バトルスピリッツ 烈火魂とはトレーディングカードゲーム「バトルスピリッツ」を題材としたアニメシリーズである。
ストーリー
熱く燃やせ、烈火魂!!
時はバトスピ戦国時代!
目指せ天下布武!
近未来。
バトルカードゲーム、“バトルスピリッツ”は
大人気を博し、一大ムーブメントを巻き起こしていた。
バトラー達が各地でバトルを繰り広げる、バトスピ戦国時代である。
赤、青、黄、緑、白、紫の6色ある
各属性のデッキを操るライバルたちとの壮絶な死闘!
それはまさに群雄割拠!
バトルを通じて勝利を手にするためにぶつかる意地と意地!芽生える友情!
果たしてこの戦国の天下を制するのは
いったい誰だ!!
(アニメ公式サイトより引用)
概要
放送局がテレビ朝日からテレビ東京に移行後の第1弾作品。テレ朝放送時の作品から数えて第7弾となる。
アニメーション制作はサンライズから子会社のBN Pictures(バンダイナムコピクチャーズ)に移管されており、同様に移管された「銀魂゜」が30分前に放送されていることから、「烈火魂」の戦国チャンピオンシップ本戦開始、「銀魂゜」の将軍暗殺編双方のタイミングが近かったこともあり、同作とコラボ番宣を行った。
戦国時代をモチーフとしているが、時代設定は近未来。街中にカードダスのベンダーがあるのが見受けられる。
これまでのシリーズでは、バトラーはバトルフォームを身に纏いバトルに挑んでいる作品が多かったが、今作ではバトルフィールドにバトルマシンを召喚、搭乗して戦う。
バトスピ関連の技術発達以外は、カードゲームアニメの中でもかなり現実に近く、2016年1月に放映された本編に関わりのない特別編で他次元のナゾオトナと馬神トッパが現れた程度である。
新システムの「ソウルコア」がテーマギミックのため、バトルフィールドにはスピリットの3D表現だけでなく、カード及びカード上のコアも描かれている。
アニメの放送に関しては公式サイトで最新話を1週間公開しており、その他のインターネット配信サイトでも提供されている。
キャラクター
- 烈火幸村(れっか ゆきむら) 声:山下誠一郎
- 本作の主人公。13歳。赤デッキの使い手で、専用バトルマシンを有することができるS級バトラー。
バトスピで天下を取るため相棒の黒田環奈とともに関東一バトスピが熱い街・武蔵へやってきた。
初期のエーススピリットは《センゴク・グレンドラゴン》、かと思いきや、スターターデッキには収録されていないXレア《戦国龍ソウルドラゴン》が入っていたりする。
- 《戦国龍ソウルドラゴン》は「信兄」と慕っていた天魔信長から託されたキースピリットである。
戦い方は「スピリット同士の熱いバトル」に重きを置いており、「真・激突」「連刃」を用いた【激突】デッキを好んで使う。
- 黒田環奈(くろだ かんな) 声:山下七海
- 幸村の相棒で、通称カンベエ。落ち着いた風貌のロリ少女で、バトスピの知識が豊富。
エンディングでのくねくねダンスが印象的。
- 暁佐助(あかつき さすけ) 声:金田アキ
- バトスピ始めたての初心者。初登場時は赤属性の【01ビート】のようなデッキを使っていた。
武蔵にやってきたものの、宿の当てが外れた幸村たちに部屋を提供する。後に幸村から《センゴク・グレンドラゴン》を託され、これをキースピリットとする。
- 炎利家(ほむら としいえ) 声:新井良平
- 赤属性のS級バトラーで、武蔵を二分する一大勢力《炎組》のリーダー。
幸村と同じ赤デッキだが、効果破壊でブロッカーを除去し、確実にライフを打ち取る【赤コントロール】デッキを使う。
戦国チャンピオンシップの開催が決まると、別のエリアへ武者修行に向かい、新たなキーカード《戦国六武将レオンランサー》を手に入れた。
- 宝緑院兼続(ほうりょくいん かねつぐ) 声:杉田智和
- 緑属性のS級バトラーで、武蔵を二分するチームのリーダー。物静かで情に厚く、バトルスピリッツに対する“愛”を語る。
緑属性の裏Xレア《蜂王フォン・ニード》を駆使するデッキを使う。が、真のキースピリットは《烈風忍者キリカゲ》。劇中でソウル神速、ソウルバーストを初披露した。
- 群青早雲(ぐんじょう そううん) 声:真堂圭
- 「浜の鬼姫」の異名で知られる青属性のS級バトラー。くっ殺。広い海のようにクールな美少女で、彼女を慕うものは男女の別なく多い。
闘神による豪快な【デッキ破壊】デッキを用い、ライフではなくデッキアウトで勝利を狙う。
アニメ初戦ではバトルを吹っ掛けてきた佐助を《蒼海明王》で返り討ちにする。が、ラストアタック時の効果処理は実際には不可能なプレイミスであることが発覚。視聴者の間でネタにされている。と思っていたら、公式の裁定が変更。ルール上問題ない処理となったが、これまたネタにされてる。
- 大六天魔王(だいろくてんまおう) 声:諏訪部順一
- バトルスピリッツの運営組織=IBSAの乗っ取りを狙う仮面の男。蘭丸と藤吉郎を陰で動かし、武蔵の縄張り争いを扇動していた。
その名にある通り6属性をすべてを使いこなすバトラーだが、現時点では赤白紫の3色デッキを使用。《天魔王ゴッド・ゼクス》の六天連鎖で相手の動きを封じるロックデッキとなっている。
- 紫鬼神蘭丸(しきがみ らんまる) 声:田村睦心
- 六大天魔王の部下のS級バトラー。トラッシュと不死を用いた紫デッキで、相手の動きを鈍らせて、いたぶるようにライフを狙う。
ちなみに担当声優の田村睦心は、後述の「バトルスピリッツ少年突破バシン」で主人公の馬神トッパ役だった。「正面突破でイセカイ界トオォォタル!」とかは多分言わない。
- 真白藤吉郎(ましら とうきちろう) 声:三瓶由布子
- 大六天魔王の部下のS級バトラー。猿面軍団を率い、スケボーでバトラーのデッキへダイレクトアタックを仕掛けさせるなど、相当の悪童。白デッキの使い手で、疲労状態でも守れる疲労ブロッカーやブロック時効果、各種メタ効果で相手をほんろうする。
- 天魔市(てんま いち) 声:荒川美穂
- 放送開始からOPのみにしか出てこなかった美少女。本編に登場したのは放送開始から実に3か月後と、重要そうな立ち位置なのになかなか出番がなかった。
その正体はバトルスピリッツ運営組織・IBSAの幹部。大六天魔王の不穏な動きを察知しており、半蔵を暗躍させたり、幸村にソウルバーストを授けたりと、陰から対抗手段を講じてきた。戦国チャンピオンシップの開催も大六天魔王を倒すための策のようだ。
- 天魔信長(てんま のぶなが) 声:諏訪部順一
- 市の兄にして日本初のS級バトラー。だが、その痕跡の一切がIBSAのデータベースから消去されている。
幸村の使用していた《戦国龍ソウルドラゴン》の元々の所有者であり、幸村からは「信兄(のぶにい)」の名で親しまれていた。
幸村に《戦国龍ソウルドラゴン》を託してから唐突に姿を消すが、その間海外で活動しており、後に3Dバトルバーチャルシステムを作り上げている。当初は回想のみの登場人物だったが、戦国チャンピオンシップの最中遂に幸村の前に姿を現す。
- 百黄半蔵(ひゃっき はんぞう) 声:間島淳司
- 古くから天魔家に仕える忍びの一族の者。天魔市の指示でいろいろと動いていた。戦国CS開催に伴いIBSA推薦チームのメンバーとなる。
神出鬼没で飄々としたつかみどころのないクールな人物。かと思われていたが、ことあるごとに「~と、フーリンも言っている」とカードと会話するクレイジーな人物だった。だが、カードを手も大切にしていることからも、とてもいい人であることはうかがい知ることができる。
使用するのは黄属性の系統:妖戒を使用した攻防一体のマジックデッキ。
- 美鳥山阿国(みどりやま おくに) 声:大森日雅
- 戦国チャンピオンシップから登場の新キャラ。百黄半蔵と同じく天魔家に仕えるくノ一の少女。半蔵は彼女の師匠に当たり、里ではほかの子供たちと一緒にバトスピを教わっていた。はずなのだが、実際には半蔵は修行そっちのけで枇杷ばかり弾いており、教わったことは何もない。そのため本人は半蔵を師匠とは思っておらず、いたって生真面目な性格になった。
使用するのは緑属性の系統:爪鳥を使った分身デッキ。素早い展開力で速攻を仕掛ける。
- 白銀謙信(しろがね けんしん) 声:近藤隆
- 北陸エリア代表の白属性S級バトラー。「白き翼の軍神」の異名を持つ。
軍服と眼鏡が特徴の好青年で、常に穏やかな笑みを崩さない。
新能力「ソウルドライブ」を持つ「戦国六武将」アルティメットの《戦国六武将センリュウカク》を切り札としている。
- 紫堂信玄(しどう しんげん) 声:山本祥太
- 甲斐在住のS級バトラー。「戦の鬼」の異名を持つ紫属性の使い手。仰々しい言葉遣いが特徴の浅黒い大男。
当初は戦国チャンピオンシップに出場する気はなかったが、利家を認め彼とチームを組み参戦する。
「戦国六武将」アルティメットの《戦国六武将ムドウ》を切り札に据え、紫属性でありながら勝機を逃さず徹底的に攻めるプレイスタイルである。
- 馬神トッパ(ばしん~) 声:田村睦心
- バトスピのアニメ第1作目「バトルスピリッツ少年突破バシン」主人公。2016年1月に放送された特別編にのみ登場。武蔵に現れたナゾオトナ(声:三木眞一郎)を追って現れ、幸村とタッグを組みナゾオトナに挑む。この時、ソウルコア対応にリバイバルされた《龍皇ジークフリード》などの懐かしのカードを使用している。
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関連項目