ノーヒットノーランとは、野球・ソフトボールにおいて、投手が相手打線にヒットを許すことなく完封勝利すること。
※BUMP OF CHICKENの楽曲については必要なら誰か暇な人が書いてください。
完全試合との違いは、ヒット以外の走者(四球や失策など)を許したか否かによる。1人の走者も出さないノーヒットノーランが完全試合であるため、ノーヒットノーランを数える際には完全試合も数に含まれる。
よく勘違いされるが、「ノーラン」の「ラン」は得点のことで、ホームランのことではないし、ノーラン・ライアンのことでもない。ノーヒットに抑えたが失点した場合は「ノーヒットありラン」とも呼ばれる。「ノーヒットノーラン」は和製英語で、日本語で言うと「無安打無得点試合」。「ノーノー」と略されることが多い。英語では「no-hitter」と呼ばれ、日本でもメディアなどで「ノーヒッター」という用語が使われることがある。なお、メジャーリーグの「no-hitter」には「ノーヒットありラン」も含まれ、チームが敗戦した場合でも公式記録にカウントされる。ただし「9回裏が行われなかった試合」、すなわちノーヒットありラン状態が8回裏までしか達成されずに負けた試合では記録にカウントされない。
なお、達成には試合の勝利が条件となるため、たとえ9回までノーヒットに抑えても、味方が無得点であればノーヒットノーラン達成とはならないまま延長戦となり、10回以降に安打を打たれた場合は記録は消滅、最後まで無安打に抑えてもそのまま引き分けになった場合は参考記録となる。またコールドゲームで9回より早く試合が終わった場合も参考記録である。これは完全試合も同様。
日本プロ野球ではこれまでに達成者は87人、計98回(+ポストシーズンでの1人1回)達成されている。うち16回が完全試合である。詳細な一覧はWikipediaのノーヒットノーラン達成者一覧の項や、NPB公式サイト
を参照。直近では、佐々木朗希が2022年4月10日のオリックス・バファローズ戦で完全試合として、東浜巨が2022年5月11日の埼玉西武ライオンズ戦で、今永昇太が2022年6月7日の北海道日本ハムファイターズ戦で、山本由伸が2022年6月18日の埼玉西武ライオンズ戦で、コディ・ポンセが2022年8月27日の福岡ソフトバンクホークス戦でそれぞれ達成している。ポストシーズンでの達成は2018年の菅野智之が今のところ史上唯一。
なお日本ではノーヒットノーランおよび完全試合は選手個人の記録として扱われるため、継投でのノーヒットノーラン・完全試合は参考記録である(過去に継投でのノーノーは5回、継投での完全試合は1回記録されている)。それに対し、MLBではノーヒットノーラン・完全試合はチームの記録として扱うため、継投でも正式に記録としてカウントされる。
2ちゃんねるの実況板などでは、先発投手が相手打線をノーヒットに抑えた状態である程度イニングが進むと、「○○のノーノー(完全試合)を見守るスレ」という縁起スレが立つのが半ばお約束となっている。だいたいはスレが立つとすぐに途切れるため、相手チームのファンがそれを願って立てていることも多いとかなんとか。
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最終更新:2023/03/26(日) 08:00
最終更新:2023/03/26(日) 08:00
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