バグ=シャース(Bugg-Shash)とは、クトゥルフ神話における神の名前である。
バグ=シャースは体が人間のような目と口に覆われたゼラチン状の怪物であり、〈黒きもの〉〈宇宙を満たすもの〉〈闇と共に来るもの〉など異名がある旧支配者である。
その姿は多数の眼と口で覆われた黒い塊であり、どこからか異なる次元からやってくるといわれている。
シュブ=ニグラス(Shub-Niggurath)に従属しているといわれており、イブ=ツトゥル(Yibb-Tstll)とも関係があるといわれている。
バグ=シャースはニョグタ(Nyogtha)と同様に魔術師や狂人によって復讐、殺人を目的に崇拝、探求されているといわれている。
バグ=シャースは地球にやってくるとひたすら犠牲者を求めているのである。召喚者がいたとしても命令を聞くことはなく、近くにいる獲物にまとわりついて溺れさせる。そして犠牲者はバグ=シャースの意思で操られる人形のようになるといわれている。ほとんど弱点はなく危険な存在である。ただし光に弱い。なので操り人形のようになった犠牲者に光の下で作業をさせているという。
特別に魔力を付与した五芒星形や生贄を捧げることで行動を抑制することはできるかもしれない。
バグ=シャースは獲物を捕らえて満足して帰るか、『ネクロノミコン』や『水神クタアト』に記述された呪文によって退散するといわれている。
クトゥルフ神話でよく現われる不定形な存在の一柱である。
登場作品:『The Kiss of Bugg-Shash』-ブライアン・ラムレイ
『カルヌーラのタボアム王へのエイボンの書簡/The Epistle of Eibon to King Thaboam of Kalnoora』に名前が書かれている。
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最終更新:2024/04/20(土) 12:00
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