この項目では作品全般について記述しています。 アニメ版は「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」を重点な。 |
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◆鯛◆ワーワーワオー、ワッパッパオー!◆餅◆ |
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ニンジャスレイヤーとは、Twitter上で連載されているサイバーパンクニンジャ活劇小説である。
同小説の主人公については、ニンジャスレイヤー(キャラクター)を参照のこと。
NINJA ware...merciless demi-gods,ruling Japan with their Karate in the age of Ninja tranquility.
ニンジャとは、平安時代の日本をカラテによって支配した半神的存在である。
But, "some" committed a forbidden form of Hara-Kiri storing their souls at Kinkaku Temple for future resurrection.
しかし彼らはキンカク・テンプルで謎のハラキリ儀式を行い、歴史から姿を消した。
Their lost history was falsified and concealed and the truth about these Ninja was long forgotten.
歴史は改竄され、隠蔽され、ニンジャの真実は忘れ去られる。
Now, in the future where the universalization of cynbernetic technology and electronic networks are God,
やがて世界を電子ネットワークが覆いつくし、サイバネ技術が普遍化した未来。
suddenly,sinister ninja souls,resurrected from thousands of years past,are unleashed on the dark shadows of Neo-Saitama.
数千年の時を超えて復活した邪悪なるニンジャソウルが、突如、ネオサイタマの闇へと解き放たれたのだ……!Fujikido Kenji is a "Salaryman",whose wife and child were killed in a ninja turf war.
ニンジャ抗争で妻子を殺されたサラリマン、フジキド・ケンジ。
In a brush with his own death,Fujikido is possessed by an enigmatic Ninja Soul.
彼自身も死の淵にあったそのとき、謎のニンジャソウルが憑依。
Fujikido cheats death and becomes Ninja Slayer.
A Grim Reaper destined to kill evil Ninja, committed to a personal war of vengeance.
一命をとりとめたフジキドは「ニンジャスレイヤー」……ニンジャを殺す者となり
復讐の戦いに身を投じる。
Set in the dystopian underworld of Neo-Saitama,Ninja Slayer takes on Soukai Syndicate ninjas in mortal combat.
近未来都市ネオサイタマを舞台に、ニンジャスレイヤーvsニンジャの死闘が始まった。
(ネオサイタマ炎上PV英語版より)
原作、ブラッドレー・ボンド&フィリップ・ニンジャ・モーゼズ。
『ブレードランナー』や『ニューロマンサー』を思わせる、「歪められた日本観」を基本に展開するアメリカ産サイバーパンク小説。 超常の力を持つニンジャが闘い、クローンヤクザが規則的に暴れ、オイランドロイドが舞う…そんなマッポーの世の近未来日本がハードに、時に現代社会を鋭く反映したシリアスさで描かれているのが特徴である。
原文からある日本語と、それらを基にした独自のスラング、これらを担当する翻訳チームの独特な日本語訳が混ざり合い、全編を通して(俗に「忍殺語」と呼ばれる)風変わりなカタカナ・キーワードが多く盛り込まれている。その為、世界観や言語ばかりに目を奪われがちだが、物語やキャラクターは長いスパンで綿密に設定されており、作品としての完成度は濃い。
またTwitter連載という形式を利用する事で、従来のネット小説とは異なるリアルタイム共有体験が可能な連載方法も魅力のひとつ。「ニンジャヘッズ」と呼ばれるファン達は、投稿される各エピソードの流れを追いながらハッシュタグで実況や考察、イメージを基にしたイラスト投稿などを行うことが出来るのだ。
2010年7月24日、twitter上の無名アカウント@njslyrにて突如謎の小説の連載が始まった。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/NJSLYR/status/19413249155
これこそがサイバーパンクニンジャ活劇小説「ニンジャスレイヤー」であり、米国人の原作者二人から日本語翻訳権を得た翻訳チームによって、リアルタイム翻訳で連載されている作品である。
以降、頻繁なペースで不定期に連載を続け、じわじわと読者数や知名度を増やし、書籍化、オーディオドラマ化、コミカライズ、アニメ化など様々なメディアミックスがなされるまでになった。
2021年現在においてもtwitter上で絶賛連載中である。
これまでに@njslyrで掲載されたエピソードは有志によりtogetterにまとめられており(後述)、掲載順やエピソード時系列順などで読むことができる。これは商業展開を始めた現在でも変わらず、全て無料でweb上で読むことができる。
2016年11月、「note」というプラットフォームで開始した有料(月額490円)連載。
主に人気キャラのスピンアウトやサブストーリーを中心に掲載されている。メインストーリーはこれまで通りTwitter上で無料で読めるので、主筋を追うだけなら読まなくても良い。
支払い方法は以下の3種類。
2018年11月から、ログ安全保存と新規読者のアクセスしやすさのために、Twitter連載時の第1部エピソードのnoteへのアーカイブが始まった。こちらは無料で読むことができる。
Twitter連載の他、現在では書籍版、オーディオドラマ、コミカライズが展開中。アニメ化についても発表された。
7月からアメリカ・ロサンゼルスで開催される北米最大アニメイベント「Anime Expo 2014」への参加も決定。それに先立ち、日本のオタク系ニュースを世界へ発信するサイト「Tokyo Otaku Mode」で原作(英語版)の連載「マシン・オブ・ヴェンジェンス」が4月から開始された。
続報に備えよう。
2014年4月2日、公式ツイッターアカウントで遂にアニメ化が発表された。制作会社はTRIGGER。同月11日にはアニメ版公式サイトも公開されている。
同年7月、ロサンゼルスで開催されたAnime Expo2014においてアニメPVが世界初公開。タイトルが「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」であること、放送時期が2015年であることなどが告知された。
同年12月8日、初のアニメ映像お披露目となるティザーPVが公開される。
詳細は該当記事にて。→ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン
Twitter連載版の内容をまとめたもの。第1部全4巻、第2部全8巻、第3部全9巻。イラストは漫画家「わらいなく」氏が担当。
ただTwitter版の内容をまとめただけではなく、大幅な加筆・修正、殆どの登場ニンジャの設定画、書籍版のみ収録のエピソードの存在など、書籍版独自の要素も大きい。
また、お値段は少々張るものの、様々な限定グッズが同梱されたebten(エンターブレイン社のネットショップ)DXパックにも毎回注目が集まる。
なお、書籍版が刊行されたからといって、元のTwitter版のまとめが削除されることはない。
第5巻『ザイバツ強襲!』(第2部第1巻)、及び第8巻『聖なるヌンチャク』(第2部第4巻)に、CD付き特装版が発売中。
収録エピソードは『ザイバツ強襲!』に「ラスト・ガール・スタンディング」、「メナス・オブ・ダークニンジャ」。『聖なるヌンチャク』に「シー・ノー・イーヴル・ニンジャ」と「デス・フロム・アバブ・セキバハラ」。
また、YouTubeにて「ゼロ・トレラント・サンスイ」がフルバージョンで無料公開されている。
◇我々は、周辺メディアに様々な二次的メディア展開をやる。それらの振れ幅と多様性を容認する。
なぜか?自由!l唯一のイメージ、唯一の表現手法を守るのは原作小説である。
常に我々は当アカウントに掲載を続けていく。それを原作者監修にて加筆推敲し書籍にする。
これは不可侵の原典だ。他は自由です◇
上記引用の通り、ニンジャスレイヤーは原作小説を元に多種多様なコミカライズが行われている。
「特に原作準拠"無印"、特に乙女なグラキラ、特に少年なキルズ」の三種類のコミカライズが様々な漫画雑誌で連載していた。
これらは全て「公式」であり、雑誌連載と同時にTwitter上で雑誌連載版の全ページが無料で公開されている。
連載最古エピソードの「ゼロ・トレラント・サンスイ」が(これまでのあらすじ)の書き出しで始まっている事からも示される通り、第1部~第3部のニンジャスレイヤーは一話完結型、意図的に時系列をバラバラにした上で更新されており、基本的にどのエピソードから読み始めても良い構造になっている。
ジョジョの単行本を3部とかから買った人は実際多く、また既に何枚もアルバムを出しているバンドのCDをファーストから買う人はそんなにいない。好きなところから買えばいい。内なるカラテの高まりを感じてください。全てはそのようなことなのだ…!
Wiki等を参考に、ニュービー向けエピソードから読み始めたり、面白そうなタイトルから読み始めるのもいいだろう。リアルタイム更新の醍醐味を掴む為に、いきなり連載中の最新話に飛び込んでしまうのもひとつの手。とはいえ、連載順に読み進めていく方が各エピソードの流れや設定を掴みやすいとの意見が現在の主流である。
ただし各部最終エピソードだけは、ある程度その部を読了してから読み始めることをオススメする。
うってかわって第4部は第3部までとは主人公も時代も異なっているので、第4部から読み始めることは公式も勧めている。なお第4部自体は時系列順に更新されているので、各シーズンの第1話から順に読み進めていくことが基本となっている。
◇「エイジ・オブ・マッポーカリプス」の本編は新たなニンジャスレイヤーが担い、時系列シャッフルもなく、アメリカンドラマ的に真っすぐに進んでゆくので、「どこから読めばいいの?」「あれ、この前の話は?」という迷いはありません。なので今から始められる!読み進められる!人に勧められる!◇
※#njslyr7kや、#njslyr7dタグはいろいろあって公式タグではなくなった。
その他、公式タグではないがよく使われているタグとしては以下のものがある。
ほんやくチーム曰く、「タグにおいては、人種、国家、宗教、政治政党思想、ゲームハード思想、ウイルス対策ソフト思想、携帯キャリア思想、お相撲思想、その他諸々、なんかそんな関係のヘイトを絡めたネタは奥ゆかしくないので公式としては厳かに禁じさせて頂いております」とのこと。
『ニンジャスレイヤー』における「ニンジャ」は、我々日本人が想像する「忍者」ではなく、いわゆる「超人」や「異能力者」めいたニュアンスで設定されている。『X-MEN』の「ミュータント」を「ニンジャ」という言葉に置き換えた存在といえば分かりやすいだろう。
詳しくはニンジャ(ニンジャスレイヤー)記事を参照。
ニンジャスレイヤーの歴史は決して短いものではない。それは原作者の二人が出会った時から始まったと言えよう。
そこをキーとし、その他の事件を交えながら現在までの歩みを簡単に記したい。
紀元前2300年ごろ? | 『大洪水』 |
794年~1185年 | 平安時代 |
1603年~1863年 | 江戸時代 |
80年代末期~90年代初頭 | パソコン通信の隆盛 |
90年代半ば? | ボンド、モーゼスの出会い*1 |
1995年 | Windows95発売によるインターネットの一般化 |
1996年 | Ninja Slayer(初期版)発表*2 |
1998年 | Ninja Slayer Classics発表*3 |
90年代末期~00年頃 | ノベル、コミック、フィギュアなどが存在*4 この頃、原作者と出版社が著作権で揉め、原作シリーズはしばらく断絶*4 |
2000年 | Y2K |
2002年頃 | 初期版ニンジャスレイヤーの翻訳サイトの存在を確認*5 |
2005年頃 | mixiコミュニティ発足*6 |
2009年 | 09年版ノベルの発表*7 出版社との著作権係争が収束し原作者へ権利回復が行われる*9 ハリウッド・ムービー企画が立ち上がるも頓挫*9 |
2010年 | twitterによるリアルタイム翻訳開始*8 |
2012年 | 邦訳書籍版刊行開始 |
2013年 | コミカライズ版連載開始 |
2014年 | アニメ化発表 原作版(英語版)ニンジャスレイヤー連載開始 フィギュア発売 |
2015年 | アニメ(web版)世界30カ国で放映開始 |
調査の甲斐もあり、いくつかの情報から古い時代の歴史を描き出すことに成功した。
しかしY2K以前の情報は電子的、物理的に混濁しノイズにまみれ解釈の難しいものもある。
明確な情報を探し出すことは今現在も困難を極めている。
*1 書籍第四巻あとがきより。
*2 初期翻訳サイトより。
*3 mixiコミュニティの記事より。
*4 複数のインタビュー[1][2][3][4][5]より。
*5 Internet Archiveより(2002年時)。copyrightは2000年となっている。
また姉妹サイトのDIEHARD TALES(2003年時)も参考に紹介しておく。
*6 mixiコミュニティ。
*7 英語公式サイトにて確認。
*8 現在は09年版ではなくリバイズド版を原作者が執筆しそれを翻訳している。(該当記事)
*9 原作者からのエアメールより。
もっともだ。確かに非常に気になるぶぶんがあるとおもいます。
だが、皆さんもご存じだろう。江戸時代に実在した忍者松尾芭蕉に関するすぐれた評伝、William C. Flanagan「ROAD TO THE DEEP NORTH」を。中世日本を舞台としたとてもすばらしい幻想小説、P. H. Chada「FAR EAST OF EDEN / ZIRIA」を。これらは日本ではたいへんゆうめいだが、米国ではほとんどだれもしらない。
日本を題材にした海外著作者のほんが、作者の母国ではあまり知られていないのは実際よくあることなのだ。
鎖国状態にある近未来日本の中心都市、ネオサイタマ。
ネオサイタマ第二の高層ビルであるマルノウチ・スゴイタカイビル……そこで起こったニンジャ組織同士の抗争に巻き込まれたことにより、妻子と共に平穏に暮らしていた中流サラリマン、フジキド・ケンジの運命は一変した。
妻子を殺され、自らも死の淵に立った彼に謎のニンジャソウル「ナラク・ニンジャ」が憑依、復讐者「ニンジャスレイヤー」となったフジキドは、ネオサイタマを裏から支配する巨悪ラオモト・カン率いる悪のニンジャ組織「ソウカイ・シンジケート(通称:ソウカイヤ)」のニンジャたちと戦いを繰り広げる!
ネオサイタマを裏から支配せんとする暗黒ニンジャ組織にして第一部の主敵。
ラオモト・カンを首魁とするトップダウン型組織であり、フットワークの軽さが特徴。
ソウカイヤの威力部門。その中でも精鋭とされる6人は、「シックスゲイツの六人」と呼ばれ、単にシックスゲイツと呼ぶ場合はこの「六人」のことを指すことが多い。「六人」から欠員が出た際には下部構成員から新たに選抜されるため常時6人存在してるが、ニンジャスレイヤーとの戦いで死者が続出するため入れ替わりが激しく、時期ごとのメンバーを特定するのが難しくなっている。以下のニンジャはシックスゲイツの中でも代表的なメンバーである。
平安時代より続くドラゴン・ニンジャクランのドージョー。
第一部開始現在は主にリアルニンジャ(ソウル憑依ではなく修行でニンジャになった者)を目指すニュービーを育てているが、過去にはソウル憑依者を弟子にすることもあった。
自由を求めてヨロシサン製薬から脱走したバイオ・ニンジャの寄り合い所帯。
バイオ・ニンジャはヨロシサンのみが製造できるバイオインゴットを定期的に摂取しなければ死ぬため、各所のヨロシサン関連施設を襲撃して略奪している。
必要以上に暴力を振るうことはないので他のニンジャ組織より邪悪ではないが、それでもモータルを蹂躙することには躊躇はないのでニンジャスレイヤーのスレイ対象であることに変わりはない。
ヨロシサン製薬から独立したリー・アラキが側近とともに設立した研究機関。
不老不死を実現するイモータルニンジャ計画を掲げ、その一環としてゾンビー・ニンジャを製造している。
ロボットや兵器、重工業分野で存在感を示す暗黒メガコーポ。
「 皆 さ ん を 守 る オ ム ラ 社 の マ シ ン ガ ン 」
江戸時代創建の巨大企業。一見してソウカイヤに従属しているように見えるが、むしろザイバツほどのニンジャ組織でもウカツに手を出せない暗黒メガコーポである。
安価で大量販売している栄養ドリンクに麻薬成分を混入させて中毒者を生み出すなどはほんの序の口であり、闇の深さは暗黒メガコーポの中でも随一である。
「ビョウキ、トシヨリ、ヨロシサン」
暗黒メガコーポ等の抑圧的組織による奴隷的プロレタリアートに対するファシスト的搾取構造を打破するために、敗北主義的施設を襲撃し退廃的物資を接収するなどの科学的方法論に基づいた決断的闘争を行う進歩的革命組織。
富の再分配などを謳ってはいるが、目的のためには必要悪的暴力を振るうことも辞さず、アマクダリ(後述)などのニンジャ組織とも平気で手を組むなど、手段を選ばない。
ソウカイヤが墜ち、炎上するネオサイタマ。だがフジキドの闘いは終わらぬ。全ての始まりとなった「マルノウチ抗争」の真実は、独立国家キョート・リパブリックに拠を構えるもうひとつの悪のニンジャ組織「ザイバツ・シャドーギルド(罪罰影業組合)」とソウカイヤとの抗争であった。混迷するネオサイタマを後にフジキドはキョートへ渡り、新たな仲間と共にザイバツへ闘いを挑む。
キョートに渡ったのはフジキドだけではなかった。ソウカイヤ滅亡後ザイバツに身を寄せたダークニンジャは、そのカラテのワザマエと卓越した礼儀・ワビサビを武器に、瞬く間にのし上がっていく。だが、その真意は……。
「格差社会」をスローガンに掲げ、ニンジャによる人民支配……即ちニンジャ千年王国の実現を目指すニンジャ秘密結社。
ロードを頂点に、グランドマスター、マスター、アデプト、アプレンティスの順に並ぶピラミッド型の位階制度を持つ歴史ある組織である。
厳格な階級組織で貴族意識を持つ者も多く、上位へと就くためにはカラテのワザマエのみならず礼儀作法やチャドー、ハイクやワビサビなどといった奥ゆかしさが要求される。
概してソウカイヤをニンジャの数・質とも凌駕しているが、それ故に派閥同士の権力抗争が激しく、外敵に対して動きが鈍くなりがち。
「ガンバルゾー!」「ガンバルゾー!」「ガンバルゾー!」
ロード・オブ・ザイバツに継ぐ権力を持ったザイバツ・シャドーギルドにおける幹部の位階。カラテだけでは無く、ハイクやワビサビも兼ね備えている。恐るべき強敵としてニンジャスレイヤーの前に立ちふさがる。
部隊や作戦の指揮を行う上級ニンジャ。この位階から礼儀作法も重要視されるようになる。
一人前となり、エージェントとして行動できるようになった下級ニンジャ。
半人前であり、メンター(師匠)のもとで研鑽を積む。
ネオサイタマ最大の歓楽街ネオカブキチョの一角、セクシャルマイノリティが集うニチョーム・ストリートを自治する組織。
ソウカイヤが滅び、ザイバツがキョートに墜ち……ダークニンジャは黒い渦へと消えた。
だが、人々を支配する脅威が消えたわけではない。ニンジャソウルディセンション現象の勢いは止まず、社会の闇には依然としてニンジャの支配と暴力が渦巻く。ネオサイタマではソウカイヤの後継たる悪のニンジャ組織「アマクダリ・セクト」が着々と勢力を拡大させていた。
復讐を終えたフジキドは、無為と怠惰の日々の中に沈み込んでいた。だが、夜毎にニンジャを殺して回る紛い者の「ニンジャスレイヤー」の出現が、彼を再び過酷なイクサへと立ち上がらせる!
原点回帰、一話完結、起承ニンジャ結がコンセプトの第3部。タイトルコールもシンプルになり、魅力的なサブキャラクターやエピソードのバリエーションもグッと増量された。お約束の偽物騒動を皮切りに、合体ロボ、グルメバトル、女学園サスペンス、公道バイクレース、わらしべ長者、昼ドラ、破壊可能アイドル、ダーティポリス、ボーイ・ミーツ・ガール、川口探検隊、ミュージカルに野球、温泉、ハーレム、スナイパー……とにかくなんでもありなのだ。
その一方で、より精密になった社会風刺や問題提起、時に実況ヘッズがふたつに割れる程にギリギリに攻め込んでくる人物描写、そして全力で彼等を左右に揺さぶってくるボンド&モーゼズの筆のキレもより冴え渡っている。
ネオサイタマは、理想のディストピアから真実のディストピアへ変貌を遂げてしまうのか?
第二部開始直後にソウカイヤの後継組織として発足、半数以上はアガメムノンが新規にスカウトしたニンジャ達で構成されている。ザイバツに面従腹背しながら力を蓄え、第三部においてフジキドの主敵となる組織。首魁チバや摂政アガメムノンなどは第一部から登場している。
ニンジャ第一主義を掲げていたザイバツと違い、ニンジャすら管理の対象であるにすぎず、それゆえに役割を果たせるならばモータルでも構わない組織作りをしている。
アマクダリにおいてラオモト・チバを”補佐”する最高幹部。
現メンバーの大半はニンジャだが、シックスゲイツやグランドマスターと異なりワザマエではなく組織での役割に基づき選ばれているため、役割を果たせるならモータルでも構わない。ゆえにメンバーの代替は容易で、例え何人かがスレイされてもヒドラめいて数日中に組織が元通りになってしまう。
表社会との癒着が進んだアマクダリらしく、その多くは表向きネオサイタマにおける名士としての顔を持つ。
フランチャイズ的衛星組織ではない、アマクダリ専属の実行部隊。
かつて存在した同名のニンジャクランのソウル憑依者をホワイトドラゴンが集め、現代に結成したニンジャクラン。
アマクダリの傘下に入っている。
アマクダリの推し進めるニンジャ秩序に反発する若いニンジャ達で構成された反逆集団。
かつてソウカイヤなどに潰されそうになった若く才能あるニンジャ達を
リアルニンジャ、フィルギアが拾い集めて結成された。
創始者はフィルギアだが、名目上の首領はアナイアレイターという事になっている。
市警内のはみ出し者を集めて構成された、犯罪者を追い詰めて狩り殺すためなら何でもする凶悪犯罪専門部署。裏ではN(ニンジャ)案件を扱い、アマクダリの支配に対抗しようとしている。
キョート共和国に存在する秘密特務機関。ニンジャを捕獲し禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁禁「オペレイション・マジックモンキー」を推進している。
この世とオヒガンの間に漂うキョート城にて、ロード亡き後にダークニンジャによって再編成されたザイバツ・シャドーギルド。
グランドマスターといった位階制度は残ってはいるものの完全な実力主義組織となり、イサオシを求めるニンジャが集う。
第4部は物語の中心である「メインストーリー」と、複数の短いミニシリーズや読み切りを掲載する「サブストーリーズ」とで構成されている。
第3部までは時系列がシャッフルされて連載していたが、第4部メインストーリーでは海外連続ドラマめいて時系列順に連載するスタイルとなった。
twitter連載されるのはメインストーリーのみで、幕間にあたる話はnote(無料記事)で、サブストーリーズはニンジャスレイヤープラス(有料記事)での連載となる。シーズン間などに再放送やニンジャスレイヤープラス掲載エピソードのtwitter掲載がされることがある。
シーズン2が開始した辺りから、制作側は第4部ではなくAoMや「ニンジャスレイヤーAoM」と呼んでいる。
現在メインストーリー・シーズン4が終了、2024年1月よりシーズン5が連載開始。
2038年1月18日、世界のタガが外れ、ケオスが世界を再分断し、ニンジャスレイヤーはダークニンジャの凶刃に斃れた。
それから約10年……
磁気嵐が失せ日本の鎖国は解かれ、カツ・ワンソーの使徒らが蘇り、謎の鉱物であるエメツを燃料としたポータルが世界各地を結び、ニンジャはほとんど公然の存在となっていた。
極東はネオサイタマ、その更に東にあるシャッタード・ランド。
霧の中から現れた者はニンジャだった。赤黒の。
彼の名はマスラダ・カイ。新たなるナラク・ニンジャの憑依者、新世代のニンジャスレイヤーだ!
マスラダが追うのは、ニンジャに福音を与える謎の男・サツガイ。そしてサツガイと接触した者たちの互助組織「サンズ・オブ・ケオス」。
さらにそのマスラダを追う組織あり、過去の「ニンジャスレイヤー」に因縁を持つ者達あり……
サツガイとは何者か?何故マスラダはサツガイを追うのか?そしてサツガイを殺すことはできるのか?
サツガイ接触者たちの同好会めいたサークル。
過去のニンジャ組織と違い世界征服めいた目的を持っているわけではなく、接触者同士の情報交換と相互扶助が目的。ゆえにフォーラムに写真付きで今何をしているか投稿したり、上下関係もなくオフ会めいて旅行やバーベキューに興じていることもあるという異色の存在。その性質上、他の組織の構成員を兼ねていることが多い。
もっともサークル活動やサツガイに対しては各個人ごとに温度差があり、独自に神殿を作るほどサツガイを崇拝する者もいれば、接触者同士の交流程度に留める者もいる。また、接触者が全て参加しているわけではなく、加入を断る者もいる。
ラオモト・チバが再建したニンジャ組織。かつてほどではないようだが、それでもネオサイタマ闇社会に大きな影響力を持っている。
新資源エメツによって急激な発展を遂げたアラスカの都市シトカ。
その近辺に流れ着いたマスラダは灰色の隠者と、奇妙な力を持った娘、ゾーイと出会う。隠者の真の名はシルバーキー……かつての「ニンジャスレイヤー」を助けたニンジャであった。
シルバーキーは破滅の危機に瀕していたマスラダの精神を安定させるも、シトカを牛耳るニンジャ組織「過冬」がゾーイの力を狙って彼らに襲い掛かる。
受けた恩を返すため、マスラダは過冬に戦いを挑む。
時同じくしてネオサイタマのニンジャ組織「ソウカイヤ」がシトカ入りしており、過冬に抗争を仕掛ける。
一方のネオサイタマでは、マスラダと接触すべくシトカへ向かおうとする者達がいた。
その者達もまた、かつての「ニンジャスレイヤー」をよく知る者達であった。
シトカを牛耳るニンジャ組織にしてシーズン2の主敵。
人口300万人を超えるといわれる現在のシトカは、過冬のシノギなくば成り立たない。
アメリカ合衆国はとうの昔に崩壊し、北米大陸は企業連合体「ユナイテッド・コープス・オブ・アメリカ」略してUCAが実質的に支配していた。
イクサに勝利したものの、ニンジャとしての力を殆ど失ったニンジャスレイヤーは、ネオサイタマに帰還すべくポータルが存在する都市バンクーバーを目指し、旧カナダ北西部・ブリティッシュコロンビアに入った。
しかしカナダ西部は十年前からUCAではなくタイクーンの支配にあった。
タイクーンはこの地のカエデをモミジに変え、木を、草を、獣を、生態系を歪め、ネザーキョウという国を作った。邪龍オオカゲに跨り空を駆けるネザーキョウのタイクーン、その名はアケチ・ニンジャ。
かつて織田信長に下剋上し共に地上から消えた明智光秀が、地獄から帰還したのだ。
ネザーキョウ東部に銀のオベリスク…自身の力の根源たるギンカクが出現したことを知ったニンジャスレイヤーは、行先を変更する。旅の過程で徐々にニンジャとしての力を取り戻しながらギンカクへと向かうが、ネザーキョウの軍勢の一部もギンカクの力を我が物にすべく動いていた。
カナダ西部を支配する、カラテ(暴力)が全てを決める弱肉強食国家。
インターネットを惰弱と断じ、国内での利用を禁止している。
ネオサイタマに帰還したニンジャスレイヤーは、ニンジャ絡みの荒事を解決する存在として、ネオサイタマでの生き方を進めていた。そんなある日、ニンジャスレイヤーは突如7人のニンジャに襲撃される。
カツ・ワンソーの子らを自称する旧きリアルニンジャ7名が、ストラグル・オブ・カリュドーンの儀式における狩りの獲物としてニンジャスレイヤーを選び、ネオサイタマへ代理戦士を送り込んだのだった。勝者となった者の主が、ダークカラテエンパイアの空なる玉座を守る摂政の座につき、余の者らを従えるのだ。
代理戦士を返り討ちにしつつ儀式について調べるニンジャスレイヤーと仲間たちだったが、やがてリアルニンジャらも想定していなかったであろう事態がネオサイタマを覆うのだった。
全てのニンジャの祖であるカツ・ワンソー。
ニンジャ大戦にてハガネ・ニンジャに討たれた彼を再び王として迎え、大戦以前の世に戻さんとする復古の帝国……それがダークカラテ・エンパイアである。
リアルニンジャの陰謀を退け災厄を乗り越えたネオサイタマ。ニンジャスレイヤーもネオサイタマの始末屋としての活動を再開していた。だがネオサイタマには新たな災厄… "犯罪" が忍び寄りつつあった。一つ一つはネオサイタマのチャメシ・インシデント(日常茶飯事)にしか見えぬかもしれぬが、それらが複雑に折り重なりタペストリーめいて織りなすと、果たしてどのような姿が現れるのか。
掲示板
3940 ななしのよっしん
2024/04/02(火) 22:38:58 ID: rjKaK1QZl3
新作ゲーム『ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上』2024年夏発売決定 / Ninja Slayer
ファミ通TUBE
1.2万 回視聴
10 時間前
https://
3941 ななしのよっしん
2024/04/07(日) 17:58:09 ID: GZYy3aMnK8
3942 ななしのよっしん
2024/08/06(火) 22:37:11 ID: gTblWQICOU
まさか任天堂のゲーム機にまで出るとは思わなかった
2部のコミカライズが実際タノシイ
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/09(土) 07:00
最終更新:2024/11/09(土) 07:00
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