バイオハザードリベレーションズ2とは、2015年3月15日にカプコンにより発売されたバイオハザードシリーズのゲームである。
注意 この記事にはネタバレ要素が含まれています。
前作リベレーションズの続編であり第二作目。時系列としては「5」と「6」の間に位置しており、全四章+αで話が進み前編のクレア編、後編のバリー編を交互に進めていく事になる。進め方としては
クレア編第一章→バリー編第一章→クレア編第二章→バリー編第二章と言った具合。
発売された当初は各章がそれぞれ少しずつ配信されるという仕様で会ったが現在は全編揃ったバージョンも発売されている他コスチュームが変わる追加要素も発売されている。又、今回も前作と同様日本語版と英語版のどちらかの言語を選んでゲームを進めることができる。前作リベレーションズとの繋がりとしては本編には前作のキャラクターは直接は登場しないがある場面において繋がりが示唆されている。
基本的には前作のリベレーションズや、『6』のようなビハインドカメラ方式となっており、『6』より導入されたダッシュや不意打ちに加え、『RV』でのシステムも引き継いでいるが、新たなシステムも導入されている。メインとサブの二人一組を状況に応じて使い分けて進んでいく事になる。
自らが所属するNGO団体テラセイブの主催するパーティに参加していたクレア・レッドフィールドは突如襲撃してきた謎の武装集団に気絶させられテラセイブのメンバー達と一緒に拉致されてしまう。全く知らない場所で目を覚ましたクレアは自身の腕に謎の腕輪があるのに気づく。そして近くで同じく囚われていたモイラと合流を果たす。その後自分たちがいる場所が島である事に気付き腕輪から聞こえてくる謎の声に戸惑いながらも脱出を図ろうとするクレア達、だがその時既に彼女達には恐るべきウイルスが投与されていたのだった…。
娘、モイラからの救難信号を受け彼女を助けるために単身島に上陸したバリーはその直後謎の少女ナタリアと出会う。船で待っているように諭すも頑なに同行しようとするナタリアに根負けしたバリーは彼女と共にモイラを探しに島へと踏み入って行く。ある場面で知る事になるモイラが死んだという情報に愕然とするが諦めずモイラを探して島内を進む内にナタリアへ殺意と憎悪を向ける醜悪な存在が待ち受けている事を知るのだった…。そして早い段階で判明するが実はクレア編から半年が経過している。
ウイルスが悪用され 悲惨な事件や事故が次々と起きているのです。
この状況を救ってくれるのは誰でしょう?
票の為に魂を売り渡す政治家ですか?儲けの為に平然と消費者を裏切る企業ですか?
いいえ 私どもにお任せください
いつでも恐怖に立ち向かう用意を調えています
1998年に起こったラクーンシティ壊滅をきっかけに立ち上げられたNGO団体であり現在クレア達が所属している。かなりの規模を誇る団体らしく本編冒頭ではCMも放送されており上記の文句はその時のもの。ただし敵も多いらしくこの団体そのものがテロ組織から狙われる事もある模様。主な活動内容は以下の二つ。
フランツ・カフカの小説。特に作中において「変身」に関して多くの引用が使われている。
今回の事件に使用された新ウイルス。Tの頭文字の通りTウイルスの改良型であるが開発者の目的はバイオテロとは別のものである為、致死性を抑えたものになっている。このウイルスの発症条件は恐怖、つまり極度に怖がるとウイルスが反応して発症するという仕組みである。作中このウイルスの感染者達が狂人となり襲い掛かってくる事となる。名前の由来はギリシャ神話に登場する恐怖の神「Phobos」と思われる。
クレア達を始めとする拉致されてきたテラセイブのメンバーの腕に装着されていたt-Phobosウイルスに反応して装着している人間の恐怖を表示することが出来るブレスレット。曰く「装着者が恐怖を感じることで、光色が変化する」との事。ブレスレットの色によって装着者の状態わかり主だった色は以下の四つ。
当然数字が大きくなる程危険、そして4の発症は手遅れを意味する。他にも受信機能があり作中では監視者からの通信が入ってくるシーンが何度もある。
かつてアルバート・ウェスカーが「5」にて製薬会社トライセルに開発させたウイルス。投与された生物は適合すれば劇的な進化を果たすが適合できなければ暴走したウイルスによって不定形のクリーチャーへと変貌する。その際の見た目は触手の集合体とも呼べる化け物である。今作では「5」の時からある程度改良されたのか膿疱に覆われた個体は一切登場していない。余談だがクレア曰くトライセルはとっくに壊滅したとの事。なので本来は既に研究できるような施設は存在していない筈だが…。
今作の舞台、拉致されたクレア達が暫く探索した結果地図に載ってない島であることが判明する。本編の時点ですでにパンデミック状態は過ぎ去り壊滅状態であり住民の姿は確認できない。残された日記や生活跡から判明・推測出来るのは嘗ては漁業や炭鉱で栄えた島であったが鉱山資源が枯渇してしまい島民たちは貧しい暮らしをしていたという事。元は美しい島であったとされるが排他的な部分もあり作中では興味本位で島を訪れた旅行者を幽閉していた跡が確認できる。ある切っ掛けで炭鉱等の再開発が始まり一時賑わいをとりもどしたがその裏で非人道的な人体実験、恐らくt-Phobosの開発が行われた事とウイルスの漏洩によるバイオハザードの発生により壊滅に追い込まれていったと思われ島の各所で所謂「かゆうま日記」を読む事になる。クレア編冒頭ではここへいきなり拉致された状態から始まるのでクレア達(とプレイヤー)は何が起きているのかさえ分からない状態から探り探りの脱出を、そしてバリー編ではクレア達からのメェエエイデェエエイSOSを受けたバリーが彼女たちを救出する為島に乗り込むところから始まる。
英語音声 - James Baker/日本語音声 - 甲斐田裕子
「クレア編」の主人公。クリス・レッドフィールドの妹でありラクーンシティ事件の生存者でありNGO団体テラセイブの一員としてバイオテロと戦う日々を送っていた。今回謎の島に拉致された彼女はモイラと共に島からの脱出を図ることになる。
クレア・レッドフィールドの記事も参照
「守ってあげられなかった…」「待たせたわね」
英語音声 - Marcella Lentz-Pope/日本語音声 - 藤村歩
クレア編におけるクレアのパートナー。クレアにあこがれるテラセイブ新人職員。バートンのファミリーネームの示す通りバリーの娘である。武器はバールのようなものを始めとする鈍器を使用して戦うほか懐中電灯を使用して主にクレアのサポートも行う。過去にある事件に遭い拳銃に対してトラウマを持ち、同様の理由で父親のバリーとは蟠りを抱えている他作中には登場しないがポリーという名前の妹もおり彼女も又モイラのトラウマに関わっている。口癖はバリーと同じく「サイアク」で事あるごとに口にする、やっぱり親子だ。彼女がトラウマを克服できるか否かが今回の物語の重要な鍵となっている。
英語音声 - Michael McConnohie/日本語音声 - 屋良有作
「バリー編」主人公にしてモイラの父親。「3」以来16年振りに登場する対バイオテロ部隊B.S.A.Aのアドバイザー。でありバイオテロに巻き込まれる形で拉致され消息不明になった娘モイラを救出するために、BSAAに先んじて独断専行になる形で島に乗り込む。ガンマニアであり銃の専門家らしく初期装備に数々の武器を持ち込んでいる。ゴリラと違って途中で落とさない。過去にあった出来事でモイラとは不仲で彼女がテラセイブに身を置くことも良しとしていなかった。だが内心は自分の責任であると責め続けておりナタリアと行動する事でその胸の内と向き合っていく事に。
「…くそったれめ」「おまえにナタリアはわたさん…!」「まったくサイアクだな」「ケリをつける!」
英語音声 - Gabriella Pastore/日本語音声 - 悠木碧 国籍ハンガリー
年齢10歳(2011年時点)→12歳(2013年時点)身長 137cm、体重 32kg。
バリー編におけるパートナー。ロッティと言う名前のクマのぬいぐるみを抱えた少女。島に上陸したバリーの前に文字通りいきなり現れる。当然危険だと待っているように諭すバリーだが頑なに拒み続け最後はバリーが根負けする形で同行する事に。彼女は前作でいう所のジェネシスに相当する強い感受能力を持っており姿の見えない敵の位置や弱点を見つける事は勿論小さなアイテムを見つけることが出来る。戦闘手段としては年相応の少女である為基本は石を投げたり叩きつけたりする事しかできない他、敵に組み付かれたバリーを助ける為に突き飛ばす程度。だが特定の敵との戦いにおいて彼女の力がとても役立つ為彼女がいなければまず苦戦は必至である。誰が呼んだか伝説の幼兵。
英語音声 - ????/日本語音声 - ????国籍不明、??歳、身長 ???cm、体重 ??kg。
「クレア編」におけるクレア達を拉致した黒幕と思われる存在。孤島に設立されたある施設にいると思われるが主に作中ではブレスレットを通して語りかけてくる。メッセージは主にフランツ・カフカからの引用が多く使用しているポエマー。主にクレアを始めとしたテラセイブのメンバーに恐怖を与える事が目的のようでアフリクテッド等のクリーチャーをけしかける等追い詰めた上で「ねえ、教えて その“恐怖”を 今 どんな気持ち?」等の煽りみたいな通信をブレスレットから送ってくるNDK?NDK?。その声を聞く限り女性の様ではあるが詳細は不明。オーバーシアとは監視者という意味、要するに理不尽なデスゲーム系でよくいる謎の覆面進行役をイメージすれば大体あってる。
「我々の救いは死である しかし この死ではない…」
英語音声 - Yuri Lowenthal/日本語音声 - 花輪英司 国籍アメリカ、39歳、身長 180cm、体重 70kg。
クレアの上司であるテラセイブの幹部メンバー。強いリーダーシップに冷静沈着な判断力と仲間の為なら我が身の危険も省みない行動力を有する。個性の強いテラセイブのメンバーをまとめるだけありクレアを始めとした面々からの信頼も厚い。プロローグのパーティにも出席しており、クレアと個人としての仲も良好な様子。彼も同じく拉致されたらしく島のある場面で作中窮地に陥っているクレア達の所へ駆けつける。窮地を脱するべく逃げ道示してくれるのを始め、力仕事や始め敵の目を引きつけてくれたりと各所でそのリーダーシップを発揮して助けてくれる。曰く「テラセイブには敵も多い」との事だが…。後にモイラが彼についてある事実に気付いている。
「先に行け!後で落ち合おう」「来いバケモノ共!こっちだ!」
英語音声 - /日本語音声 - 亀田佳明 国籍メキシコ、27歳、身長 172cm、体重 66kg。
拉致された「テラセイブ」メンバーの1人。陽気な性格の男で電動ドリルを駆使出来る腕力とブレスレットを解析し発信元を特定する程の機械工学の知識を併せ持つ頼りになる存在ナイスペドロ!。ただ内面は非常に臆病な部分があり、窮地に陥った際酷く取り乱してしまう一面も。後にこの性格が致命的な事になり…。
「新入りか!脅かすなよ!」
英語音声 - /日本語音声 - 品田美穂 国籍イギリス、29歳、身長 172cm、体重 不明。
拉致された「テラセイブ」女性メンバー。「フォリー」の姓は前作の序盤に命を落とす後々しつっこくジル達を追い回す事になるレイチェル・フォリーと言う女性がいたが血縁関係があるのかは不明。クレアとモイラが収監された収容所にてクレア達との再会するのだがその時すでに致命傷を負っており得体の知れない化け物に襲われた事を仄めかしクレア達の目の前で息絶える。レイチェルのようにクリーチャーにはならない為出番はこの一幕のみ。
英語音声 - Samuel Riegel/日本語音声 - 後藤光祐 国籍アメリカ、35歳、身長 179cm、体重 85kg。
拉致された「テラセイブ」メンバーの一人。ゲーブの愛称で呼ばれる整備要員。元軍人である為ガッシリした体格をしており怖いもの知らずである。読書家としての一面を持っているためか専門外に関しての知識にも通じている。作中ブレスレットから流れてくるオーバーシアのセリフがフランツ・カフカからの引用であるという事に気付いたのは彼である。クレア達との合流後どう見ても怪しいヘリコプターを発見、一部が故障していたらしく修理して脱出しようと試みる。この時点でこの流れはまさか…!と思ったプレイヤーは多い筈。そしてクレア達とは別行動し無事修理完了の後一人ヘリを飛ばす事に成功するがオーバーシアが予めヘリに細工をしていたらしく「ルール違反」であるとして制御不能になったヘリはビルに激突・撃墜し死亡する。その際t-Phobosが発症していたらしく後にバリーが変異しかかった彼の焼死体を発見している。だからカプコン製ヘリはやめとけと…。
英語音声 - /日本語音声 - 樋浦勉 国籍不明、66歳、身長 170cm、体重 50kg。
クレア達が地下水路入口の管理室で出会った島の唯一の生存者である初老の男。重い病にかかっているらしく事あるごとにせき込む場面が。嘗ては炭鉱夫として働き一人娘のイリーナと幸せに暮らしていたのだが島の再開発が開始されると娘イリーナが自身の反対を聞かず施設へと就いた事と同時期に島で異変が起こり始めた為に地下水道へと隠れるように生き延びていた。この辛い経験からか元から排他的だったからか初めてクレア達と遭遇した際には猟銃を突き付けている。そして毒づきながらも地下水路の入り口を開けてくれた後さっさとクレア達と関わらないよう管理室に戻って行った。
その後、ある事情でクレアとはぐれてしまったモイラを保護、憎まれ口を叩きながらも彼女と生活を送っていたがその時島の施設に就いていた娘のイリーナが既に死亡している事を彼女の遺言を発見する形で知ってしまう。そしてバリー編の少し前に病の悪化により自らの命がもう持たない事を察するとモイラに島からの脱出を諭した。後にバリーとナタリアが地下水路の管理室で亡くなってた彼を発見している。
「ここは俺たちの土地だ…何が起ころうが島から出るつもりはない」
本作に登場するクリーチャーは、先に紹介したt-Phobosとウロボロス・ウィルスによって生み出された、もしくは、感染して自然発生した物に分けられる。
クレア編で登場するクリーチャー、その正体は非道な人体実験を受けた島民たちの成れの果て。恐怖によって発症するt-Phobosに対してその恐怖を与える為と思われる拷問の痛々しい傷跡が特徴。アフリクテッドは英語で「負傷者」を意味する。
ゾンビにがリッカーに変異したように特定の条件でアフリクテッドから変化する変異種。
アフクリテッドがスプローダーに変異する原因はコイツ、その正体は不衛生な場所で突然変異を起こした粘菌である。基本度こちらからの攻撃では撃破不可能だがモイラのライト照射を使えば消滅させることが出来る。英語で「包嚢」を意味する。
元は鉱山で働いていた炭鉱夫、「鉄の頭」の名前の通り頭部を固めており屈強な体と銃弾を弾く頭部を持つ強敵。
バリー編で登場、「腐敗」を意味する。いわゆる「走るゾンビ」枠。
今回の犬枠、実験の副産物とウイルスに二次感染した野生ものが存在する。犬の面影は殆ど残ってないが集団で行動するなど名残りが無いわけではない。名前の由来ははギリシャ神話に登場する双頭の犬オルトロスから。
今作1、2を争う面倒臭く厄介なクリーチャー。二次感染した島内の昆虫が元であったと思われるが面影が残っていない。最大の特徴は普段は目視が不可能であるという事。その為操作キャラによって相手取り方が変わってくる。こいつにやられるとかなりグロテスクな死亡シーンを見る事になる。
元は研究用の外来の蜘蛛。元は大人しく無害であったが変異した結果人間にも躊躇なく襲い掛かる凶暴な性質になった。あるエピソードにおいて普通のオオウデムシを食用として捕獲できるが見た目は同じだったりする。
アフリクテッドの一種、ボロボロで醜悪な外見をしているがその素体となったのは女性でありウイルス以外にも様々な投薬実験を受けていた模様、松明や火薬筒など火を扱うなどの知能がある。他にも仲間のアフクリテッドを呼び寄せ、巨体に見合うパワーと似つかわしくないスピードを有する。
「バリー編」において現れる緑のボロを纏った不気味なクリーチャー。元々は女性のようだが腰が折れ曲がっており顔の半分の皮膚が剥がれている。初登場時は呼吸器のようなものを装着していた。自我はあるようで必要にナタリアの命を狙っており発するのはほぼ全てナタリアに対しての呪詛の言葉である。その見た目からは想像もつかないがバリーを軽々と吹っ飛ばすほどの怪力を誇る。
人間を始めとしたさまざまな無機物を縫合させて造り出されたBOW。凶暴、醜悪な強敵。よく見ると実は個々で外見が少しずつ違う。レヴェナントの名前はフランス語で「(死んだ魂が)戻ってくる」、英語で「亡霊」をそれぞれ意味している。
レヴェナントの上位種。英語で「撒き散らす者」という名前の通り体内で生成された毒性の高い膿を撒き散らして攻撃する。迷惑。
スプラッシャーが上位種ならこちらは特殊変異体。英語で「投げる者」を意味しウロボロス・ウイルスの特性である細胞分裂と増殖作用を最大限利用し遠距離から肉塊を投げつけて攻撃してくる。このことからある程度の知覚認識が可能であるとうかがえる。
レヴェナントの改良型。見た目は複数の遺体の寄せ集めであり幾つもの人間の顔が浮かんでいる。攻撃方法は巨大な触手でこれは弾丸を弾く程の頑丈さを誇る。ある程度追い詰めると即死攻撃を行ってくる。ある場面で最初にバリー達を襲った個体は行方不明になっていたエフゲニーの娘イリーナが素体である事が、遭遇直前に入手できるファイルの内容から伺える。
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゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ ミ ζ゚ ←クレア
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三 三三
/;:"ゝ 三三 f;:二iュ どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!
三 _ゞ::.ニ! ,..'´ ̄`ヽノン
/.;: .:}^( <;:::::i:::::::.::: :}:} 三三
〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ
. 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
};;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
まがいもの ほんもの
まがいもの ほんもの
まがいもの ほんもの
ほんもの わたし
まがいもの 死ね
ほんもの わたし
まがいもの ナタリア
まがいもの…ほんもの…
まがいもの…
死ね…
死ね…
死ね…
英語音声-Mary Elizabeth McGlynn/日本語音声-深見梨加-国籍不明、51歳、身長 177cm、体重 54kg。
今回のバイオハザードやクレア達の拉致といった一連の事件の首謀者にして黒幕、クレア編で語りかけてきた謎の声オーバーシアはコイツである。外見は白いスーツに身を包んだ金髪の女性であるが登場するシーンで悉く顔が上手い事隠されて登場した為彼女の顔がはっきりと判るのはバリー編のある場面にて拝見する肖像画でありその際絵を見たナタリアの口から彼女について語られた。しかしその肖像画には毎度おなじみのグラサンの方のウェスカーであるアルバート・ウェスカーの姿も描かれており「ウェスカー」といえば当然グラサンの方のウェスカーであると思っていたバリーは驚愕する事に。
過去作「5」にてアンブレラ総帥オズウェル・E・スペンサー卿によってその存在が仄めかされていた「ウェスカー計画」の内の一人、第一候補者の12番目アレックス・ウェスカーである。13番目であるグラサンの方のウェスカーとは密接な関係があり血縁関係も匂わせており、彼女自身自らアルバート・ウェスカーの妹と自称している。後に発売されたマイナーチェンジ版である「5」のオルタナティブ・エディションにて追加されたエピソード『Lost In Nightmares』で名前だけは出ていたが作中に登場するのは本作が初となる。非常に優秀でありスペンサー卿からの信頼もあったらしく彼から直々に不老不死の研究を任されていた。実は某媒体にてその説明の部分に明確に「男」と表記されていたりする。
非道な人体実験の結果ついに「転生の儀」と呼ばれる研究結果を完成させるに至ったが、実は彼女自身が重い病に侵され余命幾何も無い状況であった。スペンサー卿ではなく自らに使用するために研究を奪い姿を消す。そして転生の儀を行うための研究を重ねる実験場と実際に行う器である人間を探していた。その結果経済的に衰退状態だった今回の事件の舞台である孤島にをつけ再開発の名目で様々な施設の建設と資源開発の為の鉱山の再開等の恩恵を齎す。結果排他的な島民たちからも「救世主」だの「女神」だの崇められてる事に。だがその裏では先述した儀式の為に表向きは雇用と言う形で拉致した島民たちにただの拷問と変わらない非道な人体実験を行っていた。そしてある時期にバイオハザードが発生し島は壊滅状態となってしまう事となる。そして研究のの一環として目を付けたクレア達テラセイブのメンバーを拉致を目論み本編へと繋がっていく事となる。表向きは優良を装いその裏では非道な人体実験を行い挙句バイオハザードを起こしその土地を壊滅させてしまったという一連の流れはかつてのアンブレラそのものであった。また、グラサンの方のウェスカーとは未だに繋がりがあったらしく彼から送られてきたウロボロス・ウイルスの研究を一部引き継いでいたような痕跡もある場所にて見ることが出来る。
「支配の根幹を為すのは恐怖」「恐怖を乗り越えたものこそ世界を支配する資格を持つ…」
今作のラスボス。バリー編の各所で登場しナタリアの命を狙う謎のクリーチャーの正体、それはアレックス・ウェスカーのなれの果てである、 いやマジで。クレア編においてナタリアという最適な素材を手に入れ転生の儀を施した結果、既に今の自分は用済みであるとしてクレアとモイラの目の前で拳銃自殺を行った。しかしその際自身の死に対しての恐怖に予め自分自身に投与していたt-Phobosが発症してしまい死ぬことか出来ずゾンビ、もといクリーチャーとなって蘇ることに。なんとか自我こそ失わずに済んだ?ものの半ばやけになり「恐怖を振りまく」という考え方に至る。更に転生先の自分である筈のナタリアに対し逆恨みで自己確立の為に彼女の抹殺を決意、バリー編各所でナタリアを狙っていたのはこの為であり冒頭の長いセリフもコイツのナタリアへの呪詛である。そしてバリー達との最終決戦において自らにウロボロス・ウイルスを投与、元々化け物じみた見た目だったが更に醜悪な姿となって今作の最後の戦いが始まる。お約束の第二形態もあるよ!お約束の第二形態もあるよ!
「おまえの存在を許すわけにはいかない…私が生きている限り!」「ナタァアアアリァアアアアアア」
アフリクテッドとの戦いの中で恐怖に耐え切れずにt-Phobosが発症した結果、クリーチャー化してしまったペドロ。変異前の姿は留めているものの、片腕が盛り上がっており、身体中に眼球が形成されている。自我と理性は失われて凶暴になっており、意味をなさないうわ言を発しながら、変異前に入手し気のせいか大きくなったドリルを振り回して暴れまわる。ドリル使いだした辺りで嫌な予感はしてた。
クレア編とバリー編の双方に登場し、バリー編エピソード2のボスであるが、クレア編エピソード2で倒すことも可能。その場合バリー編には登場しない。元々アスリート並の身体能力を持っていた事や、発症の際、ある程度の抵抗を示したため、他のアフリクテッドよりも高い耐久力と運動性を兼ね揃えているうえ、先述通り発症前に入手していたドリルを武器としているために攻撃力も非常に高く、特にドリルを構えた状態で仕掛けてくる突進は即死攻撃でもある。
弱点は全身に複数個形成された眼だが、有効なのはその内の1つだけで、しかも弱点となる眼は攻撃を受ける度に変わる。ただし、ナタリアは弱点となる眼を看破することが可能。尚、弱点を狙わなくてもただ、攻撃をするだけでも撃退が可能。
「やべぇよぉ…ばけものがくるぞぉ…」
クレア達のリーダー的存在として信頼の厚かった彼だが実はアレックスの協力者でありt-Phobosの献体として自身が目を付けたテラセイブのメンバーをザインへと送り込み、クレア達と行動を共にしていたナタリアを拉致しアレックスへと引き渡した張本人。その正体は前作で解散したFBCの元幹部。モルガン・ランズディールの右腕と呼ばれるほどでFBCの再興を画策しており、協力関係であったがその実アレックスを利用してかつてモルガンが行おうとしたことを再び繰り返そうとしている。だが当のアレックスにはこの思惑は見抜かれていた為、ナタリアという完成品を手にいれたアレックスからは用済みとして扱われ、ウロボロスウィルスを撃ち込まれる。そしてFBC再興が叶わぬ夢となった事をモルガンに詫びながらクリーチャーとして変異してしまう。姿形こそは異形ながらもウィルスに適合する遺伝子に近い遺伝子を有していたため、辛うじて人の形を保っており、クレアと会話できるなどの自我も保っていたがウィルスによる強い破壊衝動によってクレア達に襲いかかる。クレア編エピソード3のボスであるが、エピソード4にはボス戦がない為、実質このクリーチャーがクレア編における最終ボスである。
「これが…俺の…やり方なんだ…」「恐怖の…力で…支配する…それが…世界を救う方法…」
彼女はかつてテラグリジア・パニックの時に間近でバイオハザードを経験し両親を亡くした経緯から、恐怖という感情を持っていない。その為アレックスが求めている「器」としての素質があり、クレア編エピソード4冒頭においてニールに攫われ、アレックスの人格を移されている。定着期間が必要であることから半年間の冷凍睡眠を施されていた。しかし結果は上記の通り、異形となったアレックスから逆恨みのごとく狙われる事となりバリー編冒頭にて偶然島に来るところを目撃したバリーと行動を共にすることになる。
「バリー負けないで…!」「ナタリア?私のことはこう呼びなさい…アレックス!」
オズウェル・E・スペンサーが求めていた不老不死の研究の結果の一つとされる。転生の「儀」と銘打ってはいるがその実態は人格の上書きによる肉体の乗っ取りである。アレックス・ウェスカーはこの研究に従事していたが強奪した。アレックスが研究を続けた結果、人格の移植という形で生きながらえる結論に辿り着き、恐怖を克服した人間こそ、転生の儀に耐えられる素体という研究結果から、実験場としてザインの地を選択し住民を根絶やしにするまでに至った。
転生の儀に相応しい人間とは、t-Phobosを投与された後に与えられる「精神的な強い負荷」に屈しない人間である。上記の通りナタリアはテラグリジア・パニックで両親を失った過去から恐怖の感情が欠落していたため、アレックスが求めていた素体としての条件に一致していた。アレックスの研究メモによると転生の儀に際しては移植後から半年間は定着期間として安静にする必要があった。それがこのざまである。
幼少時代、バリー不在時に放置してあった拳銃を玩具として扱い、暴発で妹のポリーを撃ってしまい(幸いかすり傷ですんだが…)、以後銃に対してトラウマを抱えている。更にその時のバリーとのやり取りから親子関係もギスギスしたものとなったまま本編を迎える事となる。
今作はマルチエンドとなっており、とある場面でプレイヤーがとった行動でそのまま分岐となりグッドエンドとバッドエンドの2種類へと分かれる事となる。
今作も本編であるストーリーモードとは別にハックアンドスラッシュタイプのアクションゲーム「レイドモード」が収録されている。レイドモードは敵を倒して特定地点のゴールを目指すミッションをクリアし、プレイヤーや武器のレベルを上げながら更に難易度に高いミッションに挑戦していくモードである。
レイドモードで操作するプレイヤーの名称。謎の声が管理するシステム「レッドクイーンα」に閉じ込められ、脱出の糸口を求めてミッションを遂行する。それなんてSAO?プレイヤーキャラクターとしては、コンプリートバッジを90以上獲得すると開放される。追加コスチュームとしてロッティが追加された。名前は「変身」の主人公グレーゴル・ザムザより取られている。
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最終更新:2024/03/29(金) 10:00
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