ドロステ効果 単語

11件

ドロステコウカ

1.0千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ドロステ効果とは、視覚効果の一種である。

概要 

本当の概要

ドロステ効果とは、「ある画像の中に更に小さい同じ画像があり、その中に更に同じ画像があり…、という繰り返しによる視覚効果」のことである。

…とは言葉で説明してもわかりづらいと思うので、この記事の「概要」や関連動画、関連静画を見て感覚的に理解してほしい。

このような効果は、例えば2枚のを互いに向かい合わせたときに起こる。いわゆる「合わせ」である。一方のに映った色が反射してた方に映り、更に…と繰り返していく。カメラ映像が映っているモニターカメラで映した時にも同様にドロステ効果が起きる。カメラで映されたモニターの中にモニターが映っていて、更に…と続いていく。

この効果の名称の由来はオランダココアドロステ」である(関連商品参照)。このココアパッケージドロステをお盆に載せた女性が映っており、その中に更に…と続いていくためこの名称がつけられた。

このパッケージは1904年にJan Missetによってデザインされ[1]、それ以来使われ続けている。用の考案者はオランダジャーナリストニコシーメイカーである[2]

現在のこの「ドロステ」のパッケージには「ドロステ効果」についても記載してあるという。なおその説明によれば、このパッケージ絵の「ココアお盆に乗せて供する女性」はスイスの画ジャン=エティンヌリオタール」(Jean Etienne Liotard)の代表作「チョコレートを運ぶ」(La serveuse de chocolat)から着想を得たものであるらしい。

1950年代にはトリックアートで有名なオランダ人画エッシャーも、この効果を用いた作品を発表している[3]

放送・映像業界では、永遠に画が映し出される様子を喩して「画が回る」という表現をし、ハウリングでいう「音が回る」と並んで業界用として使用される。なお、現場で画を回すと怒られるので、注意すること。

関連動画

関連静画

関連商品

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *ドロステ効果 | HiSoUR 芸術 文化 美術 歴史exit
  2. *ドロステ効果 | HiSoUR 芸術 文化 美術 歴史exit
  3. *50 Stunning Examples of the Droste Effectexit
この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/17(水) 03:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/17(水) 03:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP