バイオライダーとは、仮面ライダーBLACK RXのパワーアップフォームの一つである。
RXの怒りの感情が爆発的に高まった事で変身した「怒りの王子」。(「悲しみの王子」とともに「炎の王子」と称されるロボライダーとは違い「水の王子」とは呼ばれていない)。RX本編において多くの敵を絶望の底に叩き込んだ。
胸のマークはRXのマークの末尾部分が数字の3や大文字のBを模した形状に変化した。
バイオライダーのテーマである「バトルOh!RX」は処刑用BGMとしても有名。
ロボライダーとは対照的に敏捷性と変幻性に優れた能力を有しており、最大の特徴は、自身をゲル化することで物理攻撃が効かない他、物理的でない技も柔軟な形状になって回避したり、素の状態でも光線技などを透過する事が可能となっている点である。
また、上記の特徴以外にもウィルスの抗体生成や人間と細胞レベルで同化できたり、RX本編、ディケイド客演時ともに強敵と渡り合った。
しかし攻撃力はRXに劣り、劇中を見る限り3形態中では最も打たれ弱い。
但し、ゲル化で回避することが多い為、逆に怪人の攻撃が命中するケースは稀である。また、非力というわけではなく、ビャッ鬼の杖を素手でへし折ったりしている。 例に漏れずバイオライダーにも専用武器が存在しており、相手の怪光線を受け止め、跳ね返す事の出来る攻防一体の剣「バイオブレード」を所持している。バイオブレードでの斬撃技『スパークカッター』は作中撃破率100%を誇る。(但し漫画『時空英雄 仮面ライダー』の敵バルフォーゼは一撃死まではいってはいない)
弱点は熱耐性が最も低い事。シャドームーンのシャドービームを喰らい大ダメージを受け、横槍が入らなければそのまま負けていた。この弱点を突く事に成功したのはシャドームーンのみである。 また、RXやロボライダーからのゲル化も可能で、ゲル化からRXに変身すると同時にRXキックを放ったこともあった。
1 | 物理攻撃無効[17話] |
2 | 拘束無効[47話] |
3 | 特殊攻撃(毒、硫酸、瞳術など)無効[18話] |
4 | エネルギー吸収・拡散(バイオブレードで跳ね返す事も可能)[26話] |
5 | 物質の透過[17話] |
6 | 自身は透過できるのに体当たり可能[17話] |
7 | 抗体生成[18話] |
8 | 細胞融合による操作[36話] |
9 | 物質の同化による持ち去り[17話] |
10 | 別フォーム→いきなりゲル化[46話] |
11 | ゲル化→いきなり別フォーム[43話] |
12 |
※以下、推論の記述が増え、本編での事実を描写しているのか推論による記述かわかりにくい為、推論箇所については紫文字としています。
推論については実際に本編を見てから信じる事を推奨いたします。
・冷凍不能→ゲル化状態には液状化と違い冷凍攻撃で凍らせることはできないといわれるが、物体を凍らせる冷凍ビーム自体は回避しており冷凍攻撃を受けても無効化できるかは不明(そもそも凍ったバナナに当たった程度ではライダーはおろか生身の人間だって通常凍ったりしない。しかし、クライシス帝国の技術力がどの程度かによる)。
・宇宙破壊に耐えること(怪魔界が消滅したのに無事)→消滅に巻き込まれる前に脱出したと光太郎本人が言っている【47話】ので脱出したから出来たことではないか。
異空間移動も可能→異空間移動は仲間のエネルギーがあったからできたことである。【41話】
さらに、ゲル化状態では様々な攻撃をかわすことができるが、戦闘員であるチャップを一撃では倒せない事があった為攻撃力が低い。作中バイオアタックで敵を仕留めたことはないので確実に倒す際にはゲル化を解く必要があるというのも弱点である。
また、ゲル化状態ではバイオブレードを使っていないので、『ゲル化状態では』技を出すことは出来ないようである。が、ゲル化解除時にRXキックや武器を抜刀した状態で即攻撃している描写があるのでほぼ問題がない。
能力満載のバイオライダーだが、熱に弱い。
バイオライダーの熱が弱点なのはどの状態かは近年諸説唱えられているが、
・実体化時及びゲル化時共に弱い。
の等の推論がある。
公式でバイオライダーの熱耐性の描写が見られる箇所は下記の通りである。
・マグマがある地底からゲル化して脱出(映像ではマグマの近くを通っており、直に触れてはいなかった)【17話】
バイオライダー初登場時ゲル化して通るにもかかわらず、火の玉が迫っている路を「わざわざ避けて、水の漏れている狭い場所を選んでいる」ところより、熱に弱いのではと考えられる。
・シャドームーン戦(一戦目)【22話】→シャドービームを受け炎に包まれ大ダメージを受ける。
(本編の流れとしては、ロボ状態→ゲル化によりシャドームーンの拘束から脱出→シャドービーム→ビームにより発生した炎の中にバイオライダーが現れる→バイオライダーがダメージを負った描写が見られる)
映像では人形をとったゲルがビームを受けているように見え判別しにくいが、フォームチェンジ及びゲル化解除の際に鳴る音が『シャドービームを受けてから』鳴っており、ゲル化時にも熱攻撃は有効と考えられる。
・ガテゾーン&ヘルガデム戦で爆発に巻き込まれて無傷【43話】
(本編の流れは敵の自爆→ゲル化→RXに実体化して反撃 となっている)
ゲル化時モロに爆発の中心にいるのが見られるにも関わらず、ゲル化後実体化したRXにダメージがない為、ゲル化状態での熱耐性がある、またはが熱無効と考えられる。
メガトン爆弾級の破壊力のある爆発と本編でいわれており、当然超高熱の状況下であるにも関わらず無事だった。45話でのバイオライダーのセリフでゲル化して(正式な言葉では飛沫化)無事だったと言っており、この時点ではゲル化状態での熱耐性がある、またはが熱無効と考えられる。
・高温のマグマ地帯で行動可能【漫画 『時空英雄 仮面ライダー』第13回】
熱に弱いと言う設定を形骸化している。TV本編での光太郎の『破壊光線に対する耐性』の言及、瞬間フォームチェンジの多様から本編において成長、進化した事により弱点を克服したと考えれば、途中で熱弱点の設定の形骸化も考えられる。収録書籍『仮面ライダー11戦記』の作品解説によると、本編時系列では10人ライダー集合以降と考えられる(しかしこの作品はテレビの本編などと違い石ノ森の作品でなく、他の本編の描写などと同列に比べる根拠としては弱い)。
余談だが、ロボライダーの耐熱800万度が判明するのはこの回であるが、あくまで漫画オリジナルの設定である可能性が高い。
バイオライダーは常に全ての攻撃を受け流すことができるわけではなく、肉弾戦では一部の敵(VSガイナニンポー)にダメージを受けている。
強力な熱攻撃を当てる、ゲル化できない状態にして攻撃を喰らわせる、といった方法
作中、BLACK、ロボライダーについては即対策が打てたクライシス帝国だが、怪魔ロボットヘルガデムの完成までは対応策を生み出す事が出来なかった。
RXをBLACKの状態まで退化させ弱体化する作戦を立てたが、もっとひどい事になった。詳しくは映画『仮面ライダー世界に駆ける』を見てみよう。
漫画では、『仮面ライダー11戦記』『宇宙の11仮面ライダー銀河大戦』においてなんと敵組織がバイオライダーの能力を封じている。
『仮面ライダー11戦記』【第2回】
ガイストが作った溶鉱炉の壁がバイオライダーがよじ登れない作りとなっていた。
メタル生体帝国『マーダー』のマーダー聖水(生命を機械化してしまうトンデモ物質。DG細胞みたいなもの)によりメタル化されてゲル化不能に追い込まれた。
能力が特殊なため表現しにくいのかロボライダーの方が性能面で優遇されているものが多い。
トリッキーな技を生かした素早いキャラとされる。AZITO3では、素早さが「超光速」とされ、桁外れのスピードを誇った。
本編と同じく複数相手の敵に強い。
2作目のラストファイターツインにおいてLv.3必殺技の形態として登場。広範囲に雹を叩きこむ。しかしLv.1必殺技×3の威力に劣っている。
バトルドッジボールにおいては必殺技「スリーメンアタック」で登場。どう見ても仮面ライダー世界に駆ける攻撃である
フォームチェンジの一つとして使用可能。RXに対し素早さで勝り、通常攻撃力は同等、防御力と必殺技威力で劣る。スパークカッターには電気属性がついており、モーションは斬り上げではなく斬り下げる。ゲル化攻撃に回復効果がある。
フォームチェンジの一つとして使用可能。
なお、RXそのものが選択肢の分岐によって出現しなくなるので注意。
第3弾でロボライダーと同時に使用可能になったが、最高のレアリティである「LREX(レジェンドレアエクストラ)」で収録されたため、当時手に入れることができたガンバライダーは少なかった。現在では低レアリティでも収録されており、入手は難しくはない。
1では『バイオアタック(希少な水属性攻撃)』が使用される程度。
2において『スパークカッター(威力の高い先制物理攻撃)』『抗体生成(HP回復、状態異常回復・効果持続)』の技が追加され、RXの使用頻度をあげるのに貢献した。
フォームチェンジとして最初から使用可能。全ライダー唯一の当身技「バイオアタック」を持ち、高難易度でも一対一なら相手を圧倒できる。
掲示板
400 ななしのよっしん
2021/07/07(水) 17:49:28 ID: LsoEzIZHpd
弱点の部分読んでるとシャドームーン戦後辺りから熱とか爆発とか効かなくなってるような気が…シャドービーム戦法を学習してそういうのに耐性身に着けちゃったのか?
401 ななしのよっしん
2021/11/24(水) 18:57:05 ID: Qs4rmEI7eo
バイオライダーで一番チートだと思ったのは、体内に入られて攻撃されたのに心臓ゲル化して無効にしたことだと思う。
あれ以来、ライダーで体内に入り込んで攻撃してくる敵って出てきたっけ?
402 ななしのよっしん
2021/12/09(木) 00:08:52 ID: DnrPWCAk0i
>>401
ぶっちゃけると体内に入って攻撃って創作物でも正攻法で倒せない相手を倒す為の最終手段だからな。
ウルトラシリーズでもたまにあるけど相手はそれをしなければいけない程の強さな事が大きい。
敵が体内に入るのって基本は操る為。
でも、クライシスがやったのはそんな中でもタブー中のタブーである変身前の人間の体内に入っての攻撃。
正直言ってバイオライダーじゃなかったら対処出来ないからそれ以降は敵が体内に入って攻撃はやって来ない。
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最終更新:2025/02/19(水) 16:00
最終更新:2025/02/19(水) 16:00
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