ニコ生における荒らしとは (ニコナマニオケルアラシとは) [単語記事]

　　曖昧さ回避
　　・ニコニコ動画に於ける荒らしについては、荒らしを参照
　　・処分については、ユーザー生放送違反行為の生放送一時処分についてを参照

本項目においては、ニコニコ生放送（特にユーザー生放送）に於ける荒らしについて説明する。

概要

元々ニコニコ動画においても問題とされていた荒らし行為だが、ニコニコ生放送でも荒らし行為が見られるようになった。

特に荒らし行為は、ユーザー生放送に於いて多く見られる。

主な荒らし行為

放送内における荒らし行為

放送内においては、主に凸と弾幕が荒らしによく用いられている手段である。
個別記事『生放送コメントBAN』

卑猥なコメントや暴力的なコメントを行うこと。
運営から不適切なコメントと判断されるとコメント BANになる。

凸荒らし（喧嘩・セクハラ）

スカイプなどで凸待ちをしている放送において、生主に対して怒鳴り散らしたり、喧嘩を吹っ掛けるといった喧嘩凸、
また女性生主に対して、卑猥な内容の質問などをするセクハラ凸・エロイプ強要というものも見られる。
ニコニコ生放送だけに留まらず、外部ストリーミング配信サイトからの荒らしも存在する。

弾幕・連投

放送内において、弾幕や連投を用いることにおいて、放送を妨害する。

弾幕においては、画伯会（ばくはげ画伯）やイエローバスターズ（渋谷のキング）、石川興業（足軽）、ERB（エセアカ）などの荒らし系・喧嘩系有名配信者を中心とする組織の名を出した弾幕を用いることが多い。

連投などにおいては、上記の弾幕を除くと、一度に多くのユーザーがとある同一のコテハンを名乗り、生主やリスナーを混乱させるコテハン潰しや、無意味な文字列や卑猥なコメントの連投、コメント読み上げツールを導入していることを利用した連投荒らしなども見られる。

荒らし配信者の場合、相手の放送のURLをチャットに貼って複数のリスナーを誘導する。
ミラーしながら荒らす場合とミラーせずに荒らす場合がある。

放送主の「荒らせ」という指示・文言がない場合でも誹謗中傷を行い、その影響でリスナーが流れ結果番組が荒れるという荒れ方も存在する。

タグ荒らし

生放送にタグ機能が出来てから、タグ荒らしも発生。
タグは右の［編集］ボタン押し、【削除】で消すことが可能だが連続で削除できず、また粘着して荒らされる場合が多いので、その時は［編集］ボタンを押した後に右下に出る不適切なタグを通報するをクリック。そして通報するタグを◯で選択し、理由と詳細を記入【通報確認】 →【通報実行】で削除完了。
タグ通報は連続して行うことができるが、また荒らされ削除の繰り返しとなることが多い。

タグは番組登録時に放送主側で編集しないように設定できる（「視聴者にタグ編集をさせない」）。
個別記事『タグ荒らし』

市場荒らし

放送画面下の商品を編集し、卑猥な商品や不快な商品を貼る行為。
放送主が誤って、市場の商品をキャプチャーして放送画面に映してしまった場合、BAN（番組削除）対象となる。
市場は、放送主側で編集しないように設定できる。

2011年 12月26日、「貼付ユーザー NG」機能追加。（※関連記事）
2012年 3月29日、「元に戻す」機能追加。（貼付履歴最大100件表示可能の為、荒らし対策の強化）（※関連記事）
個別記事『市場荒らし』

ツイッター特別コメントを使った荒らし

2010年 1月19日からTwitter連携（1万人フォロワーシステム）機能^[1]が追加されたが、通常のBSPと異なり1万人のフォロワーが入れば特別コメント(通称：ツイッターBSP)を打てるので荒らしに活用された。連投されると画面下部半分が隠れてしまう。コメントをNG ユーザーやNG コメントに追加しても、該当コメントは非表示にできない仕様だった。

→2014年 7月3日、荒らし対策として運営が仕様変更。特別コメントは認証済みアカウントのみに変更された。^[2]

放送外での荒らし行為

スカイプを用いた荒らし

スカイプBAN

スカイプを一度に複数人通報（ブロック）することによって、そのスカイプ IDの利用をできなくすることをスカイプBANという。スカイプの通報機能を利用した悪用行為。主に無断ミラーをしながら行われることが多いので、知らない間にBANされることもある。

2009年、2010年に渋谷のキングとカッパ姫（♛ カッパ姫 (｡◕∀◕｡)♡）が無差別に公開している生放送主のIDをBANしまくり、その数は200件以上に及んだ。
その後も2010年のエセアカ、渋谷のピエロ、キチ会、みずにゃん、末期のマッキー等によって行われた。
2013年夏には元喧嘩凸配信者であるAB蔵とarisa そのリスナーの集まりである成田屋が主に用いた荒らし方法であり、被害者が大量に出た。

ニコニコ生放送においてスカイプがコミュニケーションツールとして普及したことから、スカイプBANが多く見られるようになってしまった。
個別記事『スカイプBAN』

スカイプチャット連投

長文やユニコードの連投で、相手のPC（放送）に負荷を掛ける行為。

通報

警察や、生主などが所属する企業・学校・教育委員会などに通報し、放送の継続を中断または不可能にさせることである。学校に通報され、ネットから消えた生主もいる。

主に見られるケースとしては、外配信を行っている生主を、警察に通報し、放送を中断させることである。

なお、場合にもよるが通報された側に対しても問題などがあるために、一概に荒らしとは断言できないが、通報による放送の妨害を意図的に行うケースが見られる。
個別記事『通報厨』

ウナちゃんマン消防車騒動

ウナちゃんマンの自宅に消防車が来るように通報された。

横山緑コミケ配信事件

2010年 8月のコミックマーケット78開催期間中に、緑が会場の最寄駅である国際展示場駅にて外配信をしたところ、警察官にて職務質問を受けたが、これが視聴者であるエターナル東方の通報によるもので、このことから暗黒放送リスナーから強い非難を受けた^[3]。

えりんこ引退騒動

えりんこにおいては、自身の在籍する学校にみずにゃんが通報した為に、2010年 9月6日に引退しコミュニティを削除することになった為、えりんこファンがみずにゃんに対し強い憤りを示し、みずにゃんアンチコミュが設立されるなど一大騒動となった。

コミュニティ掲示板荒らし

コミュニティ掲示板に関係ないコミュや動画の連投貼付、卑猥な絵、長文テンプレの連投などで荒らす行為。
書き込み削除権限がコミュニティオーナー（及び削除権限付与者）に与えられている為、運営に通報しても“オーナーが自治して下さい”との回答。
非常に粘着して荒らされる為、オーナーにとっては非常に対処が面倒な荒らしである。
※書き込んだ（荒らした）者のIDをオーナーは見ることが出来るが、コミュを追放してもオープンコミュニティ（自動承認制）の場合、何度でも入られ（又副垢で入られ）荒らされる事が多い。
クローズコミュニティ化し、手動承認制にすることで対処は可能。
又、削除権限を複数人に与える事でも負担軽減できる。

→2012年 2月2日からコミュニティに「抹消」機能が追加され、オーナーが抹消解除をしない限りコミュ参加できなくなった為、これを利用することで対処が可能。

また、コミュニティプロフィール編集画面の『掲示板：利用する／利用しない』項目で掲示板自体の設定を変更可能。利用しない設定は書き込み・閲覧不可。 →参考記事

ニコニコ大百科荒らし

気に入らない生放送主の大百科を荒らす行為。
主に白紙化が多い。
2009年、石尾（生放送主）が生放送中に生主の大百科をむやみに荒らしまくり、ニコニコ大百科（未来検索ブラジル）から永久 BAN処分を受けたことがある。

また“生放送主が自身の記事を白紙化する”、“都合の悪い記述を大幅に削除する”といった事例もある。
これについては個別記事『白紙化』や「ニコニコ大百科」利用規約を参照のこと。

DoS攻撃

複数のリスナーを扇動し、ニコニコ生放送のサーバーに負荷を与える。（F5連打）
荒らしというより、企業への攻撃である。
2011年 11月15日、石川典行がこれを行い、BAN（番組削除処分）を受ける。
違反内容項目欄には、“当社サイト「ニコニコ生放送」に対する連続アクセス扇動行為”と記されていた。

不正ログイン

他者のアカウントに不正にログインを行い、勝手にコミュニティや動画、アカウントを削除してしまう行為。
登録メールアドレスを公開していたり、どこかから漏れた場合、パスワードは本人の気に入ったワードにしている場合が多いので、各所でしばしばこういった事態が散見される。
被害例としては、恭一郎、うらた、末期のマッキー等。