バグダッド国際空港

バグダッド国際空港とは、イラクのバクダードにある国際空港の名称である。

概要

イラクのバグダッド国際空港はイラク戦争以前まではサダムフセインに名を冠し「サッダーム国際空港」という名称であった。
イラクを代表する航空会社のイラク航空のハブ空港であったが、日本などの海外の国も冷戦下はシベリア上空は通行不可能であったため、
欧州へ向かう際の経由地としても昔は利用されていた。

しょっちゅうきな臭い話しばかりのイラクであるが、現在もそれは変わらない。
しかし以前よりも安全にはなっている。
空港と市内を結んでいる通称ルートアイリッシュは、屈強なアメリカ人兵士やイラク人兵士によって日々巡回が行われ、以前のように爆弾を隠しにくい道路に整備されているのだ。
その上に検問所が市内から空港まで複数用意されており猫一匹も入らせないようにされている。
現地住民もイライラしているようだが、爆弾で吹き飛ばされるよりもマシなので一応は納得しているようだ。
ちなみに、その当時日本人は、その背景が良く分かっていなかったので、
イランイラク戦争を「イライラ戦争」と呼び、終わらない戦争にイライラしていた。

有名なトルコ航空日本人救出の逸話はイラクではなく、イランである。イランとイラクと間違いやすいので念のため記載しておく。
なお、その逸話は映画にもなっているので一見の価値がある映画である。

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