ハンターズ・ムーンとは、2009年2月に発売された、齋藤高吉/冒険企画局製作のTRPGである。
現代を舞台に、プレイヤー達はハンターとなり食物連鎖の頂点に君臨する「モノビースト」と呼ばれる獣を狩るRPGである。
河嶋陶一朗製作の汎用TRPGシステム「サイコロ・フィクション」シリーズの第3弾でもあり、『サイコロを振っていくだけで、誰でも手軽に物語が作れちゃう』というコピーの通り、非常に「軽い(ルールがシンプルな)」システムとなっている。
サイコロ・フィクションシリーズのTRPGは全て「リプレイパート&ルールパート」という形式になっており、TRPG初心者や完全な未経験者でも「最初から最後まで読んでいくだけでゲームの雰囲気や遊び方の流れが何となく分かる」ため、ルール自体の平易さとあわせ、敷居が非常に低いのが特徴である。
2011年7月現在、新紀元社から発売されている基幹シリーズである「ホラーアクションRPG ハンターズ・ムーン」シリーズは3巻(完結)まで刊行されている。
他にも、新紀元社から発行されているTRPGサポート誌「Role&Roll」にも毎月様々な関連記事が掲載されている。
このTRPGには体力(HP)の概念がなく、一度に一定以上のダメージを受けると「部位ダメージ」が発生し、一部特技の使用不可、死亡確率の上昇などのデメリットが発生する。これは同著者の「ブラッド・クルセイド」に受け継がれている。
掲示板
2 ななしのよっしん
2018/10/22(月) 01:11:44 ID: 3CX92Yrr3e
2.行為判定
変更の自由が与えられただけで、即興で状況に応じたルールの自在な創造が保障されるはずがない。
行為判定はTRPGに独特のルールと言える。広範囲の行動結果を比較的簡単に決定できGMやPLの問題解決を大きく補佐する
3 ななしのよっしん
2018/10/22(月) 01:30:57 ID: 3CX92Yrr3e
3.勝利条件の不定性と詳細な背景設定
ハンターズムーンはプレイヤーの勝利条件が厳密には確定されていない。大まかにはモノビーストを倒す事が目的ではある。一方で倒すのを諦めて逃げる選択肢や、NPCの被害を看過するか否かといった葛藤が公式リプレイでも何度も現れる
敵の打倒、PCの生存、成長、被害の抑制、その他の目的。詳細な決断で何を優先するかはプレイヤーの意志に任される。るるぶ2や3のルール拡張でこの葛藤は更に深まるだろう
背景設定が
4 ななしのよっしん
2018/10/22(月) 01:32:33 ID: 3CX92Yrr3e
(失敗)
背景設定は勝利条件に代わってPCの行動基準を定め安定したゲーム展開に誘導する役割を担う
適切な背景は直接的にPCの目的を指示したり、目的の成功や失敗がゲーム内世界でどのような結果を残すかを説明する事によって、PLが直面する葛藤を解決するのに役に立つ
古典的なRPGでは人里離れたダンジョンと一獲千金を目指す冒険者という舞台設定によって細かな設定差違を越えてPCの目的を統一できた
ハンターズムーンではモノビーストの凄惨な設定や狩人作成時に必ず取得する履歴、大幅な抽象化によって、PLは多少の犠牲は厭わず狩りの達成に集中できる。また葛藤が生じる場合でも、どの選択肢を選んでも正解として受け入れやすくなっている…"あの場では仕方なかった"という枕詞が付きやすいが
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最終更新:2025/12/10(水) 02:00
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