ドラ 単語

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ドラ

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ドラとは、以下の事柄をす言葉である。

  1. 麻雀における懸賞
  2. ドラえもん』の略称
    しずかちゃんのび太のママドラえもんのことを『ドラちゃん』と呼ぶ他、ドラえもん関連の用接頭語としても用いられる。
  3. ドラゴン』の略称、および『ドラゴン~』の略称(例:ドラクエとらドラ!)。
  4. 3.の意味が由来とされるMHFに登場するモンスターの一種である『ドラギュロス』の略称
  5. ドラマ』に関する複合略称。例:ドラ・連ドラ
  6. 鑼。中国楽器のひとつ。軍などにも使われ、ニコニコ動画では三国志関連の動画でよく見られる。
  7. ドラフト会議』の略称で、単体では使われず後ろに数字を入れて名された順位をす。1巡名された選手なら『ドラ1』、2巡なら『ドラ2』・・・となる。
  8. ニコニコ動画生放送における実況プレイヤー生放送主などの個人名。

ここでは上記1.について記す。

概要

ドラとは、麻雀において1局ごとに設定される特別な。和了した際にこのが手に一枚あるごとに1翻が上乗せされる。ただし、ドラは和了した際のボーナス扱いであり、ドラだけで役なしの場合は和了することはできない。
また、二翻縛りがある場合はドラを加えないと2翻以上にならない手(例:平和・ドラ2)で和了することもできない。

また、「ドラ」のは「ドラゴン」の略称アメリカ麻雀では三元の事を「ドラゴンタイル」と呼ぶことに由来。

ドラの種類

ドラ
通常のドラは王牌の上段左から3番をめくって表示されたによって決定される。このときめくられのことを「ドラ表示」と呼ぶ。
ドラ表示が数であればドラは次の数字になり(ただし9の次は1)、字の場合は東→南→西→北(→東)、あるいは→中(→)というルールに従って決定される。ただし、三人麻雀では子は1と9しかないため、表示が一ならドラは九となる。
裏ドラ
リーチをかけた上で和了した場合、新しいドラが発生することになる。これを裏ドラという。
リーチをかけた上で和了したものが出た場合、ドラ表示の下段にあるをめくる。
基本的には表ドラと同じ方法で裏ドラを決定するが、裏ドラのみ現物をドラとするローカルルールもある。
カンドラ
かがカン(同じを4枚集めてそれを他のプレイヤーす)をした場合、新しいドラが発生する。これをカンドラという。
王牌のうち、ドラ表示の右隣(王牌の席のプレイヤーから見て)のめくり、通常のドラと同じ流れでカンドラを決定する。複数回のカンが発生した場合はそのたびに新しいカンドラが発生する(ただし麻雀のルール上、カンは4回までであり、表のドラ表示は最大で5枚になる)。
また、新しく発生したカンドラ全てに対して、通常のドラと同様に裏ドラが発生し、これを「カン裏」と呼ぶ。
ドラ
のうち、五・五筒・五索が4枚中1枚だけく塗られていることがあり(「」という)、ドラ表示に関わらずドラ扱いすることがある。
このように、ドラが3枚あるルール赤さん…もといルール」または単に「3」と呼ばれ、天鳳雀龍門東方幻想麻雀雀魂-じゃんたま-などのオンライン麻雀で採用されている。まれに、五筒または五索が2枚入っていることもあり(4)、麻雀格闘倶楽部では五筒が2枚あるルールである。
また、5以外の別のドラとすることもある。
余談だが、ドラの起は諸説あり、任天堂昭和39年1964年)の東京オリンピック開催をきっかけに、五輪に通じる五筒の一色にして特別の役牌にしようとして五筒を製造した説、任天堂ではなくミズノ丸一が製造した説、昭和45年1970年)の大阪万博開催をきっかけにシンボルマークの五つのびらをモチーフにした説、嶺上開花から考えられた五筒がありそれが日本に入ってきたという中国説などがある。
を山からツモり、それをすことによりドラとして扱う場合がある。
抜きドラ
三人麻雀限定のルール
三人麻雀では北が居ないため、北は常に客オタであり、役牌になることがい。そのため、北をツモった場合、手から抜いて副露する(抜く)事により、ドラを1つ加算したものとして扱うというルール
抜いた場合、カンした場合の嶺上ツモと同様に王牌から1枚ツモってきて手を補充する。
このルールについては非常に多岐に渡っており、
 ・ 一・九も抜きドラとして扱う
 ・ 上記に五も加えてゲームを行い、北・一・五・九を抜きドラとして扱う
 ・ 抜きドラ扱いのは抜かずに手にある状態でもドラとして扱う
 ・ 抜きドラ扱いのは手役を構成する一部としては使えない
 ・ 抜きドラ扱いのを抜かなかった場合、手役の一部としては使えるが、河に捨てる事は出来ない
等の様々なルールの違いが存在する。 
なお、三人麻雀において抜きドラを扱っているオンライン麻雀としては「天鳳」「雀龍門」「雀魂-じゃんたま-」があるが、ともに北のみが抜きドラであり、抜かずに手役の一部として使う事も河に捨てる事も自由と言うルール
ガリ
三人麻雀で、ドラ表示のときのドラ(六)を、1枚でドラ2とするルール

通常の表ドラだけはほぼ全てのルールで正式に採用されているルールであるが、それ以外は採用されていないルールが存在し得る。

競技用麻雀ルールでは、裏ドラとカン裏は採用されておらず、さらにごく一部ではこれに加えて「カンドラもし(カンしても新ドラをめくらない)」としている場合もある。
と言っても裏ドラ・カンドラ・カン裏は競技用麻雀ルールでもない限りほぼ全てのオンライン麻雀雀荘で採用されており、いほうがしいルールだが、それ以外(上記で言うとドラから下)はまだまだローカルルールの範疇。

ドラは最近は割と普及してきた感があるが、オンライン麻雀で採用しているところでもドラの有りしを選択出来るようになっているところもあるため、標準ルールになるまでにはなっていない。

ドラに関するあれこれ

麻雀というゲームにおいて、最も簡単に翻数を増やすことができる手段であるため、様々な駆け引きの対となる。
基本的にはもがドラを集めるし、そう簡単に捨てることはない。逆転するのに翻数が足りない場合でも裏ドラが乗ることを期待してリーチをかける場合もあるし、ドラを鳴いてすことによって自分が大物手を用意しているということを警させる効果もある。

ドラが普及する前の、ドラがい事が当たり前の時代のルールでは、速さだけを重視して「ノミ手」でアガっても1000点や2000点にしかならない事が多く、よほど連荘しない限り有効なリードになる事はかった。
そのためある程度じっくりと手を作り、タンヤオ平和三色同順など2~3つ以上の役を複合させて5000~満貫くらいの手を狙うのがセオリーとされていた。「平和三色同順を上手く使いこなせるかが初心者脱却の分かれ」などと言われたのもそれによる。

しかしドラ入りのルールが普及してくると、適当に作ったノミ手でもドラが絡んで1~2伸びる事があり、じっくりと手作りして満貫を1回アガるよりも、ノミ手でさっさと2回上がる方が得点が大きい事が多くなってきた。
平和は理解してさえいれば容易に作れる役であり、かつダマテンで待てるため、ドラ入りルールでも有効な役なのは変わっていないが、一気通貫三色同順などはどちらかと言うと「出来ればラッキーで、わざわざ狙うほどではない」と考える人が多くなっている。

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