ドール(Dholes)とは、クトゥルフ神話における独立種族の名前である。
ドール(Dholes)はクトゥルフ神話に出てくる巨大なイモムシであり、同じ神話作品内のドール(Dools)とは異なる。
ドール族は粘液でぬめぬめした肌をした青白い巨大な生物であり、惑星ヤディス(Yaddith)に棲息している。今は魔道士の力によって地底に追いやられているが、いつかその星を滅ぼすことになる存在である。
その物語は『銀の鍵の門を越えて/Through the Gates of the Silver Key』(H・P・ラヴクラフト著)によって記されている。
シュブ=ニグラス(Shub-Niggurath)を崇拝していることから、ヤディスにシュブ=ニグラスがいるという説も存在している。
ヤディスだけではなく、ドリームランド(Dreamlands)のナスの谷(Vale of Pnath)にも生息している。
ナスの谷に暮らしているのはドール族やグール(Ghouls)であり、ングラネク山(Ngranek)で夜鬼(Night Gaunts)に捕まるとナスの谷に連れていかれ、たいていの者はドール族に遭遇し惨殺されてしまう。
文献によってはその生物は不可視の存在であったり、旧神の印によって制御することが可能とされ、
『ドール讃歌』という本があるがそれとの関係性は不明である。
『丘の夜鷹/The Whippoorwills in the Hills』『谷間の家/The House in the Valley』、
『アンドルー・フェランの手記/The Manuscript of Andrew Phelan』、
『エイベル・キーンの書置/The Deposition of Abel Keane』(オーガスト・ダーレス著)、
『暗黒の儀式/The Lurker at the Threshold』(ラヴクラフト&ダーレス著)、
『炎の侍祭/The Acolyte of the Flame』(リン・カーター著)などがある。
『未知なるカダスを夢に求めて/The Dream-Quest of Unknown Kadath』(H・P・ラヴクラフト著)も参照していただきたい。
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最終更新:2025/03/30(日) 05:00
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