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バックパサー(Buckpasser)とは、1963年まれのアメリカの元競走馬・種である。
競走馬としても種としても一流だったが、それ以上にブルーメアサイアーとしての活躍で有名。

競走馬として

は一大勢を築いた名種Tom Fool現在GⅠとなっているアラバマSを勝った名にして繁殖としても大きな足跡を残したBusanda三冠馬War Admiral。3代アメリカ最高の繁殖La Troienne(フランス生まれ)を持つピッカピカの良血である。

名はTom Fool(大馬鹿者)からの連想で「責任を逃れる人」の意味から名付けられた。あんまりである。

しかし名前に反して非常に賢く、また2歳時から立格を持ったであった。

2歳時(1965年)

管理したウィリアムウィンフレイ調教師はい時期にレースを覚えさせるために5月のアケダクトの未勝利戦でデビューさせたが、レース中は遊びまくったため、4着に終わった。しかし、ここでレースを覚えたバックパサーは以後は着外に落ちることはなくなった。

2週間後の未勝利戦、10日後のアローワンスに連勝し、ナショナルスタリオンSではスローペースから末脚を見せて1着同着とした。トレモントSでも追い込んでクビ差勝利し、モンマスでのアローワンスでは2着*モデルフール(ダイナアクトレス)に7身差を付け圧勝した。サプリングSでは5身の大出遅れを喫しながらも直線で追い上げ、半身差で勝ち切った。サラトガ競馬場ホープフルSでは3番手と好位置につけて、直線で抜け出すと2身半差で勝利した。

当時の2歳戦の大レースの1つであったアーリントンワシントンフューチュリティでは後方からのレースになったが、コーナーで上がっていき一度先頭に立ったところで気を抜く悪癖が出てしまい、差し返そうとする*ファーザーズイメージに半身差まで迫られながら何とか勝利した。

2週間後のフューチュリティSに圧倒的1番人気で出走すると、好スタートを見せ、逃げ馬Priceless Gemの2番手につけたが、Priceless Gemの足は最後まで止まらず1/2身差で敗れ、連勝は8でストップした。なお、このPriceless Gemはのちに歴史的名Allez Franceとなっている。

シャンペンSを5番手からよく伸びて4身差で勝利した後、バックパサーはクレイボーンファームで長期休養を取ることとなった。北における当時の2歳の最高獲得賞記録を立したほか、2歳フリーハンデ1位ランクされ、最優秀2歳にも選出された。

3歳時(1966年)

ウィンフレイ師の引退に伴いエドワードネロイ厩舎に移ったバックパサーは2月ハイアリアパークアローワンスで復帰したが、長期休養で気が抜けていたか、同厩で後に最優秀スプリンターに選ばれる快速Impressiveの逃げを許して4身半差の2着に敗れた。しかし翌週のエヴァグレーズSは*ステューペンダスにアタマ差をつけ競り勝った。

フラミンゴSではあまりの人気のために赤字を恐れて馬券の発売が中止され、この一件は現在まで「Chicken Flamingo」と呼ばれるほど批判を浴びた。レースでは先頭に立った間にソラを使ったせいで危うく敗れかけたが、残り20ヤード地点からの約3歩でギリギリ差し返してハナ差で競り勝ち、騎乗していた名手ウィリアム・シューメーカー騎手を「あそこから3歩だけで差し返せるがいるとは思わなかった」と驚嘆させた。しかしこのあと裂蹄のため三冠レースは回避することとなった。

ベルモントSと同日のアローワンスで復帰すると2身差で勝利し、レオナルド・リチャーズSでは3/4差で勝利した。シカゴでのアーリントンクラシックではケンタッキーダービープリークネスS勝利した二冠*カウアイキングとの対決になったが、バックパサーは2着に1身3/4差で勝利し、オーナーサイドの意向による強行出走だった*カウアイキングは靭帯損傷で5着に沈んでそのまま引退した。

初の古対戦となったシカゴアンSでは3/4身差で勝利し、ブルックリンHでは古相手にトップハンデとなったが、それでもアタマ差で勝利した。

アメリカダービーではベルモントS勝利*アンロイドとの対決となったが、バックパサーはクビ差ながらレコード勝ちを収め、*アンロイドは6着に沈んだ。「ダービートラヴァーズSでは*アンロイドとの再戦となったが、バックパサーは直線で*アンロイドを捕らえ3/4差で勝利した。アメリカ三冠レース優勝を負かしたことで、バックパサーは事実上世代最強となった。

ウッドワードSでは古最強クラスであるTom Rolfeなどが出走してきたが、バックパサーは2着に3/4差で勝利し、Tom Rolfeは4着に敗れた。

ローレンスリアライゼーションSは特に強い相手がいなかったため2身半差で勝利し、当時2マイルの長距離戦だったジョッキークラブゴールドカップでは古が相手になったがアルゼンチン出身の強Niarkosに1身3/4差で勝利した。その後カリフォルニアに遠征してマリブSを3/4身差で勝利し、13連勝をマークしてシーズンを終えた。

バックパサーはこの年の年度代表・最優秀3歳・最優秀ハンディキャップホースとなった。また、世界初の3歳での100万ドルホースとなった。

4歳時(1967年)

4歳時には16ハンド2インチ1/4とさらに雄大体になっていたバックパサーは、1月サンタアニタのサンフェルナンドS勝利して連勝を伸ばしたが、その後裂蹄により休養に入った。

復帰戦の5月末のメトロリタンHでは130ポンド(約59kg)のトップハンデを背負ったが、ここも勝利した。

営はヨーロッパ遠征を視野に入れ、芝のボウリンググリーンHに出走させたが、ここでは初の芝に加えて135ポンド(約61.2kg)のハンデも影して3着に敗れ、連勝は15で途切れることとなった。

その後サバーバンHを133ポンドで勝利したが、136ポンド(約61.7kg)を背負ったブルックリンHでは軽ハンデの上がりであるHandsome Boyに8身差で逃げ切られた。

引退レースとなったウッドウォードステークスでは、史上最速と名高い'68年度代表Dr. Fagerベルモントステークスを22身差で勝していた当年の二冠にして'67年度代表Damascus突。今なお名勝負とたたえられるこのレースで、バックパサーは暴走気味に逃げDr. Fagerは半身かわしたが、Damascusには10身差をつけられ2着に敗れている。このときバックパサーはすでに膝の関節炎を患っていて、引退後はクレイボーンファームで種となった。


一般的に競走馬には100の欠点があるが、このには欠点が見つけられない」と言われるほどに体、とも璧なだったという。また、訪問者には鼻を擦り付けて挨拶するという極めて優しいでもあったらしい。トレードマークブリカー付きのメンコで、の覆面で必ず勝ちきる姿はまさにアメリカヒーローであったという。

通算3125。圧倒的な実績に反して、25勝のうち半数は着差1身以下の僅差。この追い込みを得意としていたのだが、どうも差し切るとを抜いていたらしい。「一の欠点はレースへ挑む態度だ」とも言われたとか。

のちのブラッドホース社選定「20世紀のアメリカ名馬100選」第14位。

種牡馬として

史上最高額(当時)のシンジケートを組まれて種入りしたバックパサー。15歳世するまでに313頭の産駒から35頭のステークス勝ちを送り出し成功を収めた。しかし、*シルバーチャームが種として失敗したこともあり系はBuckarooの子孫くらいしか残っておらず、先行きは不透明である。

が、このに関していえば本領はブルーメアサイアー、すなわちに入ってからであった。
特にMr. Prospectorとは強いニックスがあると言われ、バックパサー同様ブルーメアサイアーとして大活躍したMiswakiヒシアケボノなどのWoodmanDubai Milleniumシーキングザパールを送り出したSeeking the Goldなどは全てミスプロバックパサーである。

これ以外にも「スーパーカーマルゼンスキー(Nijinsky)、Personal Ensignなどを輩出したPrivate Account(Damascus)、1983~84年にGⅠを6連勝したSlew o' Gold(Seattle Slew)、'84年欧州年度代表El Gran Senor(Northern Dancer)、「ビッグレッド」の名を継ぐ*サンデーサイレンス最大のライバルEasy Goer(Alydar)などのとしてバックパサーの名を見ることができる。彼がに入ったの多くは種としても実績を残しており、現代の競馬界に大きな影を持つも多い。史上屈ブルーメアサイアーとして、これからもバックパサーの血は続いていくだろう。

血統表

Tom Fool
1949 鹿
Menow
1935 鹿
Pharamond Phalaris
Selene
Alcibiades Supermus
Regal Roman
Gaga
1942 鹿
Bull Dog Teddy
Plucky Liege
Alpoise Equipoise
Laughing Queen
Busanda
1947
FNo.1-s(x)
War Admiral
1934 鹿
Man o' War Fair Play
Mahubah
Brushup Sweep
Annette K.
Businesslike
1939 鹿
Blue Larkspur Black Servant
Blossom Tome
La Troienne Teddy
Helene de Troie

クロス:Teddy 4×4(12.5%)

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