バイオブロリーとは (バイオブロリーとは) [単語記事]

バイオブロリーとは、バイオテクノロジーによって誕生したブロリーのことであり、劇場版『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』に登場した架空の人物である。培養液によって溶けた後の姿は「ドロリー」とも呼ばれる。

概要

本編

『ドラゴンボールZ』の映画としては前作にあたる『ドラゴンボールZ　危険なふたり!超戦士はねむれない』（以下：前作）にてブロリーは完全消滅したのだが、戦闘した跡には血が残されていた。
この血を前作での行いにより村（前作でブロリーが現れた付近にあった村のこと）を追い出された祈祷師が集めて、強いバイオ戦士を求めて研究をしていた男に売ったのだった。
その血からバイオテクノロジーによって誕生したのが、バイオブロリーである。

悟天とトランクスがカプセルの中にいるブロリーを発見し驚くも、すぐに破壊しようと試みた。
しかし、破壊する前にバイオブロリーは勝手にカプセルから出てきてしまった。
このとき、培養液を浴びてドロドロの体となってしまった。
このブロリーは血の一部から生まれたこともあってかオリジナルブロリーに比べ弱体化しているようだが、それでも悟天やトランクスたちを十分に苦しめるだけの力は持っていた。

かわいそうな扱い

このブロリーはしばしば黒歴史と言われる。
それには様々な理由があるが、主に以下のものが挙げられる。

培養液を浴びた後の姿が醜い。
- 全身がドロドロで赤い目と心臓が剥き出し。面影が髪ぐらいしかない。
「カカロット」どころかほぼ唸り声のような台詞しかない。
口からレーザーどころか目からレーザー
- ドラゴンボールでは目からレーザーを撃つのは、見た目が普通の人間と異なる者に限られていたため、元の姿は人間そっくりのはずのバイオブロリーが何故ということのようである。

この様にブロリーの扱いがあんまりなため、黒歴史と考える人が多い。
（これはあくまでも一つの意見に過ぎず、必ずしも黒歴史と考える人ばかりではない。）

更にこうした評価の影響を受けてか、ドラゴンボールを題材にしたゲームが数多く発売されるものの、ブロリーはかなり登場する事が多かったが、バイオブロリーはまったくと言っていいほど登場することはなかった。
グロテスクな見た目ゆえ、対象が子供向けであるゲームに合わなかったためという理由も考えられるが、どちらにせよかわいそうな話である。

・・・そんなこと言ってたら、トレーディングカードアーケードゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』に参戦してしまった。良かったな!

ニコニコ動画における扱い

ニコニコ動画においても、ブロリーを用いた動画が多く投稿されるもののバイオブロリーを用いた動画は殆ど見受けられなかった。ところが、そんな状況が一変することになる。
詳しいことはさておき、まずは以下の動画を見てもらいたい。
と思っていたのか！デデーンされてしまったようです。

残念ながら参考動画は削除されてしまったが、「バイオブロリーもいいかも」と思っている方がいるかもしれない。
それは決して間違った感情ではなく、むしろモエブロ的には大いに正しいはずである。
とある偉いブロリストの方の言葉を借りると、「ドロリーもカワイイ！と!!思えなければ超ブロリストになることはできぬぅ!!ｗｗｗブロリストには腐ってもブロリーということわざがあるYO☆」なのである。
要するにバイオブロリーもといドロリーはカワイイのである。