ハル・グローリーとは、真島ヒロの漫画『RAVE』のシスコン主人公である。(CV:関智一)
・第一部
0050年7月7日、ガラージュ島にてゲイルとサクラの長男として誕生。
シンフォニア王家の末裔であるが、本人は特に意識している様子はない。
0066年、謎の生物プルーを海で釣り上げたことで、彼のレイヴ使いとしての道が始まり
島を襲った巨悪デーモンカード(DC)により魔石ダークブリングとの「石の戦争」に巻き込まれることになる。
50年間レイヴとプルーを探すも、見つからず、失意のままに帰島した初代レイヴ使いシバ・ローゼスから
聖石レイヴと十剣テン・コマンドメンツを託され、プルーと共に単身世界を救う旅に出る。
パンクストリートでパンツを覗いて知り合った記憶喪失の少女エリーや
当初敵対していたが、後に無二の親友となる盗賊ムジカといった仲間と出会い
謎の男ジークハルトとの邂逅を経て、ついにDC総帥キングとの直接対決に至る。
そこで父ゲイルと再会し、ゲイルとキングに纏わる因縁を知った彼は
シンフォニアとレアグローブによる呪われた運命を終わらせるべく闘うことになる。
結果、キングに勝利し、DCは壊滅したものの、父ゲイルは命を落としてしまう。
DC壊滅から半年後、残りのレイヴとエリーの記憶を探すため
新たに旅に出るが、訪れたシンフォニアでキングの息子であり
後に宿命の敵となるルシア・レアグローブと出会う。
エリーに消えない心の傷を負わせたルシア。
レイヴ生誕の場所、シンフォニアから、ハルの新たな戦いが始まるのであった。
アニメ版RAVEはここで終了。しかし、実はこの後の方がハルの旅は長かったりする。
・第二部
アカペラ島の預言者サガ・ペンドラゴンの導きにより、南のレイヴを探すことになったハル一行は
人魚を助けたことで、海底の街ミルデスタへと案内される。
しかし、そこで見たのは鬼達に滅ぼされた人魚の集落であった。
そこに同盟を組んだドリュー幽撃団、ルシアにより復活した新生デーモンカードが加わり
人魚、シルバーレイ、レイヴを巡った三つ巴の戦いへと発展。
シルバーレイはムジカに破壊されるが、強大なドリューの力の前に
一度はハルも敗れてしまう。
仲間達総出でようやくドリューを撃破したのも束の間
新生DCから逃れる道中で出会ったエバーマリーの住居星跡の洞窟をルシアが奇襲。
禁じられし第9の剣の力で優位に立つも
ルシアも長きに亘る戦いの犠牲者であることを知ったハルは
戦いが終われば自分達も父親と同じように仲間になれたのではないか?として
ルシアにとどめをささずに見逃す。
直後、シンフォニアとレアグローブの末裔同士の闘いに呼応した忘却の王エンドレスが復活。
星跡を追われる形となり、ハルの旅はさらに続く。
・第三部
舞踊の街リベイラを訪れたハル一行は、旅の資金の為に舞踊大会に出場する。
しかし、舞踊大会の終演後、突如としてリベイラは空賊ブルーガーディアンズ(BG)の襲撃を受ける。
BGの目的は魔界をエンドレスによって滅ぼすこと。BGと対立する解放軍と手を組んだハル一行は
魔界でBG船長のハードナーと交戦。苦戦するもこれを倒す。
解放軍と別れた後、初代レイヴ使いシバとの真のレイヴ使いを巡る最後の試練に挑んだハルは
自分が何のために戦っているのかを再認識、死闘の末に真のレイヴ使いとなるが
シバはその犠牲となった。
全てのレイヴを揃えたハルは時の民と合流し、シンフォニアへ向かう。
シンフォニアの地でエリーの魔導精霊力によって52年前の過去へと飛ばされた
ハル、エリー、ジークハルトは、タイムパラドックスの危機を回避し
ついにエリーの記憶を取り戻すことに成功。
しかし、ジークハルトはハルとエリーを現代に還すべく単身過去に残り
リーシャの墓地を護る結界を張りシンフォニアの地で朽ち果てた。
一方、ルシアはマザーダークブリングを一つにし、世界は確実に崩壊へのカウントダウンを始めていた。
ハル一行は星の記憶へと辿り着き、ルシアとの最終決戦に臨んだ。
・その後
石の戦争終結から1年、星の記憶によって肉体を再生されたハルはエリーと結ばれる。
0070年、息子のレビンが誕生。
0077年、エリーとデートに行く為、ナカジマにレビンを預ける。
マガジンスペシャルの特別企画で『FAIRY TAIL』のナツ・ドラグニルと競演。
馬車に酔ったナツを介抱し、レストラン(店名は「シンフォニア」だったりする)の食事で意気投合するが
エリーを巡る誤解で大喧嘩に発展。
ドラゴンフォース状態ではないとはいえ、竜迎撃魔法を使うナツと互角の戦いを繰り広げる。
しかし、機嫌を損ねたエルザに半殺しに遭った。
なお、ハルは口から炎を吐き出す様子を見てナツをレットと同じ竜人と思っていたようである。
(レット自身は「竜人は火など食わんぞ」と懐疑的だった)
作者は『RAVE』と『FAIRY TAIL』 は別世界の作品としており、ハル自身も時折モブでカメオ出演はしていた。
ナツとの競演時も「ハル」を名乗っており、剣も使ってはいるが
ファミリーネームは名乗っていないので、レイヴ使いのハルではないのかもしれない。
アニメではこの話に後半パートが追加され
当初はナツとの共闘を拒否するものの、彼がダークブリング相手に真っ先に向かっていく様を見て、自分と同じ熱い魂の持ち主であるとわかると「二人で組めば勝てない相手はいない」と共に戦うことになる。
ラストも若干異なり、二度と会いたくないといった別れ方だった漫画版に対して、またいつか会おうといった雰囲気でしめくくりとなる。
『罪を憎んで人を憎まず』を地で行く少年。
どんな悪い人間でもとどめを刺して殺すことはなく、DBを破壊することや戦意を喪失した時点で
それ以上戦う意味は無しとして見逃すことがほとんど。
やさしく、素直で情に脆いが、腕力はピカイチという少年漫画のお手本のような主人公。
連載前から絵も性格も名前も決定していたが
連載にあたって、テン・コマンドメンツという剣を使うという部分だけは変更された。
元々はムジカのような錬銀術師を想定していたが「マニアックな攻撃方法」 として剣になった。
名前は作品を空想世界にするにあたり日本名はダメだとしても
横文字だと当時ファンタジー作品の少なかったマガジンの読者がついてこれない
それならば、日本名にもあり、外国名っぽい響きでもあり、キャラクターが春に考えられたということもあり
『ハル』という名前に決定。
結果的に作品中で父親の名前『ゲイル』や祖父の『マラキア』という名前とともに
『風を意味する名前』という重要な設定にまで発展し
これ以降の連載作品の主人公名が季節の名前となるきっかけを作ることになった。
しかし、最初期はまだ作品の方向性が決定していなかったせいか、単行本の表紙を飾るのはなんと4巻からと遅く、記念すべき第1巻では大きく描かれたプルーのバックにいた「その他大勢」として映っているだけであった。これは、第1巻の表紙絵の一部を連載スタート時の中吊り広告から流用したためである。ちなみに、元絵の中吊り広告ではテン・コマンドメンツを構えた堂々たる姿で登場している(なお、この時点で既にキング、レイナ、ジェイド、エリーといったキャラもきちんと描かれていた)。
作品の方向性がある程度まとまってきた7巻からはほぼ毎回単行本の表紙にも登場している。
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掲示板
13 ななしのよっしん
2013/04/16(火) 18:03:44 ID: zxpDu2v7Fd
今年9月にRAVEとFTのコラボがアニメに出るってさ!なつかしのキャラが結構出るから今から凄い楽しみだ。
14 ななしのよっしん
2015/01/28(水) 18:55:36 ID: HMkEfViuBF
RAVEはアニメでしか見たことなかったから
フェアリーテイルでゲスト出演したとき誰?ってなった
ほんとに顔つきが変わってたんだな
15 ななしのよっしん
2024/04/07(日) 22:37:29 ID: v5KmPH2+qu
正直なところ、いけ好かない主人公だったっがブランチとのやり取りだけは好き
「お前だって弱虫じゃねぇか、もうブランチのこと弱いとか言うなよ」ってセリフは未だに印象に残っている
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最終更新:2024/04/20(土) 12:00
最終更新:2024/04/20(土) 12:00
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