ハローキティポップコーンとは、できたてのポップコーンを作ってくれるハローキティである。
正式名称は異なる。詳しくは後述。
ハローキティ こんにちは
できたてのポップコーンはいかが?
キティはみんなの にんきもの
できたてのポップコーンはいかが?
わんぱく いじわる おこりんぼうも
やさしいキティと いっしょなら
つられてやさしく なっちゃうのーオゥ!
お店やゲームセンターなどの脇に設置されている、ハローキティのポップコーンマシーン。ポップコーンを作っているときや人が近づいていないとき以外には延々と上記の曲が流れ続けており、一度その場にいただけでも印象に残りやすい。そこで働いている店員の人はおそらく最も耳にしているのではないかと思われる。
ちなみに上記の歌詞は楽曲『ハローキティ』の一節であり、「昨日つぼみの赤いバラ…」という続きの歌詞がある(参考)。ポップコーンの部分はネタにされがちだが、全て通して聴くと良い歌詞であり、一部のカラオケでも歌える。原曲には「できたてのポップコーンはいかが?」という歌詞は含まれていない。
ポップコーンの価格は200円か220円(ポンポンコーンの場合は100円か200円)が多い。取り出すときは必ず袋の取っ手部分を持つこと。小さい子のために買う場合、袋は保護者が持った方がよい。アレルギー表示もついているので、必要な人は事前に商品仕様のページや店頭で確認した方がよい。
あついよ!
できあがったらつまみをもってね!
by ハローキティ
恐竜ロボットなども作っている株式会社ココロが製造している。現在の筐体としての正式名称は「ハローキティのポンポンパック」であり、無印・2~4が存在するほか、無印以前にもう1種の「ハローキティのポンポンコーン」があった。
正面に「HELLO KITTY ポップコーン」と書かれているため、その名前で呼ばれることも多く、ニコニコ動画のタグとしては「ハローキティポップコーン」が使われている。おそらく2021年時点で最も有名なのはポンポンパック2であると思われ、2018年時点で合計1200台の稼働実績を持つ。流れる曲についてもポンポンパック無印・2のものが使われることが多い(3以降は若干異なる)。
他にも2の筐体を改造し、キティに代わってジュエルペットやぐでたまのぬいぐるみが3体、観覧車のように回転するポップコーンマシーンが存在する。中には恐竜の頭部3つが観覧車のように回転するという魔改造めいたものもある(→動作の様子)。
これ以外にもココロは以前に、帽子を被った目の動くおじさんを使った「カントリーおじさんのポンポンコーン」を作っている[1]。ただ、別に全てのポップコーンマシーンがココロの製造というわけでもなく、例えばアンパンマンの筐体はSEGAによるもの(参考)なので注意。
1987年に初登場。容器は今と異なりカップ式で、大きなとうもろこしが描かれている。高さ190cm、幅100cm、奥行き95cm。180カップを収容可能。
稼働している様子の動画がニコニコ動画に投稿されている(下記動画参照)。
上記の曲は流れず、声が異なる。「あったかくておいしいハローキティのポップコーン!香ばしくてまろやかで、とってもおいしいの!」など、台詞も異なる。作っている最中はキティが喋り続ける。
味はバター、うすしお、キャラメル、バーベキュー、マヨネーズの5種類があったようだ。販売価格は100円で、おつり機能はない。
キティがポップコーンから出ている様子が大きく描かれているもの。例の曲が流れ始めたのはこの種類から。2001年に初登場。
H(高さ):206.0cm、W(幅):99.5cm、L(奥行):91.5cm。調理中はコーンが跳ねるが、これは本物ではないプラスチック製のものであることが多い[2]。コック帽をかぶったクマちゃんが下から上へと移動し、畳まれた袋に入ったコーンをレンジまで運んでくれる。
おつりを返す機能が無いので、100円玉2枚(と10円玉2枚)が必要である。味はバター・キャラメル・うすしおの3種類。
もともと袋は折り畳まれた状態だが、約1分程度で中のポップコーンが加熱され、膨らんだ角底式の袋に入った状態で出てくる。出来上がるまでの時間はデジタル数字で表示される。取り出し口には「★できたては大変あついから気をつけてね!」と書かれている。70袋×3ストッカー分のポップコーンを収容可能。
ウィンドウの中にポップコーン入りのフライパンを持ったキティがいるタイプのもの[3]。H:153.0cm、W:60.0cm、L:45.0cm。初代よりも比較的スリムであり、店頭での設置しやすさを売りにしている。うすしお65袋+キャラメル60袋+バター40袋を収容可能。登場は2002年と、ポンポンパック無印と1年違いである。
調理時間は約70秒(設置環境によって増減する)。調理中は「まわしてね!」と書かれたハンドルを回すことができる。これを回すとコンロに火がついたような様子になり、キティが持っているポップコーンが跳ねる。ただし、特に回さなくても普通に出来上がる。
残念ながら一生懸命回しても出来上がるまでの時間や品質には影響しないようだが、回した人の心は幸せで満たされるかもしれない。ただし、あまりにも大人が強い力で回しすぎると破損する危険があるのでほどほどに…。
後述するポンポンパック4と混同されがちだが、窓の両脇にLED電飾がなく、キティが機械を回しており、「できたてのポップコーンはいかが?」が入るタイミングが「こんにちは」「にんきもの」を言っているときであれば当筐体になる。
ウィンドウの中に飛行機に乗ったキティがおり、LEDが光り輝いている種類のもの。2012年に販売開始。H:160.0cm、W:65.0cm、L:55.0cm。公式略称は「ポン3」。45袋×ストッカー4本の計180袋を収容可能。
調理時間は約90秒(設置環境によって増減する)。「まわしてね!」のハンドル機能や秒数のデジタル表示は健在。さらに待望のおつり機能もつき、500円玉や50円玉にも対応するようになった。味は4種類まで増やせるようになり、「カレー味」「いちごミルク味」などの新フレーバーも追加できるようになった。
無印・2とは違い、歌の最中で「できたてのポップコーンはいかが?」が入るタイミングが異なり、「こんにちは」を言い終わった直後と、「おこりんぼうも」「やさしくなっちゃう」の辺りで、合計3回発言する。
ポン2と外見がよく似ているが、窓の両脇にLED電飾があり、キティが機械を回さず、「できたてのポップコーンはいかが?」の入るタイミングがポン3準拠の3回のもの。2021年に登場した現行では最新の筐体。
H:160.0cm、W:65.0cm、L:55.0cm。45袋×ストッカー3本の135袋を収容可能。こちらもストッカーが1つ分減ったこと以外はポン3に準拠したものになっている。
遠目でもキティが判別しやすく、かつLEDで目立ちやすいという、外見は手堅くポン2をベースにしてポン3の利点も組み合わせたものになっている。当然ハンドル機能も健在だが、おつり機能は無くなったようだ。
2021年10月第5週、バンダイのガシャポンにおいて「ハローキティ ミニチュアポンポンパック ~できたてのポップコーンはいかが? ~」というミニチュア製品がリリースされた。「まわしてね!」のハンドルにあたる部分がボタンとなっており、押すと音声が流れる仕組み(文言も「おしてね!」になっている)。
外観はドット柄・レンガ柄の、音声は主題歌BGM(『ハローキティ』)とセリフ(できたてのポップコーンはいかが?)のそれぞれ2種で計4種類。音声2種を用意して、主題歌バージョンを流しながらタイミングよくセリフを押せば臨場感あるハローキティポップコーン体験を得られることだろう。
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最終更新:2024/03/19(火) 22:00
最終更新:2024/03/19(火) 22:00
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