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バックパサー

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バックパサーとは、アメリカの元競走馬・種である。
競走馬としても種としても一流だったが、それ以上にブルーメアサイアーとしての活躍で有名。

ちなみに名はトムフール(大馬鹿者)からの連想で「責任を逃れる人」の意。あんまりである。

競走馬として

は一大勢を築いた名種トムフール、はGⅠにして繁殖としても大きな足跡を残したブサンダ、三冠馬ウォーアドミラル。3代アメリカ最高の繁殖ラトロワンヌ(フランス生まれ)を持つピッカピカの良血である。

競走馬としても一流で、31戦して25勝。重賞13連勝を達成した1966年には年度代表いている。レース中遊びまくった新戦(4着)と生涯一の芝レース(3着)以外は連対を外していない。裂蹄のためクラシックとは縁だったが、当時アメリカ最大のレースだったジョッキークラブゴールドカップをはじめ数多くのステークス競走を制した。圧倒的な実績に反して、25勝のうち半数は着差1身以下の僅差。この追い込みを得意としていたのだが、どうも差し切るとを抜いていたらしい。「一の欠点はレースへ挑む態度だ」と言われたとか。
引退レースとなった'67年のウッドウォードステークスでは、史上最速と名高い'68年度代表ドクターフェイガーベルモントステークス22身差で勝していた当年の二冠にして'67年度代表ダマスカス突。今なお名勝負とたたえられるこのレースで、バックパサーは暴走気味に逃げたドクターフェイガーはかわしたが、ダマスカスには10身差をつけられ2着に敗れている。

「一般的に競走馬には100の欠点があるが、このには欠点が見つけられない」と言われるほどに体、とも璧なだったという。また、訪問者には鼻を擦り付けて挨拶するという極めて優しいでもあったらしい。トレードマークブリカー付きのメンコで、の覆面で必ず勝ちきる姿はまさにアメリカヒーローであったという。

種牡馬として

史上最高額(当時)のシンジゲートを組まれて種入りしたバックパサー。15歳世するまでに35頭のステークス勝ちを送り出し成功を収めた。しかし、シルバーチャームが種として失敗したこともあり系はバッカルーの子孫くらいしか残っておらず、先行きは不透明である。

が、このに関していえば本領はブルーメアサイアー、すなわちに入ってからであった。
特にミスタープロスペクターとは強いニックスがあると言われ、バックパサー同様ブルーメアサイアーとして大活躍したミスワキヒシアケボノなどのウッドマンドバイミレニアムシーキングザパールを送り出したシーキングザゴールドなどは全てミスプロバックパサーである。

これ以外にも「スーパーカーマルゼンスキー(ニジンスキー)、パーソナルエンスンなどを輩出したプライヴェイトアカウント(ダマスカス)、1983~84年にGⅠを6連勝したスルーゴールド(シアトルスルー)、84欧州年度代表エルグランセニョール(ノーザンダンサー)、「ビッグレッド」の名を継ぐサンデーサイレンス最大のライバルイージーゴア(アリダー)などのとしてバックパサーの名を見ることができる。彼がに入ったの多くは種としても実績を残しており、現代の競馬界に大きな影を持つも多い。史上屈ブルーメアサイアーとして、これからもバックパサーの血は続いていくだろう。

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最終更新:2019/11/17(日) 23:00

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