ハイエナ・ロード

2500年前 アフガニスタンに進軍したアレキサンダー大王は“進軍は容易だが制圧は困難だ”と語った

これに対し母親は手紙でこう返した “世界の覇者たるあなたが何を手こずっているのだ?”

大王は土を袋に詰め返事と共に送った “この土を宮殿にまけば分かる”と

大王の母は土を宮殿にまいた

その夜 二人の従者が母親の様子を確認しに来たが先にどちらが部屋に入るかで言い争いを始めた

結局 二人は一歩も譲らずお互いを刺し殺してしまった

“よく分かった”と母親が返事を送ると大王はこう返した

“この地は敵意に満ちている”

“ここでは犬同士や鳥同士で殺し合っている”

“そして人間同士も”

ハイエナ・ロード（原題:HYENA ROAD）とは、2015年公開のカナダ映画である。R15＋。

概要

カナダ版アカデミー賞とされる2016年度カナダ・スクリーン・アワードにおいて8部門にノミネートされ、そのうち視覚効果賞、録音賞、音響編集賞の3部門に輝いた、カナダ軍の全面協力で贈る戦争アクション映画。

アフガニスタンに駐留するカナダ軍の姿を描く。

制作費はおよそ15億円。

あらすじ

イスラム系武装組織タリバン発祥の地、アフガニスタンカンダハル。

2001年アメリカ同時多発テロ事件に端を発するアフガニスタン紛争において最も危険な場所であるこの地でカナダ軍兵士たちはハイエナ・ロードと呼ばれる復興道路建設の任務に従事していた。

ある日、狙撃部隊に属するライアンは敵勢力の攻撃を受け追いつめられるが長老を名乗るオッドアイの老人の手により保護されこの危機を乗り越える。

極秘任務を命じられている情報将校のピートはその長老こそ伝説の戦士として名を馳せた通称「亡霊」だと確信し接触を試みるが…

一発の銃弾が正しい場所に命中すれば世界を変えられると信じる狙撃兵と現地の文化を理解し情報収集と冷徹な指揮に徹する上官。

不毛の地アフガンで兵士たちを待ち受ける現実とは――

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関連項目

• アフガニスタン
• 紛争
• イスラム教/キリスト教
• 軍事/ミリタリー
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