バカ日本地図とは (バカニホンチズとは) [単語記事]

バカ日本地図とは、バカが思い描いている日本地図を描くプロジェクトである。

概要

この地図を違和感なく見ることができる場合、あなたはバカに違いありません。

僕は滋賀出身なんだけど、なぜか、「岐阜出身だったよね？」とよく聞かれる。
ある日、友達に「滋賀と岐阜の区別がつかないなんてのは、人としてどうかしている」と言ったところ「じゃあ、鳥取と島根どっちが東側？」と突っ込まれた。

「...わからない。というか、別にわかりたくもない」
なるほど、こういう感覚で滋賀と岐阜を間違うわけだ。
という経緯があり、人が県をごっちゃにしている具合を地図上で描いていけば、バカが思い描いている日本地図ができるのではないか、と思った次第です。

借力[CHAKU RIKI] バカ日本地図
http://www.chakuriki.net/japan/ (創設者死去に伴いリンク切れ、現在はChakuwiki(借力のWiki サイト)を事実上引き継いだ後継サイトによってアーカイブが公開されている)

類似企画に「バカ世界地図」「バカ宇宙地図」「バカアメリカ地図」「超東京地図」「北海道対戦」などがある。

完成まで

ネット上に本物の日本地図を用意する。
「鳥取と島根の区別がつかない」などの日本全国からの勘違い情報を集める。
その情報が、多くのバカが共感できるようであれば地図に反映させる。
反論が出た場合はその意見も考慮して、反映の仕方を変える。(保留など)
更新した日本地図をネット上に公開し、情報収集を再開。
以上の2～5を無限ループ。
修正に修正を加え、バカが納得できるような日本地図を作っていく。
反論が出なくなれば完成。
←バカ

バカの傾向、この企画で判明したこと(世界地図含む)

バカは、県名や漢字が似ていると、違う県だということが理解できない（例：鳥取と島根、福岡と福島と福井、オランダ(外国ではホーランド)とポーランドなど）。
難しい漢字はとりあえずひらがなへ変更（例：新潟、琵琶湖など）。
バカは、話題になっている県については名前だけ知っているが場所はどうでもよい（例：佐賀県は当時『はなわ』で有名だったが、場所については不明だったので一時は佐渡島と領土を争ったり、対馬の北西にある「海底都市」になったりしたが、結局は飽きたという理由で海底都市がなくなり対馬を乗っ取った）。
バカは、軽そうというイメージしているものは浮遊都市にしてしまう（例：軽井沢がその理由で浮遊都市となり、結果的に「アルゼンチーナ」（アルゼンチンのこと）の上まで移動してマチュピチュになってしまった）。
バカは、学校で得た知識を無駄に自慢したがる（例：リアス式海岸、九十九里浜、鹿児島のシラス台地など）。
バカは、どうでもいいことばかり知っている（例：エロマンガ島、スリジャヤワルダナプラコッテなど）。
バカは、県庁所在地と県名の区別がつかない（例：神戸県、横浜県、名古屋県など）。
ややこしかったら取り敢えず合併吸収してごまかす（例：北関東の全埼玉化、北陸の全金沢化、四国4県の全四国県化など）。
そこに何があるのかわからなかったらとりあえず「謎」（または｢？｣）にする（例：福島県、滋賀県、東欧など）。
イメージで地図を改変（例：北海道は牛のイメージ、東京は丸いはず、チリは細長いなど）。
イメージで県名表記を変更（例：埼玉→さいたま、広島→ヒロシマ、佐賀→SAGA）。
イメージで県名自体を変更（例：山梨→富士山、千葉→DISNEY LAND）。
地味すぎていじりようのない県は全力でスルー、もしくは海に沈めようとする（例：青森、沖縄、四国4県など）。
有名なものであれば地図上にデカデカと出現させる（例：鳥取砂丘、成田空港など）。
バカは、マイナーなのにバカ日本地図上で未だに生き残っている県が気に食わない（例：終盤までほぼ無傷の和歌山県が、「まだ残ってるのはおかしい」という理不尽な理由で空き地にされてしまった）。
バカは、有名だと領地が大きいものだと思い込む（例：大阪、仙台、神戸、広島など）。
メジャーな地域は勝手に分離独立させる（例：博多、函館、伊豆、水戸など）。
バカに歴史を教えると却って危険なことが判明（例：出島、インカ帝国、ソビエトとロシアの共存など）。
自国の形は、実はどうでも良い（例：オーストラリア人。形が四国でもそれを信じてしまう）。
しかし、バカは人一倍優しい（例：アリフ君のためだけのパキスタン）。