ニコニコ広場(Re:仮)とは、2024年のごく一部の期間のみニコニコにて運用されていた一種のチャットサービスである。
2008年から2010年(ニコニコ動画(ββ)の初期~ニコニコ動画(9)の中盤)までニコニコ動画にて提供されていたサービス「ニコニコ広場」とは異なる。
サイバー攻撃の影響でニコニコのサービス全体が縮小され、ニコニコ動画のバージョンが「ニコニコ動画(Re:仮)」という名称となっていた2024年6月14日~同年8月5日の期間のうち、2024年7月12日にリリースされた。
いくつかのタグをテーマとしたチャットルームが準備され、そのタグに関わることを中心にリアルタイムに文章チャットでの交流が出来た。このチャットルームに入る方法は、そのタグが付いた動画の視聴ページに入り口が表示されるという形式であった。ただ、URLを直接入力することでも入室できた。
そのURLは「https://www.rekari.room.nicovideo.jp/[数字]
」。
「[数字]
」の部分は以下のように割り振られていたようだ。
これらのうち、2~5の4つ以外は開始時期がリリース開始よりも遅かったり、サービス終了を待たずに終了したとのことである。
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https://twitter.com/Whistletake/status/1819760215757340762
タグは「ニコニコ動画(Re:仮)」で視聴できる動画についているものの中から、人気のあるものが選ばれていたという。ニコニコ動画(Re:仮)」は「過去の特定の年に投稿された動画」や「特定のタグが付いた動画」などの特定の条件に合う動画のみが視聴でき、さらにその条件も期間中に入れ替わっていったため、チャットルームの有るタグが移り変わっていた理由の少なくとも一部はそれに合わせたものだったようだ。
ログイン不要(そもそもこの時期はニコニコへのログイン機能が復活していなかった)であり、そのためユーザーネームなどとは結びつかない匿名でのチャットサービスであった。入室時に個別ユーザーの名前は仮のものが自動的に割り振られる仕組みとなっていた。
書き込まれた内容は合成音声で読み上げも行われた。読み上げが追い付かないほど書き込みが多いチャットルームだった場合は、全ての書き込みを読み上げずに飛び飛びに読み上げていたようだ。
文章を打ち込むだけではなく、用意されたスタンプのようなコメントを1クリック/タップで入力する機能もあった。拍手を意味する「8888」や「おおっ」などである。これらが入力されたときも、拍手音や「おおっ」という音声が響いた。
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https://twitter.com/ffuummiiyyaa/status/1819390220808474795
ニコニコが復旧するまで、すなわち「ニコニコ動画(Re:仮)」の間のみの期間限定サービスであることがリリース時点で表明されており、その予定通り2024年8月5日にニコニコが復旧して「(Re:仮)」バージョンが終了すると、同日中にこのサービスは終了した(公式は「爆破」という表現を用いた)。
ただし、リリース告知において「サイバー攻撃以前に開発していた機能を元に、開発チームの有志によって3日間で構築されたものを、(Re:仮)バージョン限定サービスとして試験的に提供させていただくものになります。」とあったため、今後改めて正式バージョンが提供される可能性もある。
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最終更新:2024/10/11(金) 11:00
最終更新:2024/10/11(金) 11:00
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