ネコにこばん(ポケモン)とは (ネコニコバンとは) [単語記事]

基礎データ
名前	ネコにこばん	タイプ	ノーマル
英語名	Pay Day	効果範囲	敵味方一体選択
分類	ぶつり	コンテスト	かしこさ
威力	40	アピールポイント	1ポイント(第3世代) 1ポイント(第4世代) 2ポイント(第6世代)
命中	100	妨害ポイント	0ポイント
PP	20・24・28・32	世代	第―世代
直接攻撃	×	わざマシン	わざマシン16（第一世代）わざマシン57（ピカブイ) わざマシン02（剣盾）



あいてのからだにこばんをなげつけてこうげきする。せんとうのあとでおかねがもらえる。

技説明

ことわざが由来のノーマル技。レベルアップで覚えるのはニャース系統のみで、同種族の準専用技となっている。それ以外だとチョロネコ系統が遺伝技で覚える程度だった（第7世代まで）。

小判を相手にぶつけて物理的ダメージを与える。威力は心もとないが、戦闘後にレベルと使用回数に応じた額のお金を拾うことができるという特殊な効果を持っている。

計算式は、第二世代以前では「レベル×使用回数×2」、第三世代以降では「レベル×使用回数×5」となっている。

初代はお金稼ぎの手段があまりにも少なく、殿堂入り前は、戦うトレーナーもおらず売るアイテムも無い場合この技で地道に稼ぐぐらいしかなくなる。

サファリゾーンの入園料などストーリー攻略中にお金を払う機会がいくつかあり、所持金が少ないとゲームの進行すら困難になってしまうことがある。ただし野生のニャースが登場するのは緑バージョンと青バージョンのみ。ピカチュウバージョンでは所持金ゼロによる詰みの対策がなされているが、対策の無い赤バージョンでは本当に詰んでしまう可能性がある。

初代ではネコにこばんのわざマシンが存在する^[1]。ラッキー（とミュウ）しか覚えないタマゴうみのわざマシンとは異なり、ネズミやらサイやらサルやらアヒルやらにも覚えさせることが可能となっている。ニャースならわかるけどこいつらはどこから小判を出しているのだろう。

そして第8世代となる『ソード・シールド』ではまさかまさかのわざマシン続投。ウマやら幻含めた各種ネコやら果ては太古のガラルの王まで使えるようになった。ちなみにしれっとチョロネコ系が遺伝で覚えられないようになっている（わざマシンで覚えることはできる）。

第9世代となる『スカーレット・バイオレット』では、ネコにこばん同様使用するとお金が拾えるようになる技として「ゴールドラッシュ」が登場した。威力は「ネコにこばん」の3倍となる120あるが、そもそもサーフゴーの専用技なので差別化とかは気にする必要がない。
なお今作では「ネコにこばん」のわざマシンが無くなり、チョロネコ系統はパルデア地方への入国が叶わず。さらにドーブルも第8世代以降本編シリーズでは登場しなくなっているので、わざ登場から23年目にして名実ともにニャース系統しか覚えられない専用技になったといえる（ただドーブルはDLCの藍の円盤で再登場を果たしたが）。