ドルマゲスとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。声優は子安武人。
DQ6のムドーと同じように、序盤から登場する因縁の敵。笑い声が特徴(FF6のケフカのようにボイスあり)の道化師で、「悲しいなあ」が口癖。ドラクエでは初めて専用ボイスが使われたキャラクターでもある。
人々から馬鹿にされて見返しのためにトロデーン城に入り、「神鳥の杖」を盗むが、杖に封じ込まれていた暗黒神ラプソーンに操られ、トロデーン城に呪いをかける。その後、自身の師匠であるマスター・ライラス、ゼシカの兄サーベルト、オディロ、ギャリングを殺害後、絶大な魔力を得て肉体が耐えられなくなり、治療のために闇の遺跡にこもっていた。
ニンテンドー3DS版では呪われしゼシカと戦ってゼシカを再び仲間にした後にトラペッタのルイネロの元にいくと過去を見ることができる。
かつて七賢者の子孫の一人、マスター・ライラスに仕えて魔法を学ぼうとしたが、ライラスは魔法の研究ばかりで、ドルマゲスは雑用ばかりさせられていた。ある日無断で文書を読んでいたところ、トロデーン城に杖があったことを知ることになるが、それをライラスに見られ、「犬でも飼っていた方がマシだ」と怒られたことにより、トロデーン城に直行してトロデ王に芸を見せて気に入られた後、杖を盗む凶行に及んだ。ところがライラスはドルマゲスでも魔法を使えるようにするための薬を開発していた。彼なりにドルマゲスを気にかけていたのだが、時すでに遅し。杖の力で豹変したドルマゲスはライラスを殺害し、彼の家を炎上させる。「悲しいなあ」とつぶやきながら町を後にした。
過去を見たトロデ王からは「ライアスは不器用な男だった。気持ちがドルマゲスに少しでも届いていれば」と嘆かれた。
戦闘では第1戦で3体に分裂する。戦闘が終わった後は杖の力を利用し、主人公らを茨に閉じ込めようとしたが、呪いに耐性がある主人公により無効化。その後翼を生やしたフリーザのような魔人と化して第2形態との戦闘になる。最期は石化して果てた。
マヒャドやベギラゴン、はげしい炎といった強力な全体攻撃が多いので、今まで全滅しなかった数多くのプレイヤーがここで初めて全滅したということはよくある話。ククールのベホマラーがあれば戦闘がだいぶ楽になる。このことからドルマゲスは中盤の大きな壁と称されることがよくある。次に戦うことになるボス「呪われしゼシカ」はドルマゲスが強すぎてあまり苦戦しないプレイヤーが多いようだ。
ニンテンドー3DS版で追加された追憶の回廊では、追憶のドルマゲスという強化版が登場。
モンスターズシリーズではDQMJ、DQMJ2、DQMJ2P、DQMJ3P、テリワン3Dに第2形態で登場。
バトルロードでは「魔性の道化師」という肩書きで登場している。
ドラゴンクエストライバルズ エースでは魔剣士専用のレジェンドレアとして登場。1/1の分身を2体出すという効果になっている。第7弾では第2形態のものが登場。両プレイヤーの手札の特技カードのコストを5下げるという効果を持つ。
ソロアドベンチャーではステージ10にボスとして登場する。
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最終更新:2024/12/12(木) 14:00
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