ナイスネイチャ単語

ナイスネイチャ

4.5千文字の記事
掲示板をみる(366)
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
  • ほめる(28)
  •  
  •  
  •  
  •  
  • その他

とは、必ずしもGⅠホースとは限らない。

健気に走り続けるその姿が、絶大なる支持を集め、され続けたとすれば、

それは既に名の領域。

ナイスネイチャは、正にそんな一頭だった。

「20世紀の名」冒頭のナレーションより

ナイスネイチャとは、1988年まれの日本の元競走馬である。 

有馬記念(G1)を3年連続3着(1991年1993年)した事で有名なブロンズコレクターである。

曖昧さ回避 この記事では実在競走馬について記述しています。
このを元にした『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するウマ娘については
ナイスネイチャ(ウマ娘)」を参照して下さい。

概要

1990年に3歳でデビューし、2戦新馬戦で初勝利。年明けの自己条件戦を経て、若駒ステークストウカイテイオーの3着になった。その後脚部不安で休養に入り、7月に復帰すると不知火特別から京都新聞杯まで4連勝で重賞ウィナーの仲間入りを果たす。菊花賞ではレオダーバンの4着と振るわなかったが、小倉記念で古相手に勝利鳴尾記念でも勝利を収め、1回有馬記念で3着に入る。

しかしその後は好走するも勝ちきれないレースが続き、出走するレースほとんどで2着、3着、4着と惜敗、その間の有馬記念を3年連続で3着となり、ここから「ブロンズコレクター」「善戦マン」と呼ばれるようになった。

上記のことを受け、「大偉業」ならぬ「大異業」と別称される。
しかも3回の3着は10番人気という人気薄からビワハヤヒデとテイオーには離されたがマチカネタンホイザには抜かれず3着にったといった内容で、むしろ健闘した結果である。
ちなみに4回ナリタブライアンの5着で、3着はライスシャワーだった。

他にも毎日王冠2年連続3着だったり、マイルCS阪神大賞典でも3着獲得してたりする。

そんなナイスネイチャが久々勝利を挙げたのは7歳時の高松宮杯(当時GII、今のGI高松宮記念。なお当時は1200mではなく2000m走で、現在金鯱賞に相当する条件のレース)だった。

この高松宮杯、前年ダービー勝ったウイニングチケットや、その年のジャパンカップを制するマーベラスクラウン、なんか似た雰囲気を感じるアイルトンシンボリが混ざっていた中の勝利である。
実に2年7ヶ振りの勝利だったが、その後はまた不調になり、9歳まで現役を続けたが、6年連続有馬記念出走を前に引退種牡馬引退し、現在は故郷の渡辺牧場で余生を送っている。2021年現在、33歳(サラブレッド最長寿記録シャルロットの40歳を人間限界寿命である120歳とみなして逆算すると、人間年齢でおよそ100歳に達する年齢)という高齢にしてまだ存命である。

ウラカワミユキ2017年に亡くなったが、サラブレッド最長寿記録36歳0ヶ1日(誕生日没)を保持している。
ナイスネイチャが日本におけるサラブレッド最長寿記録3位以内に入るには最低でも35歳と3ヶ11日まで生きなければいけないが、果たして…(ちなみに1位シャルロット競走馬アローマキヨ)の40歳2ヶ20日。2位大福競走馬名ミナガワボルード)の35歳3ヶ22日、3位がシンザンの上記の数字、となっている)。

2021年1月30日にマイネダビテが死亡したことで、この時点での存命中重賞勝ちとしては最年長となった。また同年8月19日ラビットボール死亡したことで、この時点で存命中の最年長重賞勝ちとなった。

余談だが有馬記念5年連続出走は当時の最多記録タイである(他はスピードシンボリメジロファントム)。現在記録コスモバルクの6年連続出走である。
また重賞連続出走記録34回、GI出走16回と言った当時の最多記録も保持している。

ちきれないレースが多かったが、GI戦線で長らく活躍し、ほとんどのレース掲示板入りしている事からレース自体は安定した走りを見せていた。そのためGI未勝利ながら累計獲得賞は6億円をえている。91年クラシック世代に限って言えばあのトウカイテイオーに次いで2位なのだ。事是名である。
20世紀の名馬100」でも71位ランクインされており、競馬ファンからもされていたであった。その人気と3着に縁のあることを評価されてか、99年に発売されたワイド馬券キャンペーンキャラクターにも選ばれた(ワイドは3着でも当たる可性がある複勝に次ぐ馬券である)。

ちなみにツインターボが91位に、ステイゴールドが34位にランクインされているが、ステイゴールド企画実施後に海外のGI香港ヴァーズ勝利している為、生涯GI勝利いのはナイスネイチャとツインターボのみである[1]

よしだみほの漫画馬なり1ハロン劇場」ではステイゴールドブロンズコレクターが集まる「ブロコレ楽部」の実質リーダー格でもあり、もちろんナイスネイチャもブロコレ楽部の堂々の発起人にして初期会員である。

ナイスネイチャとある厩務員の絆

ナイスネイチャをるにあたり欠かせないキーワードとして、有馬記念で3年連続3着に入った「大異業」や「ブロンズコレクター」、「善戦マン」などがあるが、その中の一つにある厩務員とのがある。

実は、ナイスネイチャは若駒の頃はが強い松永厩舎のスタッフが手を焼く存在であった。
そんななか、松永厩舎の厩務員だった馬場氏はナイスネイチャを叱ることなく接し続けた結果、やがて馬場氏に対しては引き綱なしで付いていくような大人しいになったという。(逆に馬場氏がいないとゲートに近づこうとしなかったり、調教中に動かなくなることすらしばしばあったという)
ナイスネイチャと馬場氏の強いについて、「それほどまでの信頼感が人との間にあるケースは実にしい」と松永厩舎の同僚の稲垣調教助手がるほどであった。

また、ナイスネイチャには多くの千羽鶴ファンレターが送られたり、多くのファンがナイスネイチャの元を訪れていた。
馬場氏はそういったファンとの交流を欠かさず、おくられてきた千羽鶴を厩舎に飾ったり、競馬のあとにはファンメンコやゼッケンを気軽にファンに配布するなどしていた。
先述の稲垣氏によると、ナイスネイチャに会いに来るために東に訪れていたファンの大多数は馬場氏のファンでもあったともっており、ある意味ナイスネイチャの人気を作ったのは馬場氏が担当だったからと言っても過言ではないだろう。

ちなみに、6年連続の有馬記念出走を断念するきっかけとなった怪を見つけたのは馬場氏であった。
ケガ自体は有馬記念に出走しても問題がないものであったが、ナイスネイチャの事を思った馬場氏が松永調教師に「もしものことがあったらいけない」とながらに出走を回避するように説得。
松永調教師はナイスネイチャの有馬記念の連続出走という記録に誇りを持っていたが、馬場氏の説得に「お前がそこまで言うなら仕方ないな」と回避を決断したという。

その後、馬場氏はナイスネイチャの子供を所有することを見ていたが、不運にも交通事故に遭い41歳の若さで急逝。
その交通事故はナイスネイチャが縁で知り合い、結婚することとなったカップル結婚式の帰路であったという。

引退馬協会の顔役

引退後も人との出会いに恵まれ事に暮らしているナイスネイチャであるが、引退後に重賞どころかG1を制覇するほどのであっても、行方知らずとなってしまうケースは少なくない(ナイスネイチャの同期である菊花賞レオダーバンなどが例。この辺りの話は浦河渡辺牧場の記事も併せて読んでもらいたい)。

そうして悲劇を減らすために2011年に立ち上げられたNPO法人引退馬協会exit」は引退馬が健やかな余生を送れるように資援助などを行っている団体であるが、現在ナイスネイチャはこの団体にフォスターホースとして籍を置いている。

タイキシャトルメイショウドトウなどのG1ホースも所属している中でネイチャの支援会員は最多を数えており、未だにそうした人気がある事を考慮して毎年誕生日である4月16日から5月15日の間には「ナイスネイチャ・バースデードネーション」と銘打って寄付が呼びかけられていて、毎年多額の寄付が寄せられていた。2021年バースデードネーションでは最終的に標の300万円を越える3333万(+250万)円叩き出した。
続く2022年バースデードネーションでは当初標850万円々と到達し、追加分510万円も数時間で到達と前回を上回り、開始3日3333万円を到達した。やはり「3」への縁深さは健在!
そして 開始4日には前年の寄付(3500万円)を突破。
5月2日には標額の333%(4500万円)に到達。
5月13日には、5000万円に到達し、その次の日に寄付京都新聞杯(賞5100万)をえた。

競走馬としてはブロンズコレクターであったナイスネイチャだが、競走馬生としてはまさにゴールドコレクターであろう。(ちなみにナイスネイチャの産駒にゴールドコレクターというもいるが、残念ながら2戦未勝利引退している)

血統表

*ナイスダンサー
1969 鹿毛
Northern Dancer
1961 鹿毛
Nearctic Nearco
Lady Angela
Natalma Native Dancer
Almahmoud
Nice Princess
1964 栗毛
Le Beau Prince Fontenay
Quillerie
Happy Night Alizier
Happy Grace
ウラカワミユキ
1981 鹿毛
FNo.20-c
*ハビトニー
1974 鹿毛
Habitat Sir Gaylord
Little Hut
Courteous Lady Gallant Man
Fleurlea
ケンルミドリ
1971 鹿毛
ケンマルチカラ *ヒンドスタン
ミカヅキ
ケンミドリ *ガーサント
*ヴェルヴェット

5代クロス アウトブリード

関連動画

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

脚注

  1. *グレード制がない時代の八大競走をGI格とすればマルゼンスキーも相当する
この記事を編集する

掲示板

  • 364ななしのよっしん

    2022/05/19(木) 00:15:45 ID: yRdY3sZsOW

    >>357
    来年は高松宮杯やな!

  • 365ななしのよっしん

    2022/05/19(木) 17:22:59 ID: RmMrcFvj6C

    額はともかく、人数も昨年をえたか

  • 366ななしのよっしん

    2022/05/19(木) 18:20:33 ID: PTG5zm7uEv

    去年は気づいたら終わってたから今年は参加できて良かった。
    3000円なら飯代を150円減らすだけでいいから負担もあんまいし。

おすすめトレンド

急上昇ワード改

最終更新:2022/05/20(金) 23:00

ほめられた記事

最終更新:2022/05/20(金) 23:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP