ハマーン・カーン 単語


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ハマーンカーン

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恥を知れ、俗物!!

微笑のハマーン・カーン by ID: OzymBiAPc2 ハマーン・カーンスレ#65

どう言われようと、己の運命は自分で切り開くのが私だ!

ハマーン・カーン(Haman Karn)とは、アニメ機動戦士Zガンダム』『機動戦士ガンダムZZ』の登場人物である。

CV榊原良子

概要

小惑星要塞アクシズミネバ・ラオ・ザビの後見人を務め、20歳の若さネオ・ジオン軍(アクシズ軍)の導者でもある宇宙世紀を代表する女傑。ジオン軍の執政マハラジャカーンの次女。初登場は『機動戦士Ζガンダム』だが、続編『機動戦士ガンダムΖΖ』ではラスボスとなった。

ピンク色を扇を逆さまに広げたような髪型をした美しい女性。高いカリスマ性と統率力を合わせ持ち、マシュマー・セロのように彼女に心酔する人物もいる。一方、高慢と見られるほどプライドが高く他者を寄せ付けないところがあるため反感を持つ人物も多く、第一次ネオ・ジオン抗争終盤ではグレミー・トトの反乱を招いてしまい、結果的に敗因となった。

過去のいきさつからシャア・アズナブルクワトロ・バジーナ)との関係に確執が見られる。さらには、ミネバに対するを政治具として利用するという方法とんだ育成方針からシャア激怒され、対立を深めている。シャアに対しては傲慢な態度をとり続けていたが、グリプス戦役最終決戦の際には彼に対する執着心ものぞかせている。

また、同じく高い素質を持ったニュータイプであっても最も理解し合えたかもしれない存在であるカミーユ・ビダンに対しては心の底に踏み込まれたことに激怒し、拒絶している。パプテマス・シロッコとはお互いに危険視し合う対立関係にあり、「邪魔な見物人」と一蹴して嫌悪している。

気位が高く毅然と振舞う。劇中での呼び方を受けてハマーン様と呼ばれる。作中でもトップクラスの優れたニュータイプ力を持ち、専用機体のキュベレイに乗って戦場で活躍する。なお、シャアパプテマス・シロッコと同様に宇宙空間で出撃する際でもノーマルスーツは着用しない。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

第一次ネオ・ジオン抗争」の序盤にジュドー・アーシタと知り合って彼のニュータイプ力に興味を持ち、幾度となく自らの下へ引き寄せようとするもことごとく拒絶される。一方、ジュドー仲間達からはジュドーハマーンが引き合っていることを摘していた。一見怖いものなしな彼女だが、のリィナ・アーシタが傷つけられた際のジュドーの怒りのプレッシャーの当たりにしたときは脅えて取り乱している。
そして抗争末期ジュドーと直接対決するも敗北。彼が差し伸べた手を振り払い、キュべレイをアクシズ突させ死亡した。

散り際にジュドーという「強い子に会えて、地球圏へ帰ってきて良かった」との本音を述べている。物語の中でもカリスマ的な導者にならざるを得なかった孤独をのぞかせており、「優しいをしたかに会いたい」というのが彼女の本当の気持ちだったのだろう。

ちなみに名前の由来は、未来学者及び軍事理論「ハーマン・カーン」(Herman Kahn)からである。

作中での来歴

グリプス戦役

U.C.0087年10月12日地球圏に舞い戻り、第三勢力アクシズとしてグリプス戦役に介入。エゥーゴから同盟を持ちかけられるがシャアとの確執によって交渉は決裂。その後、エゥーゴからサイド3を譲渡するという条件でグリプス2の破壊を要請されると、シャアが頭を下げたことでご満悦し、承諾。さらにティターンズ拠点であるゼダンの門アクシズをぶつけて破壊する。

ジャミトフ・ハイマンと会談を持つが、同席していたシロッコジャミトフを暗殺したうえにその罪をハマーンに被せる。この出来事によってティターンズとは敵対関係となる。

エゥーゴメールシュトローム作戦では、誘き出される形でキュベレイで出撃し、カミーユZガンダム対決。その最中カミーユハマーンは共鳴状態となり、カミーユハマーンと分かり合おうとするが、ハマーンはこれを拒絶。これによりをくくったカミーユによってキュベレイが被弾。足止めされたことでグリプス2はエゥーゴに奪われる。

グリプス2を巡り、エゥーゴティターンズアクシズは三つの戦いとなる。因縁のシャアとの対決ではキュベレイファンネル百式を大破させるが、シャアには逃げられてしまう。その後、一旦部隊を後退させ、戦力を温存することで漁夫の利を得る。

第一次ネオ・ジオン抗争

グリプス戦役の終結後にジオン共和の戦力も吸収し、組織名をアクシズからネオ・ジオンと改称。戦後の隙を突いて各サイドに制圧部隊を送り込み、地球圏を握。この頃、アクシズに潜入してきたジュドーと初めて会っている。その後、自ら艦隊を率いて地球に降下すると連邦議会のあるダカールを制圧し、ジオン公国軍残党やティターンズの一部残党を配下に収める。さらにマシュマーにダブリンへのコロニー落としを敢行させ、及び地球連邦政府からジオン共和の領土であるサイド3の割譲を認めさせる。

宇宙に戻った後、ジュドーへの執着心か難民に扮してネェル・アーガマに潜入。タイガーバウムでジュドーを自らの手中に収めるべく説得をするが、スタンパ・ハロイの邪魔が入ったことで決裂。

この時点でネオ・ジオン勝利は確実なものとなっていたが、サイド3への帰還を果たしたことでもともと不明瞭だった組織全体の的が全に失われるなど内部は磐石ではなく、ついにハマーンの傀儡支配体制への潜在的な不満が暴発し、なるネオ・ジオンを掲げたグレミー・トトによる内乱が勃発。滞在中のコア3でプルツーに命を狙われながら難を逃れるも、小惑星アクシズはグレミーに占拠されてしまう。

ついにはグレミー軍との全面対決に突入するが、ジュドーたちガンダム・チームの介入もあって戦闘化し、混沌とする。結果的にガンダム・チームによってグレミーが戦死したことで反乱軍は鎮圧したものの、マシュマー軍の壊滅によって力の大半を失うことになる。さらに拠点となっていたコア3がグレミー軍の拠点アクシズ及びその居住ブロック・モウサが衝突して共に壊滅してしまう。

全てを失い、敗北を悟ったハマーンは最後にキュベレイで出撃し、ジュドーガンダムZZとの一騎打ちを望む。最終的に一重の差でジュドーに敗れ、潔く負けを認めると、ジュドーの救いの手を拒み、全てのケジメを付けるべくキュベレイをモウサの突させ、誇り高い死を選ぶ。享年22歳。

人物像

ザビを掲げるハマーンだが、実はザビのことが好きではない。もともとがザビ関係者であったらしく、そのことがハマーンの思想にしており、ザビの名を利用して自分の野望を実現するという行動につながっているのである。
これは裏設定ではなく、アニメガンダムZZ』劇中でもはっきり語られている。
しかし、『Zガンダム』で見せるミネバに対する忠心は本心でもある。偏見の塊のように育てたというシャアの言い分はもっともだが、ただ野心のために利用しているわけではない。

が好きで、モウサ内部の季節をにすることが多い。作中では水着姿日光浴を楽しむサービスカットが見られる。小説版『機動戦士Ζガンダム』によると食事フランス料理、特に魚介類と料理が大好物とのこと。

富野由悠季監督ハマーンのことを「強い男に憧れながらもそうした存在を理解できず、結果的に漁夫の利を得ようとする小悪党に成り下がった女」と見ている

C.D.A. 若き彗星の肖像

1stとΖの間のシャアを描いた漫画機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』には14歳ハマーンが登場する。
この時はシャアに憧れる歳相応に邪気な少女で、感受性が強く傷つきやすかった。髪型女の子らしいツインテール三つ編みだったが、ある決意と共に断髪ショートへアとなる。

幼少時のマシュマーホイホイ萌えハマーン様は俗に「はにゃーん様」とも呼ばれる(実際マシュマーがここまで心酔するのも少女時代ハマーンの雄姿を見た事に依る)。

グリプス戦役時の性格形成にはハマーンの幼少の頃からの世話役であり、もう一人のとも呼べるナタリービアンキが深く関わってくる。
C.D.A作中で紆余曲折あってナタリーシャア相思相愛となり、肉体関係を持つに至ったが、ナタリーハマーンの想いを知る後ろめたさから、シャアとの関係をハマーンに知らせていなかった。知っていればまた違う未来もあったかもしれないが、タイミング悪くハマーンは男に襲われ心に深い傷を負っていたため、言い出せなかったのだろう。

この時アクシズ戦争継続(強硬)と穏健の内乱状態にあった。ハマーンシャアナタリー達も戦争に駆り出されていた。全ての決着が着いた後、ナタリーハマーンシャアとの関係と、シャアの子を身籠っていたことを打ち明けたのだが、ハマーン事実を受け止められずに昂し、彼女を責め立てる。
直後に強硬によってナタリーが暗殺されるが、ハマーン彼女に危険が迫っている事を関知していた。「どうにでもされるがいい」と、大切な者を見捨てた彼女は、既に以前とは似つかない冷酷な雰囲気を漂わせていた(ナタリーが殺されると思わなかったのか、が聞こえた時は流石に動揺を隠せなかったようだ)。

一概にシャアが悪いとも言えないが、責任の一端が彼にあるのも間違いないだろう。なお『機動戦士ガンダム0083』に登場した際には容姿、性格が現在のものとなっていた。

ハマーン・カーン(一年戦争時)

漫画機動戦士ガンダムMSV-R 虹霓シン・マツナガ』では、一年戦争時のハマーンが長女マレーネ・カーンと共に登場している。年相応にとじゃれあう姿はらしい微笑ましいが、ぶっちゃけグリプス戦役時との共通点はニュータイプ力を持っている事くらいの別人っぷりである。ただしこの漫画マレーネとドズルの描写はC.D.Aと全然違っている。

幼少時のハマーン(C.D.A準拠)はゲームGジェネレーションシリーズモノアイガンダムズDS)に参戦している。条件を満たすとグリプス戦役時代の彼女が味方になるのだが、その際に髪型をどうするかの選択イベントが発生し、顔グラをC.D.A版に戻す事もできる。力が強いのは論、シャアの再参入フラグ緩和にも関わってくるので是非とも味方につけておきたい。あと専用のキュベレイハイパー化させられるのは彼女だけだったりする。

ちなみに上述した『Gジェネ』のほか、『スーパーロボット大戦F完結編』『ギレンの野望(系譜以降)』ではシャア和解し、デレるハマーン様も見られる。

姉妹

ハマーンで、ドズルの側室である「マレーネ・カーン」という人物が『C.D.A』以降のガンダムエース掲載作品に登場するようになっている。このドズルの側室だったという元ネタは(アニメとある程度パラレルの)小説版にあるが、21世紀以降の後付け描写ではほとんど顧みられておらず、裏設定にあたる「ドズルだった」という部分だけが半ば公式設定のように積極的に使われるようになってしまっている。マツナガ漫画ではメインキャラ待遇だが、その結果ひどい末路が…。

またファミリーソフトが92年に発売したPCゲーム機動戦士ガンダム アドバンスドオペレーション』にの「セラーナ・カーン」という人物が登場する。この非公式同然だった人物も何故か『C.D.A』や続編『Define』、さらに『ヴァルプルギス』にも登場している。

現状、いずれも異なる様相で描かれており、実質的には各作品のオリジナルキャラクターに近い。

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