ハープスター単語

ハープスター

4.5千文字の記事
掲示板をみる(62)
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
  • ほめる(2)
  •  
  •  
  •  
  •  
  • その他

ハープスター(Harp Star)とは、2011年まれの日本中央競馬会に属していた元競走馬である。松田博資(東)所属。鹿毛

名意味は「ベガこと座の一等)の別名」。

な勝ち
2013年札幌2歳ステークス(GIII)
2014年桜花賞(GI)、札幌記念(GII)、チューリップ賞(GIII)

概要

2011年4月24日としてこの世に生を受ける。

言わずと知れた敗の三冠馬ディープインパクト
種牡馬としても確固たる一時代を築き上げようとしているサラブレッドである。

ヒストリックスターは、かつての名ベガファルブラヴとの間に遺した一のであり、ハープスターはその3番にあたる。
ヒストリックスターは幼少時の怪により未出走に終わったものの、その由緒正しき血統(ベガは繁殖としても大変優秀で、ヒストリックスター以前にダービーアドマイヤベガフェブラリーステークスの勝ちアドマイヤドンなどを輩出している)を期待され、系を繋ぐべく繁殖入りした。

2歳になったハープスターは、後にアドマイヤムーンブエナビスタを手がけた松田博資厩舎に入厩し、上に川田将雅を迎え、くも中京競馬場デビューすることになった。

新馬戦~新潟2歳ステークスまで

2013年7月14日、中1400メートル戦でデビューを果たした。

このレースには前年に続き短距離界を制圧していたロードカナロアの半ロードストームが同じく出走していたが、本は1.8倍の圧倒的1番人気に押されていた。最後の直線でロードストームに寄られた際、怯んで内側に切れ込む素振りを見せてしまったものの、最終的に2着に2身近いリードをつけてデビュー戦を勝利で飾った。

次走はそこから約一ヵ後の新潟2歳ステークス。ハープスターはこの重賞レースで、詰め掛けた観衆の度肝を抜くレースを見せつけた。

中最後方からレースを進め、最後の直線で大外に持ち出すものの、先頭集団とはまだかなりの差があった。長い新潟の直線とはいえ、見る者は実にハラハラさせられる。だが、ハープスターはそんな心配をあざ笑うかのように、上がり3F32.5という脚を繰り出してあっさり前を捕らえると、逆に2着に3身の差をつけて々とゴール版を駆け抜けた。

この圧勝劇でハープスターの名は各所に知れ渡るようになり、くも来年のクラシック最有補として、人々にその存在を知らしめるのであった。

さらに2着のイスラボニータは後に皐月賞を制し、5着のマーブルカテドラルはアルテミスステークス優勝したことから、この新潟2歳ステークスハイレベルな一戦として認知されるように、ハープスターに集まる注、期待は日に日に大きくなっていく。

阪神ジュベナイルフィリーズ

戦を挟まず、数ヶの時を経て、ハープスターはその年の2歳女王を決めるGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズに出走した。

この年のメンバーは、デイリー杯2歳ステークス優勝したホウライアキコ、小柄な体ながら不良馬場をものともせず快勝したレッドリヴェール函館2歳ステークスを先行押し切りで鮮やかに勝利したクリスマス、 重賞勝ちこそないものの、同レース敗で制したレーヴディソールに持つレーヴデトワールなど、男たちを蹴散らしてきた強が集う、ハイレベルな一戦だった。それにも関わらず、前走の勝ち方が評価され、ハープスターは単勝1倍台の圧倒的1番人気に押された。

ところが、いつも通り後方でレースを進め、の間を縫うように直線追い上げたものの、レッドリヴェールにわずか数cmの差で及ばず2着に敗れてしまった。レッドリヴェール敗の2歳女王として歓喜に沸く中、ハープスターは初めて土がついてしまい、辛をなめさせられる結果となってしまった。

川田はこの敗戦が非常にショックだったようで、後のチューリップ賞勝利ジョッキーインタビューでは「取り返しがつかないし、申し訳ないことをした」とっている。

チューリップ賞

明け3歳、復帰緒戦として選ばれたのは桜花賞トライアルチューリップ賞であった。

前走では思わぬ敗戦を喫したものの、阪神ジュベナイルフィリーズの上位が軒並み不在であり、相手関係が手薄であったことから、当日はレーヴディソール以来となる単勝1.1倍の圧倒的支持を受けた。一方で一週間前追い切りなどの動きが悪く、いかにも仕上げ途中であったことから一部では不安説も囁かれた。

レースの結果はというと、圧巻の勝利であった。

後方2番手から脚を溜めるように中を進み、前走の反省を生かしてか、込みには突っ込まず大外に出すと、見る見るうちに先頭集団を飲み込んでいく。この間、上の川田は一度もムチを振るっておらず、少し手綱をしごくだけで、軽く促すという程度であった。最終的に、2着に2身半差をつける圧勝。

変わらぬ強さをアピールし、一ヵ後の本番に向けて、まずはこれ以上ないスタートを切った。

桜花賞

迎えた本番、リベンジを果たすべく、ハープスターは大外818番からの発走となった。

スタート直後、川田はすぐに位置を後ろに下げ、定席の最後方からレースを進める。レッドリヴェールも同様に後方から、ハープスターの5身ほど前の位置につける。レースフクドリームが大逃げを打ち、魔の桜花賞ペースを彷彿とさせるハイペースとなった。

コーナーを回り、最後の直線に入ろうとするところでも、ハープスターはまだ一番後ろの位置取りであり、逃げ切りを図ろうとするフクドリームとは十数身もの差がついていた。それでも川田は慌てることなく、いつもの通り大外へ持ち出し、ハープスターを勝利に導くべく、前にはもいない人の野を突き進んでいく。

なかなか前を捕らえることができない。それでも、一歩ずつ、着実に差を縮めていく。

気迫る川田ムチの連打に応えるように、ハープスターはさらに加速し、一足先に集団を抜け出したレッドリヴェールを捕らえた。持ち前の勝負根性を発揮される前に一でこれを交わすと、クビほど前に出たところがゴールだった。

ついに初戴冠。ベガの血を再び世に知らしめた。

勝ちタイム1.33.3はタイレコードディープインパクト産駒はこれで桜花賞4連覇となった。ちなみに、このとき繰り出した上がり3Fは32.9という驚愕のもの。

論、桜花賞史上最速のタイムで、厩舎の先輩ブエナビスタ記録更新するものだった。

直線だけで17頭をごぼう抜きにするというド手な勝ち方は、今なお競馬ファンとなっている。

3歳牝馬、凱旋門賞挑戦

続くは2冠まずオークス、いつもどおり大外をぶん回すが加速段階で外に膨れたを捌き損ねて落した事もあったが、ヌーヴォレコルト璧なレース運びにクビ差届かず2着と惜敗。

それでも2着に突っ込んだ辺り実はあったということだろう。

その後は凱旋門賞遠征を発表。同じく遠征予定だったGⅠ5勝のゴールドシップ共々馬場適性を判断するため前戦として洋芝コース札幌記念に出走。ここではゴールドシップを打ち破り、1992年サンエイサンキュー以来2頭の3歳勝利という実績を引っさげ、凱旋門賞へ向かう。

迎えた凱旋門本番では後方でレースを運ぶいつもどおりの展開で進めたものの、仕掛けが遅れたか、伸びは見せたものの6着に終わり、 Treve(トレヴ) の麗なる復活を眺める事となってしまった。

ジャパンカップに出走するが、後ろで構えていたところ rading Leather[1] とぶつかる形となってしまい切れ味を発揮できずに5着に終わる。

二度目の海外挑戦も…

2015年はドバイに参戦を予定し京都記念から始動。キズナの参戦により注を集めたこのレースであったが、キズナに敗れたのみならず持ち味を発揮することく5着に敗戦、更に直線で斜行したとして上の川田は4日間の騎乗停止を受けるなど厳しい結果となってしまった。

このレースの勝ちはこの後2000前後無敵の中距離ランナー覚醒するラブリーデイだったのであまり悲観することもないような気がするが、当時はGⅢを勝ったばかりのだったため、一部の関係者やファンの間では扱いされることすらあった。

京都記念での敗戦で不安視されたが予定通りドバイ遠征を決行、営はドバイシーマクラシックを出走レースに選択した。イギリスブックメーカーから1番人気に支持されるなど有扱いされたものの、直線で尽きてしまい出走9頭中8着と大敗してしまう。

後、ヴィクトリアマイルに向かおうとするが疲れが抜けず全休を発表。その直後に靭帯を傷めたことが発覚しそのまま引退。安町のノーザンファームで繁殖となった。

種付けシーズンに間に合ったことや、相手の筆頭補のキングカメハメハが体調不良で来季以降の活動が不透明であったことなどから引退後すぐ体づくりに費やす期間を設けないまま即種付けを行った[2]

競馬ファンたちを魅了した脚が産駒に引き継がれることを祈りたい。

特徴

小柄な産駒が多いディープインパクトにしては格があり、筋々の体をしている。走り方もピッチ気味の走法であり、これまた跳びの大きいディープインパクトとは対照的である。

一方でその末脚の威父親譲りであり、後方待機からのごぼう抜きはに似通うレーススタイルである。
新馬戦から桜花賞までの上がり3Fは、いずれも出走の中で最速の数値を記録している。

ただ三歳以降は精を欠き、遠征疲れや怪があったとはいえあまり成長が見られなかったため熟と見なす向きもあった。

ちなみに、戦の川田は後にこのは一度として本気で走ったことがないことを明かした。つまり、あの桜花賞もハープスターは遊んでいたのである。

血統表

ディープインパクト
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ウインドインハーヘア
1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
ヒストリックスター
2005 鹿毛
FNo.9-f
*ファルブラヴ
1998 鹿毛
Fairy King Northern Dancer
Fairy Bridge
Gift of the Night Slewpy
Little Nana
ベガ
1990 鹿毛
*トニービン *カンパラ
Severn Bridge
*アンティックヴァリュー Northern Dancer
Moonscape

クロスNorthern Dancer 4×4×5(15.63%)

産駒成績

2022年3月30日現在

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

脚注

  1. *レース予後不良となってしまった。
  2. *この判断には批判や反対のも多かった。
この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

急上昇ワード改

最終更新:2022/07/04(月) 18:00

ほめられた記事

最終更新:2022/07/04(月) 18:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP