バトルツリーとは (バトルツリーとは) [単語記事]

バトルツリーとは、ポケットモンスターサン・ムーンのバトル施設である。

概要

殿堂入り後にいけるようになる、ポニ島の最奥部にある。到着してすぐ、バトルレジェンドの二人のどちらかとバトルすることになるため、回復してから入ることをおススメする。

基本的なルールは前作のバトルハウスと同じであるが、バトルツリーの特徴として、勝ち進んでいくと相手もメガシンカやZワザを使用してくる。さらに、最初から挑める難易度でもけっこう難しいため、全体的な難易度は高めとなっている。

ルール

レベル50のフラットルール。レベル51以上のポケモンはレベル50になる。
同じポケモンを2匹以上同時に入れられない。また、同じ持ち物を複数のポケモンに持たせられない。
伝説のポケモン・幻のポケモンは参加不可。準伝説のポケモンは参加可能。
戦闘中の道具の使用は不可能。

レーティングバトルの基本ルールと同じである。

バトルの種類

シングル・スーパーシングル

使用ポケモンは3匹の、1対1でのバトル。シングルでは20戦目、スーパーシングルでは50戦目に、バトルレジェンドのレッドとのバトルになる。

ダブル・スーパーダブル

使用ポケモン4匹の、2対2でのバトル。ダブルでは20戦目、スーパーダブルでは50戦目に、バトルレジェンドのグリーンとのバトルとなる。

マルチ・スーパーマルチ

二人のトレーナーで挑む、それぞれ2匹を使用するダブルバトル。もとから設定されてあるトレーナーや、通信を用いた対戦の他にも、上記の二つからBPを消費してトレーナーをスカウトさせてから、そのキャラと一緒に戦うこともできる。もちろん、バトルレジェンド以外のトレーナーならだれでも可能。マルチでは20戦目、スーパーマルチでは50戦目に、バトルレジェンドのレッドとグリーンとのバトルとなる。レッドとグリーンの二人を同時に相手にするため、中には感慨深く感じる人もいるのではないだろうか。

バトルレジェンド

カントー地方のチャンピオンであった、レッドとグリーンの、バトルツリーでの呼称。初代の登場人物たちが「レジェンド」として、初代の主人公(我々と同じ視点だった存在)に、最新作の主人公(我々)が挑むという、本作のテーマである「ジブンを超えよう」ともマッチした相手でもある。

彼らとの戦闘曲は「戦闘！バトルツリーボス」となっており、ツリーでの戦闘を進めていくと通信対戦でも聞けるようになる。

使用ポケモン

それぞれ、バトルレジェンド戦では決められたポケモンの中から持ち物も含めて設定されたものの中からランダムで使用してくる。メガシンカを持っているポケモンはメガシンカする場合もあるので注意が必要。もちろん、Zワザを使用してくる場合もある。マルチでは、この中から選ばれる。「スーパー」でなくても、同じポケモンの中から選ばれる。

レッド

HG・SSでのシロガネ山での戦いと同じメンバーのポケモンを使用してくる。レジェンド戦ではピカチュウが抜けているため、5匹の中から選ばれる。

バトルツリー到着後

ピカチュウ　Lv.70
ラプラス　　Lv.65
カビゴン　　Lv.65
フシギバナ　Lv.65
リザードン　Lv.65
カメックス　Lv.65

バトルレジェンド戦

グリーン

FR・LG、HG・SS、BW2で使っていたポケモン達が集結している。レジェンド戦では使用ポケモンの種類が9種類の中から選ばれるため、本当に何を使ってくるのかが予想もしにくい。ナッシーはカントー地方の姿のものを使用する。

バトルツリー前

フーディン　Lv.65
カイリキー　Lv.65
プテラ　　　Lv.65
ナッシー　　Lv.65
ウインディ　Lv.65
ギャラドス　LV.65

バトルレジェンド戦

特別なトレーナーたち

スーパーシングルとスーパーダブルでは、歴代作品で登場したキャラクターたちが勝負を挑んでくる。また、過去作のキャラたちの中には、その作品での戦闘 BGMが使われるという大判振る舞いで、ここでしか聞けないためバトルビデオに残しておくといい。

ミツル

初登場はルビー・サファイア。デザインはORASのもの。
ORASでは衝撃のキャラとなった彼。我々の背中を追ってきた彼もまた、我々と同じ施設で挑んでくる。

リラ

初登場はエメラルド。デザインは今作のもの。
フロンティアブレーンだった彼女は、殿堂入り後のイベントをクリアすることで現れる。どのようなイベントなのか詳しくはネタバレのためここには記載しない。

シロナ

初登場はDP。
おなじみの、シンオウ地方のチャンピオン。南国でありながらいつもの黒いコートをまとっている。

ギーマ

初登場はBW。今作オリジナルの衣装。
あまりの変わりっぷりに驚いた人も多いだろう、イッシュ地方の四天王。あくタイプに精通している。

アクロマ

初登場はBW2。今作オリジナル衣装。
ポケモンの強さをテーマに研究する研究者。着ている服はウェアラブルコンピューターだそうで、冷却機能のおかげで南国でも涼しいそうだ。その服も相まって、かなり奇抜な見た目の人。

デクシオ

初登場はXY。今作オリジナルの服装。ムーン限定で登場。
XYでは固有のグラフィックがなく、バトルする機会もないためいまいち影の薄い存在だった。殿堂入り後に初めてメガシンカを使ってくるため、苦戦した人も多いだろう。

ジーナ

初登場はXY。今作オリジナルの衣装。サン限定で登場。
XYでは固有のグラフィックがなく、バトルする機会もないためいまいち影の薄い存在だった。「サン」では一度も戦闘する機会がないまま、ここで初めて戦闘することになる。

この二人の戦闘 BGMは、XYでの「戦闘！トレーナー」となっている。

カキ

サン・ムーンで登場したキャプテンの一人。サン限定で登場。
ここへ来た人なら説明不要のカキの試練。その印象が強いが、本当に真面目な人である。

マオ

サン・ムーンで登場したキャプテンの一人。ムーン限定で登場。
アイナ食堂の看板娘で、くさタイプに精通している。そして、だからこそなのか、まさかのほのお・ひこうタイプのファイアローを使うこともある。

この二人と同じ島のキャプテンであるスイレンだけは登場しない。

プルメリ

スカル団の元幹部。サン限定で登場。
殿堂入り後、防衛戦でも戦えるため、実力はかなり高いのだと思われる。

グズマ

スカル団の元リーダー。ムーン限定で登場。
殿堂入り後のイベントの後、ここでしか登場しない。しかもムーン限定のため、どうしても出会いたいならムーンで挑む必要がある。

バトルツリー単語

概要

ルール