ナイトメアアナボリズムとは (ナイトメアアナボリズムとは) [単語記事]

正義って何だ。

ナイトメアアナボリズムとは、ハタラキ有氏が制作している自主制作アニメである。

ｶﾞｲﾖｳ

もし、現代の（やや落ちこぼれた）
ワルガキ達に
「悪夢」と呼ばれる
特殊能力が付き、
世界（と言うより自分）を
守るために
学校を潰して回らないと
いけなくなったら…
という前代未聞のテーマで送る
webアニメーションです。

少年時代のハタラキ有氏が描いていた漫画「いかせのごれ」を原作として、Flash アニメにリメイクしたもの。
いかせのごれの最終章に相当する物語のため、本編中では語られていない過去の設定が膨大にある。
第1部が1話～33話、第2部が34話～35話までUPされている。

公式：ハタラキ有

ﾄｳｼﾞｮｳｼﾞﾝﾌﾞﾂ

いかせのごれ高校
オツユウ学園いかせのごれ高等学校。系列にヤマト幼稚園、クダラ小学校がある。
- ケイイチ
   この物語の主人公。赤いキャップと糸目、「こっち」という一人称が特徴。
  「いかせのごれ」を守る為に長年戦い続けてきた救世主。
  戦いに明け暮れた生活だったため勉学がおろそかになり、落ちこぼれ学校であるいかせのごれ高校に入学することになった。
  「正義」「悪」といった単語に敏感であり、周囲の身を案じる言動が多いが、基本的に中二病の妄想だと思われてしまっている。
  能力は「龍義真精」
  戦う相手に合わせ、対象よりほんの少しだけ強くなるという能力。
  どんなものも切り裂く剣「幻龍剣」、飛び道具を跳ね返す盾「龍義鏡」、強力な能力砲「龍精落」がある。
  「二度と・・・　姿を成すんじゃない！」
- マサカズ
   ケイイチのクラスメート。広島弁と三白眼が特徴。
  他人に従うことを嫌い、先生をからかって遊ぶほどだが、最低限のモラルは守るため不良というよりワルガキである。
  負けん気が強く、ささいなことではビビったり逃げたりしない。
  「わしは班長じゃ！　リーダーって呼べや！」
  入学してすぐの林間学校でホウオウグループの生物兵器「チータ」に襲われ、殺される。その「死」を取り込んでナイトメアアナボライザーに覚醒した。
  能力は「ナイトメアアナボリズム（風の悪夢）」
  風の刃を放ったり、竜巻のような広範囲攻撃を行うことができる。
- シゲナガ
  ケイイチのクラスメート。将来の夢は警察官。
  常識的な発想の持ち主であり、目に見えるもの以外信じず自分の利益になるものしか関心がない。
  中学時代はエリートを気取っていたが、落ちこぼれ学校に入ったことで吹っ切れ、青春を満喫している。
  ミキという彼女がいたが、廃ビルの崩壊事故で亡くしている。
  「あんな奴が正義の味方とか言ってよぉ、　おとぎ話じゃねーんだから」
  廃ビルの崩壊は事故ではなく、ミキに突き落とされ死亡したシゲナガのナイトメアアナボリズムによるものである。
  能力は「ナイトメアアナボリズム（重力の悪夢）」
  対象に重力をかけ圧縮したり、反重力をかけ物を遠ざけたりできる。
- ナオヤ
  ケイイチのクラスメート。口数少な目ながら結構な毒舌家。
  頭の回転はいいが、なまじ勉強ができるためか授業中机に油性マジックで落書きをする悪癖がある。
  自宅に大きな雷が直撃し、親を亡くしている。そのためか喜怒哀楽を表に出さず、誰かに心配されたり同情されたりする事を極端に嫌う。
  「お前からの電話は二度と取らねぇ・・・」
  雷はホウオウグループの気象兵器「テンペスト」によるもの。ナオヤも死亡していたが、ナイトメアアナボライザーとなり蘇った。
  能力は「ナイトメアアナボリズム（雷の悪夢）」
  指定した座標に落雷を放ったり、自身を雷に転化させ瞬間移動を行うことができる。
- コウスケ
  ケイイチのクラスメート。くせ毛のため「モコ」というあだ名を持つ。
  物事に首をつっこみ自分の知恵で解決することでチヤホヤされるのが好き。口が達者で周囲を盛り上げる事が得意。
  拾った仔猫に「ユカ」と名付けかわいがっていたが、預けていた廃ビルの火事により死なせてしまっている。
  「今の俺・・・　何でも信じられそうな気分なんだ・・・」
  廃ビルの火事はコヨリの手によるもの。ユカを助けるため燃える廃ビルに飛び込み死亡、ナイトメアアナボライザーとなり蘇った。
  能力は「ナイトメアアナボリズム（炎の悪夢）」
  炎を纏うことができる。やけに高い身体能力もナイトメアアナボリズムによるもの。
- タカユキ
   ケイイチのクラスメート。一度ダブっているためケイイチ達より1つ年上。
  強面で口が悪いが、売られたケンカ以外はしないことがポリシー。
  コウスケとよくつるみ、二人を含んだ5人で「リアル」というバンドを組んでいる。ボーカル担当。
  「どこの誰だか知らないが・・・　俺にケンカ売らない方がいいぜ」
- ユウキ
   ケイイチのクラスメート。よくケイイチをからかって遊んでいる。
  物理法則を超越した奇行が目立つが、もはや日常茶飯事のため誰も気にしない。
  変な奴ではあるが多趣味で人付き合いも悪くないため、マサカズたちとは仲がいい。
  「黙れゲルマニア！」
- コヨリ
   ケイイチのクラスメート。コウスケの取り巻きの一人。
  多人数で行動することを好み、意見を率直に述べる性格。取り巻きたちのリーダー格。
  よく相談事をされたり外出に付き合わされたりする。本人は感謝されることに充実感を覚えている。
  「まっかせといて！」
  彼女の正体はホウオウグループに開発された「潜入型独立擬人兵CYR-001」。
  ミキをそそのかしたり、ユカのいる廃ビルに火を放ったのも彼女である。
- B子
   ケイイチのクラスメート。コウスケの取り巻きの一人。
  「B子」はナオヤがそう呼んでいるだけで本名ではない。
  人並みに勉強ができ、人並みに友達と付き合い、人並みに学生生活を楽しんでいるありふれた女子。
  恋愛経験がなく異性に対して恐怖を感じていたが、コヨリを通じてコウスケと遊んでいるうちに解消された。
  「イエスかノーで答えろよ・・・」
  コヨリのテストに巻き込まれ死亡したが、死と同化しナイトメアアナボライザーとなった。
  能力は「ナイトメアアナボリズム（コヨリの悪夢）」
  目からビームを放つことができる。
- トモコ
  ケイイチのクラスの担任教諭。
  問題児だらけのクラスに押し負けない度胸と体力を持つ。
  しかし口より先に手が出る傾向にあり、原因以上の問題に発展することもしばしば。
  「教師をからかうとは何事ですかー！！！！！」
ホウオウグループ
世界の合理化を目論む秘密結社。神からの独立を目標としている。
- ホウオウ
   ホウオウグループ首領。
  封印後のいかせのごれを初めて調査した人物。調査の際、この世界が神の都合で作られたことを知り、神からの独立のためホウオウグループを結成した。
  能力は「ダークムーヴ」
  対象を消滅させる能力。
  「人らしい！！　実に人らしい！！！！　それでこそ神の象徴と言う物だ！！！　まだ「手違い」を認めようとしないとはな！！！」
- サイナ
  ホウオウグループ極諡（特別）幹部。
  ホウオウへの忠誠心が高く、盲目的に命令をこなす。
  ホウオウの思考を直接読み取り、それを代行することで、もう一人のホウオウとして計画の遂行に貢献している。
  能力は「プライマリムーヴ」
  詳細不明。黒紫色の幻龍剣らしきものを扱う。
  「そう易々と人に希望を与えるほど、我々は神に優しくありません」
- アイ
   ホウオウグループの特殊能力者。
  ミズハという偽名を名乗り任務を行っている。
  ホウオウに忠実ではあるが、感情に流されやすくその場の判断で行動してしまう人間らしさを持つ。
  能力は「イザボーワイズ」
  指定した空間に爆発を起こす。
  「天才だと認めてるんならよ、　天才に従えよ、低脳野郎！」
- バツ
  ホウオウグループの悪諡（下級）幹部。
  赤いアフロと褐色の肌が特徴的な大男。傲慢な性格。
  能力は「マンダラオペライズ」
  地上を走るものならなんでも手足のように操縦できる能力。ただし自転車だけは補助輪をつけても運転できない。
  「ちょーっとばかり驚かされたが全部想定内だったりするんだよ。　しっかしお前等よくもまあご丁寧に期待通り動いてくれるよな～ァ？」
- セキ
   ホウオウグループの悪諡（下級）幹部。
  グループが扱う多種多様な兵器の設計開発を担当する。
  肥満体系と尊大な性格を持つ。
  「能ある鷹は爪を隠す。　最初から全力で行くなんて、自分の限界をバラしてるようなものなのだよ」
ウスワイヤ
特殊能力者保護施設。
保護している特殊能力者の能力を地球保持に役立てようと発足された対特殊能力犯罪者組織「アースセイバー」という組織をもつ。
- アキヒロ
   ケイイチの古くからの友人。ウスワイヤ局長兼アースセイバー隊長。
  小学生時代、ケイイチ、ジュンイチと共に「モンスターハンターズ」を結成し、幾多の死線を乗り越えてきた。
  人を守る事が正義だと信じているが、世に害をもたらす特殊能力者には非情になれる覚悟を持っている。
  能力は「タグラエスペランサー」
  光を扱う能力。
  「信念を否定されれば、それは敵と思え。　戦うとはそういう事だ」
- KEA
  Keiich i-Elemen ty-Agent-#003型。
  ホウオウグループによって作られたケイイチのクローン。性格は全く異なり、好戦的でプライドが高い。
  ホウオウに捨て駒扱いされたことにより怒りが目覚め、ホウオウグループを裏切った。
  能力は「龍義真精（に限りなく近い何か）」
  紫色の幻龍剣を扱う。
  「何だその幻龍剣、いくら基地の中とはいえ本気でやれ本気で」
- チャド
  雌のワーラット（ネズミの獣人）。
  明るく陽気でパワフルな性格。本能や欲望に忠実で単純な思考回路を持つ。
  押す扉を引いて開けるのが特技。
  能力は「トルネードエナジー」
  竜巻を扱う能力。
  「連絡すらくれネーもんだからもうホントブチコロシたい程会いたかったですだぜーっ！」
- チサト
  アースセイバーの受付を務める特殊能力者。
  一切言葉をしゃべらず、テレパシーで会話を行う。文面だけを直接相手の脳内に送るため、チサトの声を聞いたことがある者はいない。
  能力は「マインドスタンプ」
  テレパシー能力。
警察
- ジュンイチ
   ケイイチの幼馴染。いかせのごれ警察署長。
  特殊能力は持たないが、推理力や判断力でケイイチとアキヒロをサポートしていた。
  警察として非能力者の起こす事件を担当し、また特殊能力者の事件を隠ぺいする役割を担う。
  「ホウオウグループは本当に悪なんだよな？」
- キトシ
  いかせのごれ署の刑事。
  ジュンイチの部下であり、特殊能力者事件の隠ぺいの補佐を行う。
  「やーっ！　アキヒロさんも人が悪いぜ！　こんな可愛い子を部下にしたら仕事になんないじゃないかよー！」