ハイパーバトルビデオ(超バトルビデオ、HBV)とは、平成ライダー毎年恒例の児童向け雑誌『てれびくん』の応募者全員サービスで貰える、スペシャルビデオ、またはDVDのことである(VHSビデオは『剣』まで、同じく『剣』からDVD収録。DVD収録化以降の表記は「超(ハイパー)バトルDVD」)。
全てに当てはまる訳ではないが、構成を簡単に書けば、
と、以上の二つである(前半部分の内容は別に付録としてDVD収録される場合もある)。
こう書けば、「なんだ、普通のキャラクター紹介ビデオか」と思う人もいると思われるが、侮ってはいけない。視聴時間はTV本編半分の10分少々だが、その内容が異様に濃い。以下はその大まかな例。
初見ではこれを見ても、「なに書いてるんだよ」「さっぱりわからん」と思われるかもしれないが、最早ネタの量が多すぎて、これしか言いようがない。一回でもいいので、視聴をお薦めする。媒体がDVDに移行してからは視聴者の選択により様々な展開を見せる。キミならどうする!?
ネタの量もそうであるが、上の例で記したオリジナルフォームや、本編では使われなかったり完全オリジナルの必殺技があったりと、レア物の宝庫でもある。また、オリジナルの武器や怪人などはてれびくんの読者から募集し、優秀な作品が映像化される事もある。そのため子供たちのフリーダムな発想もカオスっぷりに拍車をかけているかもしれない。
最近は劇場版の前に公開されるネットムービーや本編での連動回などが結構色々やらかしてしまっているので影が薄くなってきたが、それでもなお、公式が病気であることには変わりない。さらにドライブ以降では本作以外にも劇場配布用DVDが複数製作されたり、劇場版、主にMOVIE大戦での人物が再登場する新作が本編終了後に製作されるため、本編や劇場版との連動性も濃いものとなっている。そのため毎年、恒例の病気具合を見たい一心で応募者全員サービスのある号だけを買う大きなお友達もいるほどなのだ。
なお、応募用ハガキには世帯主名とお子様名の記入欄が存在するが、自身の名前を世帯主として記入すればお子様名の欄は空欄でも問題なく郵送されるのでご安心を。
なお、事前に後日談『仮面ライダーエグゼイドトリロジー アナザー・エンディング』と連携がとられることが告知された『エグゼイド』のハイパーバトルビデオ『[裏技]仮面ライダーパラドクス』は例外として、同時期発売の『仮面ライダーエグゼイド超全集』からでも応募できる。
誌上販売限定という特性故、一度買い逃してしまうと正規の手段で視聴する事は難しくなってしまうが、『555』と『W』のハイパーバトルビデオに関しては近年発売されたブルーレイBOXにて収録された。
近年は物語の終盤に差し掛かるタイミングになってハイパーバトルビデオが発売される傾向があるが、通年の物と同じくギャグ調で描かれることも多い。これは平成1期にて恒例行事だった夏のギャグ回の代わりとして制作していると思われる。
なお、ハイパーバトルビデオ限定で登場していたフォームの関連アイテムは基本的にてれびくんの付録として付属する事が多いのだが、近年はプレミアムバンダイを通じて一般販売が行われる事があり、てれびくんを通じずに限定アイテムを購入する事が出来たりする。
ハイパーバトルビデオは一般的に仮面ライダーのイメージがあるが、実はスーパー戦隊シリーズや超星神グランセイザーといった仮面ライダー以外の特撮作品を題材とした作品も少数ながら制作されている。
しかし、超バトルDVD=仮面ライダーというイメージが強すぎるのか、残念ながらいずれも仮面ライダーほどの知名度を得るのと定着に至っていない。
余談だが、スーパー戦隊シリーズの恒例行事として毎年制作されているスーパー戦隊VSシリーズは、1991年にてれびくんやたのしい幼稚園といった幼年誌合同で行われた応募者全員サービスで配布された恐竜戦隊ジュウレンジャーのビデオ作品をルーツとしている。
2013年からは東映特撮ニコニコおふぃしゃるにて予告動画が配信されている。
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最終更新:2023/06/06(火) 19:00
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