため)。
この一連の騒動は、Flashと著作権の関係を議論する際に、しばしば例として挙げられた。
ちなみに件のメールは、小学館を装った偽メールであることが作者の手によってひっそり隠しページで明らかになった。
作者は「良い機会だ」と考えてサイトで公開していたFLASHの公開停止を決めたという。
サイトはとうの昔に削除されたが、作品自体はフラッシュ集サイトに現在でも残っているものがあり閲覧することは可能である。
また、ニコニコ動画にもほとんどの作品がアップされており、ニコ動発のMAD作品やリメイク版も登場している。
オラえもんはサイト空爆後に登場したオリジナルキャラクターで、ドラえもんに関する著作権の問題をクリアするために考案された。後期のFlash作品にも、多く登場している。
見た目はドラえもんと似て非なるデザインで、「オラえもんですが、何か?」が口癖。ラサイトのマスコットキャラクターとして、掲示板の住人達から愛された。
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最終更新:2025/01/17(金) 03:00
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