2012年にニコニコ動画の14番目のバージョン「ニコニコ動画:Q」で導入された。
「ニコニコ動画:Q」は2012年10月から開始したバージョンだが、その当初からニコニコスピードチェッカーが実装されていたわけではなく、11月下旬から開始されたようだ。
2015年5月28日、ニコニコスピードチェッカーならびに他2機能の提供を同年6月18日をもって終了することが運営より告知された。
2014年6月11日現在のバージョン「ニコニコ動画:GINZA」では、動画を見ている時に「登録タグ」の右側あたりにある「テレビちゃんメニュー」をクリックすると「とりあえずマイリスト」「マイリスト」「ニコニ広告で宣伝」「ニコる」「スピードチェック」の5つのボタンが現れる。
その中の「スピードチェック」のボタンをクリックすると、個々の動画を視聴するときの回線快適度を示す「ランク」が表示される。上部にはその動画のビットレートについても表示される。
この回線快適度ランクは「回線の速さ」と「動画ビットレート」のバランスで決まるものと思われるが、具体的な「回線の速さ」自体は表示されない。
その結果をtwitterに投稿することができ、その投稿内容にはURL短縮サービス「TinyURL」によって短縮化された個別のURLが自動で添付されている。そのツイートからその短縮URLを閲覧すると、見ていた動画や回線快適度が表示される。また、自動的に「#ニコニコスピードチェッカー」のハッシュタグも付けられている。
なお「一般会員かプレミアム会員か」という情報や、一般会員の場合は「プレミアム会員になることで回線快適度がどう変化するか」も表示されている。これにより一般会員からプレミアム会員への移行を促す狙いがあると思われる。
なお、この「ニコニコスピードチェッカー」は過去に存在していた「ニコニコ渋滞情報」という機能の復活版である。詳細は「ニコニコ渋滞情報」の記事を参照されたい。
「http://traffic.nicovideo.jp/」というニコニコスピードチェッカーのURLも、以前は「ニコニコ渋滞情報」が使用していた。
ただし「ニコニコ渋滞情報」にあった「自分の環境(OS、ブラウザ、インターネットサービスプロバイダ)」「インターネットサービスプロバイダの回線スピードの順位」を表示する機能は省かれている。
また、回線の速度も「ニコニコ渋滞情報」においては「転送速度○○Mbps(●●KByte/s)、所要時間△△秒」といった具体的な数値であったが、「ニコニコスピードチェッカー」では下記のように「ランク」という曖昧な表現のみとなっている。
やはり「良い結果」が得られた場合に人に見せたくなるものなのか、twitterでの結果ツイートはSランクが大半である。その次は最低のDランクや中庸なBランクが多く、半端なAランクとCランクは比較的珍しい、レアな結果のようである。
SもしくはAランクが出たら問題なく視聴可能だが、C・Dランクと判定された場合は、自分の使用しているネット接続回線が遅いか、あるいはニコニコ動画側の回線の混雑がひどい為に、その動画をダウンロードするためには結構時間がかかってしまう。
もしも自分の回線は早いはずなのにC・Dランクと判定された場合は、ニコニコ動画側の回線が混雑していることが原因の可能性がある。そんなときには、その動画の視聴を一旦中止して空いてからまた視聴するのもよいだろう。回線の安全確保に協力することにもつながる。
ちなみに、まるで「Sランクなら確実にヌルヌル」と言わんばかりの文章であるが、これはあくまで「回線の快適度」でしかない。
よってこのスピードチェッカーでSランクであったとしても、再生機器のCPUやGPUなどの性能が動画のビットレートに対応できない場合は処理が追いつかずに動画が止まってしまったりカクカクしたりする。
※Mbpsは2013年1月12日現在のtwitter上で閲覧できる結果ツイートを参考にしての予想であり、正確でない可能性があります。また、今後変更となる可能性もあります。
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最終更新:2024/04/25(木) 19:00
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