バカ殿(バカとの)とは、以下の通称である。
ここでは2と3を説明する。
志村けんの持ちネタの中でも変なおじさん・ひとみばあさんと並ぶ有名なネタであり、現在唯一単独で番組を持つ。その際の番組名は「志村けんのバカ殿様」である。
元々、「8時だョ!全員集合」のコントであり、加えて「ドリフ大爆笑」で放映されていたが1986年にドリフから独立して、単独の番組となった。以降、「志村けんのバカ殿様」というタイトルで今日に至るまで1年に3回程(主に新年・春・秋)放映される番組となった。志村けんのコメディアンとしての姿をゴールデンでみること事もさることながら、大規模なセットを組むコント番組が絶滅状態となっている現在としては、貴重な番組である。また、志村けんが座長を務める舞台「志村魂」でも登場する。
ドリフ大爆笑で放映が始まった1980年代初頭の時点で顔は白塗りに太い眉毛、上に伸びたチョンマゲという現在のフォーマットは完成していた。服装はドリフ時代は金色をはじめ各種の色々な服装が多かったが、現在は朱色で統一化されている。
撮影時期などによっては頭髪のデザインに違いがあり、全員集合ではおデコが広いものが多く、大爆笑においては写真のようなデザインとなっている。PCエンジンのカトちゃんケンちゃんにも登場しているが、おデコは全員集合のデザインに準じたものとなっているが、服装は大爆笑、もしくは「志村けんのバカ殿様」で使われる種色となっている。
性格は無邪気で茶目っ気があり、無類の女好きでまさに65歳児である。基本的には温厚だが、由紀さおり(おなご役)の年齢詐称や嘘をついたなどの時に、バカ殿が怒ると扇子を落とし、ドス(ヤクザ口調)の利いた声になり、尺八の効果音と共に刀を手にして抜くシーンがある。その性格ゆえに家老や家臣、腰元は大いに振り回され、特に家老は常々先代の仏壇に向けて愚痴を言うのが恒例となっている。
そうは言っても、上に立つ者らしく部下に親身になる場面もあったり(上島は除く)なので完全に嫌われてたり、家来が反旗を翻す事はなく、何のかので慕われている。
なお、本名は大昔は「ケンノスケ」(1990年代のバカ殿より)だったが、どうやら現在は演ずる志村の本名の志村康徳のようだ。既に父と母は故人。父親は家老の言う所では名君であったとの事。母親は2回登場、1回目は1990年代前半に登場した。本人が演じ、山姥の様なメイクでお得意のばあさんコント的なしゃべりであった。2回目は2000年ごろに登場、この時は志村の実母が母親役で登場し、本人も流石にたじたじであった。
かつてはおっぱいポロリが当たり前であり、番組後半では人間すごろくでポロリもあるよ!であった。現在ではそうした描写は控えられ、その時代を代表するタレントとのコントが行われたり、後半部分は優香とのコントになっている。なお夏場においてはホラー仕立てのコントになる。また、恒例行事としてその時期に合わせた料理に正露丸や生玉子などを使った、ゲテモノミックス料理も存在している。
なお、細かい所ではあるが志村自身がこの番組の構成に携わっている事もあり、スタッフロールでその名を見る事が出来る。その際は本名である「志村康徳」名義となっている。楽曲も自身が尊敬するビートルズが使用される傾向がある。CMを挟む時などで聞かれる曲が下の曲。
西武6000系は1992年に来る西武池袋線と営団(当時)有楽町線乗り入れに際して製造された車両で、ステンレス車体に青い帯とそれまでの黄色い電車と言うイメージであった西武線のイメージを大きく変えた。有楽町線乗り入れ以外にも自社線内運用もこなし、オールマイティさが売りであった。当初はステンレスの車体であったが、その後アルミ車体へ変更。形式も50番台を付番された。
そして時代は下り、2000年代に入ると13号線(現在の副都心線)への乗り入れに対応する為に改造を行う事となった。
前面の白さと黒く塗られた種別窓跡の姿はあたかも沿線の生んだ日本を代表する喜劇俳優、志村けん演ずるバカ殿とイメージがかぶった為、いつしかそう呼ばれるようになった。6000系の副都心線対応の改造は、機器類の違いがある6101・6102F以外の車両は既に完了しており、この2編成は改造される事無く西武新宿線専用となった。
その後、東急東横線・みなとみらい線との直通を見据えて、東急関連の機器類も追加された。開業までは試運転が行われたが、10両編成にまだ対応していなかったので営業運転に供される事はなかった。そして2012年3月16日より副都心線経由で東横線・みなとみらい線へ直通運転を行うようになった。10両編成なので東横線内では特急や急行と言った優等列車に当てられる。かつて、東急と西武は犬猿の仲とも、永遠のライバルと言われて、伊豆半島や箱根を巡って、戦争とも例えられる時代から比べれば隔世の感がある。
運用は新宿線専用となった6101F・6102F以外は西武池袋線から西武有楽町線を介してメトロ線や東横線乗り入れに充当される。また、野球やコンサートがあると狭山線まで乗り入れて西武球場前駅まで足を延ばす。
運用によってはメトロ線内完結もある為に東武東上線との接続駅である和光市駅行きが存在する。この先に乗り入れる事は当然ながら出来ないが、某忍者風に言えば「西武なのに東武に来たでござる、の巻」になる。また、西武線から地下鉄線方面へ行く途中で人身事故などのトラブルが発生した場合、池袋は池袋でも地上側のホームに入線する。これは他の車両にも言えることである。
なお、志村けん自身も西武線をドリフのコントでネタにしており、「1本逃すと1時間は来ねぇのよ!狭山線」と言っている。ちなみに現在狭山線は日中、1本逃すと30分はこない。ちなみに彼の故郷である東村山を走るのは西武新宿線・国分寺線・西武園線であり、6000系の副都心線対応車が東村山の街を走る事は基本的にはない。
掲示板
37 ななしのよっしん
2024/01/12(金) 09:23:29 ID: 4FOWj6VuoF
由紀さおり演じる腰元は年齢サバ読みネタやってたが実は由紀本人も長らくサバ読みしてたんだよな
バカ殿のときほどじゃなくて2歳だけだが、本人はどういう気分で番組でああいう役やってたんだろ
38 ななしのよっしん
2024/02/05(月) 04:58:48 ID: sjSMjYb7Q7
特段設定してないとは思うが、時代的にはいつ頃なんかね
江戸時代なら(あんなんでも)参勤交代してたんだろうか
39 ななしのよっしん
2024/03/08(金) 13:38:40 ID: VcyKAT80+N
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最終更新:2024/04/24(水) 22:00
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