ドロシー・カタロニアとは、「新機動戦記ガンダムW」の登場人物である。
ロームフェラ財団代表であるデルマイユ公爵の孫娘。長い金髪とごつい眉毛が特徴的。作品のヒロインであるリリーナ・ドーリアンと同等かそれ以上のエキセントリックなお嬢様。
OZの総帥であるトレーズ・クシュリナーダの姪にあたり、幼少の頃はトレーズやミリアルド・ピースクラフトによく遊んでもらったらしい。特にトレーズのことをかなり慕っている。
リリーナに負けず劣らず、恐ろしいまでの行動力の持ち主であり、身分の高いお嬢様にも関わらず金色のリムジンを自ら運転している。
初登場は29話と遅めだが、視聴者に強いインパクトを与えたキャラクターである。サンクキングダムの学校へと編入しリリーナと学友になるが、思想の違いからたびたび彼女の言葉に異を唱えていた。だが、本人はあくまでリリーナのことを「時代のヒロイン」と呼び、リリーナの大ファンであることを自称するというかなり歪んだ感情の持ち主である。しかも裏ではサンクキングダム崩壊の手引きもおこなっている。
ヒイロ・ユイやカトル・ラバーバ・ウィナーといったガンダムのパイロットとフェンシングの勝負で互角に渡り合うなど身体能力が何気に高い。それどころか、ヒイロたちが初手では扱いきれなかったゼロシステムを一発で使いこなしている。
サンクキングダム崩壊後はリリーナを財団へと案内し、その後はミリアルド率いるホワイトファングに加入し、参謀としてミリアルドを手助けする。戦火の中心にあえて身を置き、戦争好きのクレイジーなお嬢様かと思われたが、彼女は戦争で両親を失っており、本音では誰よりも戦争への憎しみと悲しみに溢れていた。戦場で各勢力を渡り歩いていたのも戦争を求める当事者たちを理解しようとしたからであり、二度と戦争をしたくないと人々に思わせるほど悲惨な戦争を見せることが彼女の破天荒な行動の目的だった。
最終決戦ではリーブラ内でゼロシステムを装着した状態の生身でカトルと対決し、重傷を負わすが、彼女の悲しみと本来の優しさをカトルに見抜かれる。敬愛するトレーズの死を知ったこともあって一時は生きる気力を失うが、カトルとトロワ・バートンの説得によって気力を取り戻す。
Endless Waltzでは劇場版のみ登場。マリーメイア軍に抵抗しない市民に喝を入れ、彼らが平和を求めて立ち上がるきっかけを作っている。
なお、リムジン、シャトル、トレーラーと彼女が所有する乗り物は金ピカばかりである。どうやらかなりの派手好きらしい。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/09(火) 20:00
最終更新:2025/12/09(火) 19:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。