ネオジオDJステーション(NEO・GEO DJ Station)とは、SNK新世界楽曲雑技団による音楽&ドラマCDシリーズである。
SNK格闘ゲームのキャラクターがタイトルの枠を超えて集合したオールスター作品。単独タイトルのCDと比べるとコメディ要素が強く、ドラマパートは全編ギャグ構成となっている。
各キャラクターの声はゲームにおける担当声優がそのまま担当しており、声変わりが多かったアテナは3人が歴任している。ラジオドラマ編の背表紙で「今、SNK企画宣伝部とキャラクター達の闘いの幕が開いた…!!」と書かれている通り、暴走した脚本とキャラ(出演者)が鎬を削るハイテンションなノリの良さが聴きどころである。当時としても癖が強く人を選ぶ作品群ながら、熱狂的なファンも多い。
旧SNKの倒産を境にシリーズとしての展開は終了しているが、2019年になって「蕎麦処 八神庵のそば」が発売されるなど、その魂は現在のSNKにも確実に受け継がれている。
SNKキャラクター(テリー・ボガード、麻宮アテナ、草薙京、八神庵、ナコルル)によって結成されたバンド「B.O.F.(The Band of Fighters)」と連動しており、アテナがパーソナリティを務める架空のラジオ番組「ネオジオDJステーション!」が舞台となっている。
1998年1月17日・18日に新宿ルミネホールで行われたライブの模様を収録している。ドラマCDの束縛を外すというコンセプトの元にさらに暴走が加速しており、出演者のアドリブ合戦が原因でライブの長さが台本の1.5倍になったとか。
トリを務めるコング桑田の「帰依 -The Sun Set Sky Final-」(リアルバウト餓狼伝説エンディングテーマ)はガチ。
ナコリム姉妹(るるーず)の担当声優がパーソナリティを務めたラジオ番組「ねおちゅぴ」(1997年10月-2000年4月)と連動しており、同作でお馴染みのタケシ&ミカも登場する。
「B.O.F.」第2弾。1年ぶりに再結成した伝説のバンド「B.O.F.」に対抗するため、山崎竜二率いるドラゴンプロが新たなタレントを送り出す。シンガーソングライター高嶺響の暴走が顕著。メンバーの中でテリーのみ、台詞が一言しか無くキャストにも載っていない。
1999年3月13・14日に新宿ルミネホールで開催されたライブの模様を収録している。
2000年7月19日発売。結果的に本作が最後の作品となった。
ラジオ番組「子安・氷上のゲムドラナイト」(1996年10月-2001年10月)のドラマパート(2つの次回予告の内どちらを放送するか投票で決定し、ドラマCDには両方を収録する)に倣い、ストーリーが2ルートに分岐する構成となっている。
常連だった京や庵、るるーずが登場しないなど、顔ぶれはかなり入れ替わった。旧SNK末期の埋もれた名作「COOL COOL TOON」の主人公アンプがゲームの発売前に滑り込みで参戦。
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最終更新:2024/04/23(火) 15:00
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