バストロンボーンとは、トロンボーンの一種である。
バストロンボーンは、通常よく用いられるテナートロンボーン(単に「トロンボーン」という場合はこちらを指す)よりも、太い管と大きなベルを持つ楽器である。
「バス」という名が付いているくせに、テナートロンボーンよりも主管の長さが長い(調性が低い)訳ではない。
また、現代のバストロンボーンは、たいてい2個(1個のものもあるが)のヴァルヴを持ち、そのため遠いポジションまで腕を伸ばさなくても低い音が得られ、演奏が容易になる(特に低音域)特徴がある。
したがってバストロンボーンは、テナーと同じ管長を保ちつつも、太い管と大きなベルと2つのヴァルヴ(そして大きなマウスピース)を持たせることによって、機動性と低音域における豊かな音色を両立させた楽器である、と言える。
それによって、ペダルトーン(第一倍音、金管楽器における最低音域)の使用頻度が比較的多いということが、バストロンボーンの演奏上の一つの特徴となる。
簡潔にいうなら、「より低音域が得意な、ちょっと大きいトロンボーン」である。(※私見)
バストロンボーン・ソロ
バストロのバリエーション
その他、バストロが活躍する動画
掲示板
14 ななしさそ
2013/02/16(土) 10:18:58 ID: yCMfY0/ahn
元々Fコントラバスをバストロンボーンって言っていたからね。現代は迂回管が付いて太いトロンボーンがバストロンボーン。
日本語版wikipediaはクラッシックな分類に固執しているけどw(英語版はFバスもコントラバス扱い)
とはいえ、ミラフォンはダブルスライドのBbコントラバスを今でも作っています。
15 ななしのよっしん
2013/09/16(月) 20:11:49 ID: Q6PGj3pyzf
吹奏楽の曲ではバストロに結構な低音吹かせてくれるんだけど、ペダルBとかロウCとか(特に岩井さんの作品)
オーケストラの曲ではそんなに出てこないよな、ベルリオーズの断頭台への行進とかぐらいか。何でだろう?
16 ななしのよっしん
2019/01/12(土) 21:23:30 ID: a46eP9x+W2
「架空のバストロンボーン奏者の一覧」が一人しかいないw
知らないけど、他に居ないんだろうか?w
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最終更新:2024/04/20(土) 12:00
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