ニーラー(Kneeler)とは、モータースポーツの一種である。バイクに同乗者を座らせるためのサイドカー(側車)を付けたものはご存じの方も多いと思うが、あれを極端に低重心化し、カウルで覆ったものである。
レーシングサイドカー、レーシングニーラーとも呼ばれる。
ニーラーは、バイクに取って付けたような感じの普通のサイドカーと違い、最初からバイク部分と側車部分を一体化したフレームで作り上げている。
乗車する人間の姿勢は極めて低くなり、まるで跪いてるかのように見えることから(Kneel:跪く)が転じてニーラーと呼ばれるようになった。
運転するバイクで言うライダーに当たるものはドライバーと呼ばれ、側車に乗るものはパッセンジャーと呼ばれる。バンク(傾ける)ことでコーナーリングするバイクに対して、ニーラーはパッセンジャーが身体を移動して重心を移し、コーナーリングのグリップや加速時のトラクションを稼ぐ。つまり、速く走るためにはドライバーとパッセンジャーの息のあったコンビプレイが必須であり、これがこのマシンの面白みとなっている。
日本では極めてマイナーなカテゴリーだが、世界的には立派なモータースポーツの一つとして認識されており、世界選手権が開催されている。他にも、公道レースのマン島TTレースにもこのニーラーのクラスが存在する。
もちろん、日本の漫画・アニメ界においてもほとんど取り上げられたことはなかった。数少ない例として、「JIN-仁-」「赤いペガサス」などで知られる村上もとかが描いたバイク漫画「熱風の虎」、皆川亮二のアクション漫画「D-LIVE!!」、自身が熱烈なモータースポーツファンである藤島康介の「ああっ女神さまっ」に少し登場したぐらいであった。しかし、2017年秋アニメの『つうかあ』がこのニーラーのレースに挑む女子高生たちの物語として放映されている。
クラス分けを簡単に挙げると。
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最終更新:2024/04/25(木) 14:00
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