ニーラー 単語

1件

ニーラー

1.1千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ニーラー(Kneeler)とは、モータースポーツの一種である。バイクに同乗者を座らせるためのサイドカー(側)を付けたものはご存じの方も多いと思うが、あれを極端に低重心化し、カウルで覆ったものである。
レーシングサイドカー、レーシングニーラーとも呼ばれる。

概要

ニーラーは、バイクに取って付けたような感じの普通サイドカーと違い、最初からバイク部分と側部分を一体化したフレームで作り上げている。
する人間の姿勢は極めて低くなり、まるで跪いてるかのように見えることから(Kneel:跪く)が転じてニーラーと呼ばれるようになった。

運転するバイクで言うライダーに当たるものはドライバーと呼ばれ、側に乗るものはパッセンジャーと呼ばれる。バンク(傾ける)ことでコーナーリングするバイクに対して、ニーラーはパッセンジャーが身体を移動して重心を移し、コーナーリンググリップや加速時のトラクションを稼ぐ。つまり、速く走るためにはドライバーとパッセンジャーの息のあったコンビプレイが必須であり、これがこのマシンの面みとなっている。

日本では極めてマイナーカテゴリーだが、世界的には立モータースポーツの一つとして認識されており、世界選手権が開催されている。他にも、公道レースマン島TTレースにもこのニーラーのクラスが存在する。
もちろん、日本漫画アニメ界においてもほとんど取り上げられたことはなかった。数少ない例として、「JIN-仁-」「ペガサス」などで知られる村上もとかが描いたバイク漫画「熱の虎」、皆川亮二アクション漫画「D-LIVE!!」、自身が熱モータースポーツファンである藤島康介の「ああっ女神さまっ」に少し登場したぐらいであった。しかし、2017年秋アニメの『つうかあ』がこのニーラーのレースに挑む女子高生たちの物語として放映されている。

クラス分けを簡単に挙げると。

F1クラス
2ストローク500ccまで、または4ストローク1300ccまで。レースでは4ストローク1000cc
アルミモノコックシャシー体が長く、ドライバーの後ろにエンジンが積まれる。
世界選手権のものに準じたクラス
F2クラス
2ストローク500ccまで、または4ストローク1300ccまで。レースでは4ストローク600cc
チーパイプフレームで体が短く、ドライバーの下にエンジンが積まれる。つまりバイクの配置に近い。
マン島TTでのTTサイドカークラスはこれに当たる。
F4クラス
2ストローク100ccまで、または4ストローク150ccまで。
いわばサイドカーのレーシングカート

関連動画

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/25(木) 14:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/25(木) 14:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP