バイド 単語

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バイド

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バイドとは、ヒトが生み出した終わり悪夢の生命である。

概要

iremが誇るSTGの金字R-TYPEシリーズに登場する敵対勢

正式表記はBYDO

非常に強な攻撃本に支配された邪悪な生命体群の総称。
他文明が所有する兵器の制御を奪ったり、生態系を破壊して原住生物異常な形態へと進化させる等、
ありとあらゆる間で様々な形を取りながら増殖、全宇宙に対する侵食、侵略を続けている。

バイド帝国と呼称される事もあるが、人類が想像する様な国家形態を持つわけではない。
しかし、バイドと呼ばれる本拠地が存在し、その中枢である個体が存在する事が知られている。

以下はR-TYPE公式設定資料からの引用である。

それは26世紀の人類が生み出した惑星級の
系内生態系破壊用兵器のなれの果てであった。

銀河系中心域に確認された、明らかに敵意を持った
宇宙生命体との接触に備えて建造されたそれは、
反応兵器次元兵器と異なり間を汚染することなく、
その効果範囲における全ての生態系を破壊する局地限定兵器であった。

とほぼ同じ大きさのフレ-ムの中に満たされた、
すべてを侵蝕し、取り込み、 進化して、
自分以外の生命体すべてを喰い尽くすまで活動を続ける人の手による絶対生物
それは、生体物理学遺伝子工学、魔力学までも応用して合成した人工の生ける悪魔だった。

これをバイパスパイルを通じて間跳躍(D-wape)させ敵のの存在する
域に送り込み全滅させる計画は完璧に進んでいるように見えた。
だが、ほんの細なミスによって"それ"は太陽系で発動した。
150時間荒れ狂った"それ"は次元消去タイプ兵器によって異次元の彼方へ吹き飛ばされ、
一応の決着を見たのである。26世紀では。

だが、"それ"は生きていた。
異次元の中で進化を続けながら胎動を繰り返す塊。
気の遠くなるような彷徨の果て、時間を乗り越え、そのの発現した先には22世紀地球があった。

 

代表的なバイド個体一覧

各個体の破壊や破壊衝動はバイド係数として数値化されており、EAの五段階のバイドクラスに分類される。
Aクラスボス級)の中でも特に強なものはSクラスに分類されることもある。

ドブケラドプス
初代1面ボス。バイド及び、R-TYPEという作品そのものの徴ともされる異形の生命要塞。
死体改造して製造されたザプトム、人類に培養されたマットウシスなど、後のシリーズにも多数の亜種が出現する。

ゴマンダー
初代2面ボス。醜悪な外見を持った巨大生命体。当該記事参照。

グリーンインフェルノ巨大戦艦
初代3面ボスステージの半分を覆い尽くし、一画面には収まらないほどの巨体を持つ宇宙戦艦
その存在は、多くのプレイヤーゲーム業界に衝撃を与えたと言われる。

コンバイラ
初代4面ボス。分離合体しながら攻撃を仕掛けてくる暴走戦艦
R-TYPE TACTICSシリーズではバイド軍の旗艦となり、役級の扱いを受ける。当該記事参照。

ベルメイト
初代5面ボス。大量の塊で全身を覆い、それらを発射して攻撃を仕掛けてくる生命要塞。
R-TYPE TACTICSシリーズでは、亜空間航行中の敵を迎撃し、消耗したバイド体を収容する強力艦と化した。

ライオス
R-TYPEII 4面ボス。資採掘場において暴走する高速機動戦車
複雑な地形を高速で逃げ回り、POWアーマーアイテムすら味方としながら攻撃を仕掛けてくる。

幻獣666(トリプルシクス)
R-TYPEIII 4面ボスファイアキャスクファクトリーを支配しているバイド体。
画面の四隅を旋回すると同時に、画面そのものを回転させるという前代未聞の攻撃を仕掛けてくる。

モリッツG
R-TYPE⊿ 1面ボスであり、”サタニックラプソディー”と呼ばれる事件の原因となった投下局地殲滅ユニット
本来は人類側が開発した兵器だが、バイド汚染されてアジア都市部で暴走した。

ボルド
複数の廃棄物融合して構成された暴走巡航艦。当該記事参照。

ノーザリー
R-TYPE⊿6面に登場した中生命要塞。突如後方から出現し、浮遊しながらバイド溶液による弾幕を展開。
大量の小バイドと共に攻撃を仕掛けてくる。R-TYPE TACTICSシリーズでは輸送艦としてのも得た。

キャンサー
初代1面から登場する小の全領域制圧兵器。当該記事参照。

ゴンドラ
初代1面に登場した基地防衛システム。侵入者を回転する複数の台で迎撃する。
後のシリーズにも同のものが多数登場する。

タブロック
誘導ミサイルランチャーを装備した人型機動兵器。当該記事参照。

ゲインズ
連射が可波動砲や陽電子などを装備した人型機動兵器。当該記事参照 。

B-1D バイドシステムα
R-9Aがバイド化、変異して誕生した生命戦闘機。当該記事参照。

R-13A ケルベロス
革新的技術を使用して製造された試作R戦闘機であり、地球に飛来したバイドコアを殲滅した英雄
しかし、彼は悪夢という名の鎖に縛られ、暗黒の森の番犬と化してしまった。当該記事参照。

バイド
バイドいは異相次元の最深部に存在するとされるバイドの中枢。
次元兵装”フォース”以外でダメージを与える事は困難であり、R-TYPE FINALまでに四度葬られ、四度復活した。 

漆黒の瞳孔
R-TYPE TACTICSにおいて、バイドの最深部に存在していた正体不明の生命体。
バイドの中枢と推測されるが、未知の技術で建造された正体不明の推進装置によって拘束されている。
これを撃破した提督は信じられない事態に遭遇し、驚愕する事になる。

バイドの特性および性質

バイドは以下のような特性を持つ。

1. 自身はヒトと同様の2重螺旋の配列を構造にした生命書式に依って立ち、
  自己複製および増殖を行う粒子によって構成され超集束高エネルギー生命体である。

2. 有機物機物に関係ないばかりか、さらには人の精神すら融合捕食して己の一部としてしまう。
  バイド響によって変異してしまう事を「バイド化」と言う。

3. 物質存在でありながら波動としての性質を持ち、あらゆる存在に伝播する。

4. 本体は異相次元に存在しているため、物理および相対論的に殲滅することは極めて困難である。

5. 極めて強い排他的攻撃衝動を持ち、その特性次元の壁を越えても普遍的である。

6. バイドを駆逐な攻撃手段は同じバイドを兵器転用したフォースおよび波動兵器に限られる。

 つまり、手当たり次第に万物と融合同化しながら爆発的に増殖および進化し、そのうえ通常兵器では全に殲滅することが出来ない存在。それがバイドである。

 これらの設定はR-TYPEと言うゲームシリーズ作を重ねる毎に少しずつ少しずつ積み重ねられ今に至るものであるが、SF的見知から見てもバイドと言う存在がいかに人類にとって厄介な敵勢存在であるかが伺える。

 様々なSF要素を含む作品の兵器、技術を持ってしても全な殲滅が可であるとは考えにくい。

 バイドと言う存在自体が1敵勢存在である以前に、覆すことの出来ない絶望的状況の標にすら考えられると言っても過言ではないだろうか? 

バイド化について

 特性にも書かれている通り、バイドはありとあらゆるものと同化し増殖する存在である。
そのため人間のような生命体と同化することは当然起こりうるわけであり、実際に同化されている人間は数多くいる。

 ここで一つのが残る。同化された場合、彼らの意識はいったいどうなっているのだろうかという問題である。
他のゲームSFなどに出てくるパラサイトモンスターに同化された時のように、同化された存在に操られるだけの人形、傀儡になってしまっているのか?

 この問題について一つの答えがもたらされている。

 オペレーション・ラストダンスにおける一連の戦いにおいて、一機の敵バイド戦闘機が捕獲された。

 Team R-TYPEによる様々な検や調が行われた結果、
その機体は次元戦闘機R-9Aがバイドによって変質してしまった機体であることが分かった。

 機体にかろうじて残されていたフライトレコーダーに、このの答えが記されていたのであった。
その内容は以下のものであった。

「見覚えのある場所
見覚えのある仲間
だけど……
・・・……なぜ?」

夏の夕暮れ
やさしく迎えてくれるのは、
海鳥達だけなのか?」

-回収されたボイスレコーダーより-

 そう、バイド化した人間はバイドとなったことに気づいていない。
 彼らはただ生まれ星へ帰ろうとしているだけなのだ。

 公式からパラレルワールドと明言され、設定が異なる点が多いR-TYPE TACTICSシリーズにおいても、
人は己がバイドとなったことに気が付いていない。

 これは一体どういうことなのだろうか?バイドとなった者たちはバイドによって幻覚を見せられているのであろうか?

 は尽きないが、ただ一つ言えることは、バイドが地球へ向かって進行する理由は一つではなく、その中にはバイドと化してしまった人間記憶に残る故郷をしているという理由もあるのかもしれない。
 それを裏付ける一面として以下の暗号が存在しているため、ここで紹介する。

キガ ツク トワ タシ ハバ イド ニナ ツテ イタ
ソレ デモ ワタ シハ チキ ユウ ニカ エリ タカ ツタ
ダケ ドチ ユ ノ ヒト ビト ハコ チラ ニジ ユウ ヲム ケル
「気がつくと私はバイドになっていた
それでも私は地球に帰りたかった
だけど地球の人々はこちらにを向ける」

-「R-TYPE TACTICS」バイド軍部隊名から抜-

ヤハ リキ ガツ クト バイ ドニ ナツ テイ タソ
レカ ラワ タシ タチ ハウ チユ ウヲ サマ ヨイ ツヅ ケタ
イツ ノヒ ニカ チキ ユウ ニモ ドレ ルト シン ジテ
「やはり気がつくとバイドになっていた
それから私達は宇宙をさまよい続けた
いつの日にか地球に戻れると信じて」

-「R-TYPE TACTICS II」バイド軍部隊名より抜-

 だが、どんな理由があろうとも、バイドは討たねばならぬ存在である。ためらえば、次の間には自分たちが彼らとなり、いつか帰るためのを見失ってしまうからだ。

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