ノルウェー語(norsk ノシュク)とは、ノルウェー王国の公用語である。
ノルウェー語は、インド・ヨーロッパ語族(印欧語族)のゲルマン語派の北ゲルマン語群に属する言語である。ノルウェー王国の公用語。母語とする人の数は約500万人。
ノルウェー国内の言語に関する政治的対立から、ノルウェー語には「ブークモール(Bokmål 本の言葉)」「ニーノシュク(Nynorsk 新ノルウェー語)」という2つの標準語がある。前者はデンマーク語やスウェーデン語と近いが、後者はどちらかと言えばアイスランド語に近い。
両者は対等な地位を保証されているが、実際はブークモールの方がよく使われるため、入門書でも多くはブークモールを扱う。
日本語で引けるノルウェー語の辞書があまり無いので、本格的にノルウェー語を学びたければ英語の辞書を買った方がよい(もちろん、英語をある程度読める必要がある)。
ノルウェー語には次の29のアルファベットが存在する。
a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z æ ø å
上述のアルファベットを見てもらえば一目瞭然であるが、最後の3文字は、英語では(発音記号以外には)用いられない特殊なアルファベットである。これが入力できない場合には、æ を ae で、 ø を oe で、 å を aa で、それぞれ置き換える。なお、この3つはデンマーク語にも存在する。
歴史的には a と e とをくっつけて作られた文字。発音も(おおむね)「ア」と「エ」との間の音である。ドイツ語の ä (アー・ウムラウト)を知っている人は、それをイメージしてみよう。
これは o と e との組合せを意味し、発音も(おおむね)「オ」と「エ」との中間である。ドイツ語の ö (オー・ウムラウト)をイメージしてみよう。ノルウェーで最も北にある県の県庁所在地は Vadsø (ヴァドソー)。
まるで a と o とをくっつけたような形をしているが、発音は「オ」(oよりも口を大きく開ける)。「本の言語」という意味を持つ Bokmål (ブークモール)の綴りにも使われている。
ノルウェー語はカタカナ転写が難しい言語の一つであるが、難しいことは考えずにカタカナも併記する。
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最終更新:2025/03/28(金) 08:00
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