ナポリタンにピラフ こりゃまた懐かしいな

ナポリタンにピラフ こりゃまた懐かしいなとは、漫画『野原ひろし 昼メシの流儀』のひろしの台詞である。

コードネーム「ナポリタン」・「ピラフ」の人物を暗殺しに来たわけではない。

概要

第6話「ドライカレーの流儀」に登場、単行本第1巻収録。

住宅地の中で昼メシの場所を求めて歩いていたひろし。喫茶店の「COFFEE サンフラワー」を発見したはいいものの、随分年季が入っている様子だった。

「サンドイッチくらいはあるかな…」と低めの期待だったが、食品サンプルの棚があったので早速見てみることにする。

ナポリタンにピラフ こりゃまた懐かしいな

この時のひろしは冷静に見下ろした表情をしており、「懐かしいな」と言っている割にはあまり嬉しそうではない。これが原因となり、「テーマパークに来たみたいだぜ」よりも先んじて暗殺者ネタとして一部で扱われるようになった（詳しくは「テーマパークに来たみたいだぜ」の記事を参照）。

ただし表情に関してはひろしが半信半疑だったのも理由の1つで、実際

最近の喫茶店じゃあんまり見かけないよな

しかも色が変色しちまってちっともうまそうじゃないぞ

大丈夫かこの店？

とこの後に台詞が続いていく。

しかし、実際に入ってみると中は年季があるものの小綺麗で明るかった。年老いた店主のコップを渡す手が震えていたり等の不安な要素はあったが、注文したドライカレーも昔食べた味そのままで、ひろしは満足することができた。

この喫茶店はひろしのお気に入りになったようで、何度か再登場している（18話、86話）。

類似した台詞

アボカドフライバーガー

こちら アボカドフライバーガーでございます

アボカドフライバーガーをひろしに差し出す、店員の四杉遥の台詞。第5話「ハンバーガーの流儀」に登場、単行本1巻収録。アニメでは2話として映像化されており、「お、お待たせしました～…アボカドフライバーガーでございま～す…。」と若干困惑気味の内容に変えられている。

至って普通の台詞だが、（特に漫画版の）ひろしがなぜか「ナポリタンにピラフ」と似たような表情になっている。また、該当するコマ・カットではローアングルとなっており、ひろしが皿の上に載っているものを見下ろす構図になっている上、その載っているものが読者・視聴者目線では見えない。そのため、「コードネーム『アボカドフライバーガー』の成れの果てを見せている」等と一部で解釈される場合がある。

サバ味噌

今日の昼は絶対に…

サバ味噌を食う!!

なにがなんでもだ!!

サバ味噌！

サバ味噌はどこだ!?

許してくれサバ味噌!!

何年も君の存在を忘れていたこのオレを!!

第9話「サバ味噌の流儀」に登場、単行本1巻収録。なかなかサバ味噌が食べられない時のひろしの脳内の台詞。

逃亡を続けるコードネーム「サバ味噌」の人物を探し求めているわけではない。ただコードネームが「サバ味噌」と正直庶民的すぎるためか、「ナポリタンにピラフ…」と比べるとあまりネタにされていない。

ルンダン

そう簡単に正体は明かさないというわけだ

楽しませてくれるじゃねーか ルンダン!!

第63話「ルンダンの流儀」に登場、単行本7巻収録。

ルンダンはインドネシア料理だが、ひろしはあえて何も知らない状態でルンダンを食べようとしていた。そして、皿に載った正体のわからない茶色い塊を見て、こう発言した。

ちなみにルンダンは牛肉などをココナッツミルクと香辛料で長時間煮込んだ料理を指す。

関連動画

関連静画

関連リンク

• 第6話 ドライカレーの流儀 / 野原ひろし 昼メシの流儀 - キャラクター原作・臼井儀人/漫画・塚原洋一 | webアクション
• 野原ひろし 昼メシの流儀 1 - 臼井儀人 (コミック) | 双葉社 公式

関連項目

• 野原ひろし 昼メシの流儀
  • テーマパークに来たみたいだぜ
• ナポリタン
• ピラフ
• 喫茶店