ドール(dholes) 単語

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ドール

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ドール(Dholes)とは、クトゥルフ神話における独立種族名前である。

概要

ドール(Dholes)はクトゥルフ神話に出てくる巨大なイモムシであり、同じ神話作品内のドール(Dools)とは異なる。

この場ではドール族(Dholes)について記述する。


ドール族は液でぬめぬめした肌をしたい巨大な生物であり、惑星ヤディス(Yaddith)に棲息している。今は魔道士の力によって地底に追いやられているが、いつかそのを滅ぼすことになる存在である。

その物語は『銀の鍵の門を越えてThrough the Gates of the Silver Key』(H・P・ラヴクラフト著)によって記されている。

シュブ=ニグラス(Shub-Niggurath)を崇拝していることから、ヤディスにシュブ=ニグラスがいるという説も存在している。


ヤディスだけではなく、ドリームランド(Dreamlands)のナス(Vale of Pnath)にも生息している。

ナスに暮らしているのはドール族やグール(Ghouls)であり、ングラネク山(Ngranek)で夜鬼(Night Gaunts)に捕まるとナスに連れていかれ、たいていの者はドール族に遭遇し惨殺されてしまう。


文献によってはその生物は不可視の存在であったり、旧神の印によって制御することが可とされ、

ドール讃歌』という本があるがそれとの関係性は不明である。


様々な文献にその名前はあるが、名前だけの記述のものが多い。

『丘の/The Whippoorwills in the Hills』『谷間The House in the Valley』、

アンドルー・フェランの手記/The Manuscript of Andrew Phelan』、

エイベル・キーンの書置/The Deposition of Abel Keane』(オーガスト・ダーレス著)、

暗黒の儀式/The Lurker at the Threshold』(ラヴクラフトダーレス著)、

『炎の祭/The Acolyte of the Flame』(リンカーター著)などがある。

『未知なるカダスをめて/The Dream-Quest of Unknown Kadath』(H・P・ラヴクラフト著)も参照していただきたい。

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