ナッツ&ミルクとは、1984年にハドソンから発売されたファミリーコンピュータ用ゲームである。
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ハドソンが初めてファミコンに参入したタイトルで、ファミコンソフト全体で見ても初のサードパーティー製ソフトである。但し、このソフトが発売した3日後にロードランナーが発売されたため、そちらが初だと勘違いされがち。固定画面のアクションゲームで、キャラデザが単純ながらもかわいらしいのが特徴で、初めて女性をターゲットにした作品ともいわれている。追いかけてくるライバルのナッツに捕まらないように、主人公のミルクを操作する。画面上のフルーツを全て食べると恋人のヨーグルが現れるので、そのもとにまで辿り着くとラウンドクリアとなる。ミルクは攻撃手段を持っておらず、とにかく避けるしかないのだが、若干操作感に癖がある。特に、ゲームの仕様上、高い段から飛び降りるとミルクは気絶してしまうので、すぐ起き上がらないといけない。ナッツに触れるか、水面に転落する、タイムアップするととミスになる。また、2段以上上がれないために、その間に落ちるとスキップするか、タイムアップを待つ、あるいはゲームBの場合は飛行船に触れるのを待つしかない。
全50面で構成され、末尾が3か8のラウンドはボーナス・ラウンドになっている。ちなみに、ラウンドによってはフィールドの形がラウンドの数字などを模している。ラウンドをスキップすることも可能だが、順番にクリアしていかないと真のエンディングを見ることができない。ボーナスステージをクリアするとエクステンドする(ボーナスステージでミスをしても、残機は減らない)。
ゲームBは画面上をヘリコプターや飛行船がゆっくりと飛び交う。ヘリコプターは得点になるが、飛行船に当たるとミスになる(なぜに…?)。
オブジェクトの設置数に制限はあるものの、かなり自由なフィールドのエディットも可能で、エディットしたものはラウンド1として遊ぶことができる。
なお、ファミコン用ゲームとして発売される以前に同名のPC用ゲームが発売されている。キャラクターのデザインは同じであるものの、内容や設定が異なる。また、ミルクとナッツは別の色だったが、使用色の都合上、同じデザインに変更されてしまった。
ちなみにこちらがPC版
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最終更新:2024/03/28(木) 23:00
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