ネッシー 単語

119件

ネッシー

1.5千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ネッシー(英語: Nessie)とは、イギリススコットランドネス撃される未確認動物UMA)「ネス怪物」(Loch Ness Monster)の称である。

概要

おそらく世界で一番よく知られたUMAで、UMAの代名詞的存在である。

イギリススコットランド北部の淡であるネス撃され、一般には首長の生き残りという説が有名だが、変温動物である巨大爬虫類が北部の極寒の中で生存できることに否定的な意見は多い。ともあれ20世紀最大のミステリーの一つと謳われ、多くの写真映像表され続けている。

とくに有名な写真1934年、産婦人科医ロバート・ケネスウィルソンが撮した「外科医写真」。面から立鎌首をもたげたネッシーが色鮮やかに写されており、ネッシーの代表的写真と持て囃される一方、波の大きさや形状などからトリック写真の可性も疑われ、その偽が盛んに議論された。しかし約60年後の1993年ウィルソン友人玩具潜水艦を使ったトリックであったと言した。

しかしネスの周辺では古来から現在に至るまで怪物撃談がある。またネッシーの写真映像は他にも数多く存在し、その中の多くはトリックでは説明がつかない。つまり、いまだに怪物の全貌が明らかになったわけではないのだ。

ちなみに、ネス現在の状態になったのは現在からおよそ1万年前であり、中生代の生物がそのまま生息していることはないとされている[1][2]

日本への影響

日本ではネッシーの強いで、内の沼に出するUMAを「沼名の頭文字+ッシー」と名付けることが多く、またその多くは首長とされている(池田湖イッシー屈斜路湖クッシーなど)。地元ではUMAを題材としたコミカルイラストパッケージにしたおみやげが販売されたり歌が作られたりするなど、地域経済に大きく貢献しているゆるキャラの先駆け重要な観光である。

こうしたUMA撃談は、経済成長がひと段落し、民が豊かになった後に訪れた冷戦下の社会不安の中で急増し、一連のオカルトブームの一大ムーブメントを形成していった。つまり、人々は不安を紛らわすように、整備された道路をマイカーに乗って行楽地へと赴く。そして最新鋭のカメラビデオカメラを回していると、おかしなものが写っている・・・というわけだ。

(奇しくもこの状況は、ネス怪物撃が増加した1930年代の状況によく似ている。小自動車が広く普及してネス周辺の道路の整備が進み、大衆向けカメラが次々に登場したのは大体この頃。そしてウィルソン写真が撮られたのは第一次大戦終結の16年後であり、第二次大戦開始の5年前である。)

しかしネッシーと同じく、これらのUMAがその存在を否定されたわけではない。特に生物に関しては、ごく身近なものと想われがちな生物であっても実はんど生態が解明されていない、というのは最近明らかになったウナギの回遊ルートの例からも判るだろう。シーラカンスクニマスのように絶滅したと思われていた生物生存していた例もある。多くの人々がそれを撃しているという事実がある限り、何かがそこにはあるのだ。首長かどうかはともかく。

なお、元東京都知事である石原慎太郎氏はネッシーの存在を信じていたらしく、何度か捜索隊を派遣している。

関連動画

関連静画

関連項目

脚注

  1. *Wikipediaネッシーの項よりexit
  2. *謎解き超常現象DX 第四章22「ネス湖のネッシー」よりexit_nicoichiba
この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/23(火) 18:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/23(火) 18:00

スマホで作られた新規記事

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP