ニコニコ大百科:ネタバレ部分の記載について 単語

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本記事では、ニコニコ大百科におけるネタバレ部分の記載方法について記述する。

チラシの裏 この項チラシの裏です。
個人の見解が含まれている部分があるため、参考程度に見守ってください。

概要

作品記事やキャラクター記事に記載される内容というと事前開されている情報だが、中には作品の核心に触れる内容がある。いわゆる「ネタバレ」と呼ばれる内容である。

ニコニコ大百科の規約上はネタバレ記述についての制限は存在しないが、記事を読む閲覧者への配慮としていきなりネタバレ記述を盛り込まないように対策を行った方がよいとされている。

本記事ではニコニコ大百科におけるネタバレの記載について、個人的な主観を多分に含みながらもできる限り一般的に伝わるであろう見解を解説する。

ネタバレ記載の時期について

そもそもネタバレになるような記載はいつごろから記載してよいのか、判断に迷う編集者もいると思われる。

大前提として、漫画ゲーム作品の発売前、映像作品の開前など時期的ににされていない情報を基に記載を追加するのは行ってはいけないだろう。いわゆるリーク情報を広める一端となり、収益に対する悪が出た場合は、不正競争防止法に違反し企業から損賠償・及び刑事告訴される可性がある。ニコニコ大百科の利用規約の禁止事項にも「法令に違反する行為及び違反する行為を助・勧誘・強制・助長する行為」と記載がある。当たり前だがリーク情報を知ってもそれをきっかけに大百科記事を作成・編集することは避けたほうがよい。

それでは正式に発売日・開日を迎えた作品に対してのネタバレ記載はいつ頃から行ってよいのか。
近年は公式より「○○日までネタバレ感想投稿は控えてください」「本日よりネタバレ解禁です」という旨の告知がなされる場合があり、こういう告知がある場合はそれに倣った方がよいだろう。また、発売後・開後に新たな情報開された場合も「このキャラクターの存在までは語っていいですよ」と暗にネタバレ解禁を示唆しているとされる。

ゲーム作品の場合、プレイヤーによって「ゲームを未プレイの者」「ゲームプレイ中の者」「ゲームクリア済みの者」の三種類に分けられ、それぞれゲームの進行度が異なってくるため一概にいつ頃ネタバレ解禁とするのは難しい。下記のネタバレ注意の対策をした上で、できれば自分自身でクリアしたタイミング記事作成・編集を行った方が望ましいだろう。また、こちらも公式から「ゲーム終盤のネタバレはお控えください」という注意喚起がされる場合がある。

発売・開されてから年数が経過し、ネタバレ内容が多くの人に広まっている作品については基本的に配慮は不要とされているが、核心に迫るネタバレについては記載を控えた方が良いだろう。ニコニコ大百科の記事を例にすると「叙述トリック」の記事は作品名を記載すること自体が作品のネタバレになってしまうため、具体的な作品の記載を控えている。 

ネタバレの記載方法

以下に実際にネタバレ内容を記載する際の手法について解説する。

一部記載についてはhtmlタグも記載しているので、参考にしてもらいたい。

お知らせで注意を示す

ニコニコ大百科:お知らせ表示の一覧の記事にて、ネタバレ記載の注意を促すお知らせ文のテンプレートが掲載されている。こういったお知らせを記事冒頭もしくはネタバレを含む項の前に記載することで「この記事にはネタバレ記載がありますよ」ということを閲覧者に知らせることができる。

ネタバレ注意 この項は、ネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

detailsタグ・summaryタグに格納する

detailsタグとsummaryタグを使うことで、クリックまたはタップすることで展開する表示領域を作成することができる。ネタバレ回避の用途のために実装された、運営認の機である。
便利なのに、長らく実装されていなかったため、あまり認知度がない。積極的に使っていくと良いだろう。

仕様・使い方についての詳細は詳細は以下のブロマガを参照。
大百科でdetailsタグとsummaryタグが使用可能になりましたexit_nicochannel

この部分をククまたはタプすると文章全体を表示します。

この中にネタバレ内容を書きます。


<p><details style="background: #f6f6f6; padding: 0 2px; border: 1px solid #d3d3d3;">
<summary style="padding: 1em 0; color: #f00;">summaryタグで展開前の要約文章を記載します</summary>
<p>ここにネタバレ内容を記載</p>
</details></p>

注意点

selectタグの選択肢に含める

クリック/押下で要素を選択させられる「selectタグ」を使用する方法。大規模な編集を必要とせず、文章中にインライン要素として入れられるため、文中のキャラ名前などちょっとしたネタバレ回避に有効。

このタグ較的新しく開放されたものであり、従来の方法の一つであった「文字列の反転」が端末によって見れないことがあったのに対して、その問題を解決できる。

optionタグの階層を増やすことによって、ネタバレ回避の文章を増やしたり、簡単なキャラ名の表を制作したり、ネタ文や補足情報を入れることも可

ラスボスだった。

<p>ラスボスは<select><option>ネタバレ注意などの注意文を記載。空白でも可</option>
<option>ここにネタバレ内容を記載</option>
<option>ここにネタバレ内容を記載</option>
</select>だった。</p>

歴史的に用いられてきた方法

文字色を反転させる

colorタグを使い、背景色と文字色を同化させて記述を隠す方法。個人サイトなどでも使われてきた、歴史ある手法である。後述の理由により現在は推奨されない。

例として、以下の『』部分をドラッグ選択することで文字が表示される。

こんな感じ

あるいは、更に隠すため、文字色をくして、背景色と同化させるという隠し方もある。

こんな感じ

ニコニコ大百科の編集ではhtmlエディタの「文字の色」「背景色」を使い簡単に色を変更することが可である。

問題点

スクロールフレームの使用

記事内にさらにスクロールするフレームを作成し、その下部分にネタバレを記載する方法。
この手法はネタバレ以外にも記載が長くなった一覧をまとめたりなどに使われる。

ネタバレが表示されない為の充分な余白はmargin-bottomで設けるのがお勧めである(改行を重ねる場合<p></p>間に全角空白など何か文字を入れる必要がある)。

スマホでも閲覧できる手法の一つではあるが、適切な設定にしないとレイアウトが崩れてしまう。

また、文中の一部のみネタバレ記載する、といった方法には適さないうえ、スマートフォンではスワイプでの画面移動を阻する原因となったり、意図せずネタバレを開陳してしまう場合もある。このため、現在ではdetailsタグの使用が推奨される。

↓(下方向にスクロールすると記載があります!)↓

こんな感じ

<div style="margin: 1em auto; width: 99%; height: 300px; border: solid; border-width: 1px; border-color: #d3d3d3; overflow: auto;">
<p style="margin-bottom: 400px;">↓(下方向にスクロールすると記載があります!)↓ </p>
<p>ここにネタバレ内容を記載</p>
</div>

タグ不使用

冒頭のネタバレ注意のお知らせを記載するだけに留めるか、あるいは全く配慮せずにネタバレ部分の記載を全て書く方法。項の存在自体がネタバレだったり、ネタバレの内容があまりにも有名すぎる場合、あるいはネタバレの体を用いたネタ記事などの場合に用いる。(「犯人はヤス」「コナン=新一」など)

余談

Wikipediaではネタバレの記載について規制を設けていないことを明記している。特に作品記事の「あらすじ」の部分に物語全体の流れが全て記載されている、ということもあるため、閲覧には注意したい。

Wikipedia:ネタバレexit

最後に

作品を楽しみ、その感動のままに記事編集を行う事は大変素晴らしい行いだが、作品をこれから楽しむ人のためにネタバレ対策をすることも先立って作品を楽しんだ者の務めと言える。適切なネタバレ対策を施し、ニコニコできる大百科ライフを過ごしてもらいたい。

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最終更新:2025/08/17(日) 04:00

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