「タウン級軽巡洋艦のサブクラス、サウザンプトン級のニューカッスルと申します。カンレキ的には一番長い方なのに、なぜか暇をしていた時期も一番長いらしいです……。今回も定年まで無事だといいですね」
ニューカッスルとは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、第二次世界大戦時のイギリス海軍所属サウザンプトン級(タウン級)軽巡洋艦〈HMS New Castle,C76〉をモチーフにしたキャラクター(KAN-SEN)である。
デザイン:Lpip、CV:後藤沙緒里
ロイヤル所属の軽巡洋艦。レアリティはR。
2018年9月28日~10月15日に行われたイベント「戦え!ロイヤルメイド隊」の作戦報酬として配布された。というか、このイベントが運営的な意味でアズレン史上でもまれにみるgdgdっぷりであり、実質的には無料配布されたと言える。なお、累計pt報酬としてももらえた。
実装から約1ヶ月半後の11月14日のアップデートでCVが実装された。ちなみに中の人の後藤沙緒里さんだが、声優界に後藤さんが何人かいることから、後藤(弱)さん、と呼ばれている。もう一つちなみに後藤(強)さんはというと、同僚であるエディンバラの中の人であり、後藤(中)さんはル・テメレールの中の人である。
指揮官達からは、直訳して新城さんと呼ばれているとかなんとか。
閑話休題。
ロイヤルの誇る「女王陛下と指揮官様にご奉仕するロイヤルメイド隊」の前統括、つまりメイド長を務めていたのが彼女である。ベルファストに統括の座を譲って悠々自適だったが、なんだかんだあって戻って来た、的な感じ。
黒髪ロングの楚々とした美人。右手に傘を持っているが、仕込み銃ではないだろう。たぶん。
「優雅にして物静かな性格の、ロイヤルメイド隊の元・メイド統括。
どこからともなく現れたり消えたり、飄々としている雰囲気を漂わせる謎の美女」
着せ替えとして「ムクゲゲイショウ」が実装されている。「ムクゲ衣装」ではないので注意。「ゲイショウ(霓裳)」は天女の纏う羽衣(のような美しい衣装)のことである。
性能はというと、実装当初から改造が実装されており、Rとは思えない高性能である。先代統括は伊達じゃ無かった。
改造まで行うと、おおよそどのような局面でもその支援能力に目立つ欠点がない、曰く「最強のご奉仕艦」。ロイヤル艦としては珍しい、対空能力の高い艦であるが、逆に魚雷の能力が低めなのが玉に瑕か。
スキルは以下の通り
対空射撃時25%で発動。3秒間自身の対空値が20.0%(LvMaxで40%)アップし、火力値が40.0%(LvMaxで20%)ダウンする『対空配置』
20秒毎25%で発動。8秒間全艦の装填値が5.0%(LvMaxで25%)アップする『装填指令』
※同じスキルの効果は重複しない
戦闘中、前衛艦隊の火力値が5.0%(LvMaxで15.0%)アップする『砲術指揮・前衛』
※同じスキルの効果は重複しない
「装填指令」によって各艦の発射サイクル向上=火力向上に加え、追加スキルの「砲術指揮・前衛」でさらに前衛艦の火力を上げ、さらに敵の航空機に対しては「対空配置」で自ら叩き落とすという(「対空配置」によって自分の火力は低下するが、前述の2スキルによってそれ以外の艦の火力が向上しているので、艦隊としては余裕で黒字である)、まさに「パーフェクトだ、ニューカッスル」と言いたくなる至れり尽くせりなスキル構成である。
1930年代に結ばれたロンドン軍縮条約により、各国は軍艦の建造に大きく制限を受けることになった。
ロイヤルネイビーでは、この条約に従って軽巡洋艦を設計・建造した。この軽巡洋艦は、艦名に街の名前を付けたことで「タウン級」と呼ばれるようになった。
タウン級は全部で10隻が建造されたが、建造時期によって3グループに分けられ、それぞれのネームシップの名を付けて呼ばれた。第一期のサウサンプトン級が5隻、第二期のグロスター級が3隻、第三期のエディンバラ級が2隻である。
〈HMSニューカッスル〉はこのうち第一期のサウサンプトン級に属する。艦名はイギリス北東部に位置するニューカッスル・アポン・タイン市[1]から付けられた。日本語の表記揺れで「ニューキャッスル」とも書かれる場合がある。艦名としてもよく使われる名前で、サウザンプトン級軽巡洋艦の〈ニューカッスル〉は七代目である。
〈ニューカッスル〉は、サウサンプトン級の1934年10月4日に起工、1936年1月23日に進水、1937年3月5日に就役した。
対独戦の開戦時は修理中だったが、完了後はイギリス本国艦隊に合流し、1940年10月17日にはイギリス海峡にてドイツの駆逐艦隊と戦闘を行った(このときに相手になった駆逐艦にはZ20こと〈カール・ガルスター〉がいた)。結局このときは機動力を生かしたドイツ駆逐艦隊に逃げられてしまった。
同年11月には北海でイギリス巡洋艦がドイツの戦艦〈シャルンホルスト〉〈グナイゼナウ〉に撃沈される事件が起こる。〈ニューカッスル〉はもう一隻の巡洋艦と駆けつけるが、またしても逃げられてしまう。
その後は地中海に活動場所を移し、北アフリカへの輸送船団の護衛任務に就いた。その輸送船団に襲いかかってきたイタリア海軍との間でスパルティヴェント岬沖海戦が勃発するが、どちらも戦闘に消極的だったため、両者ともに損害軽微での痛み分けになっている。
12月になると、今度は南太平洋に職場を移す。〈ニューカッスル〉は南太平洋艦隊の旗艦として哨戒と船団護衛の任務を務めた。
翌年、任務を終えて帰国した〈ニューカッスル〉は半年あまり修理と改修を行った後、今度は東洋艦隊に配属となり、インド洋に繰り出した。かと思えば6月には地中海に戻ることになる。メイド長大忙しである。
ところが、この地中海でとんでもない目に遭ってしまう。1942年6月15日に、ドイツの魚雷艇S-56からの雷撃が〈ニューカッスル〉の艦首を直撃・貫通し、大きな損傷を負ってしまったのだ。この損傷は簡単に修理できず、〈ニューカッスル〉は応急修理を繰り返しながら転々と移動し、10月後半になってようやくニューヨークに到着、本格的な修理(艦首をまるごと交換した)を行った。その後、イギリスに戻ってさらに改装を行い、1943年3月になってようやく前線復帰となった。
その後は再び東洋艦隊に配属となり、第4巡洋艦戦隊の旗艦を拝命。インド洋を所狭しと走り(?)回った。1944年中盤以降はこれに加えさらに空母の護衛や陸上基地への艦砲射撃といった任務も増え、東奔西走した。1945年5月になり、一旦オーバーホールのためにイギリスに帰国、整備中に終戦を迎えることになる。
終戦後も〈ニューカッスル〉は最前線でロイヤルネイビーを支え続け、朝鮮戦争にも国連軍として艦砲射撃に加わっている。
1958年に退役。翌1959年8月にスクラップとして売却された。
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最終更新:2024/04/24(水) 18:00
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