バドミントンとは、ラケットとシャトルコックを用いたスポーツである。
バトミントンと間違われやすいが、正しくはバドミントンである。
ネットで二つに分けられたコートの両側にプレーヤーが位置し、シャトルコック(通称シャトル)をラケットを使って打ち合い、相手のコートにシャトルを落とすと得点となる。風の影響が大きいので基本的に屋内で行う。
公園などでよくみられる遊びとしてのバドミントンからは想像しがたいかもしれないが、競技としてのバドミントンはテニスのようなバウンドがないため、瞬発力、持久力、駆け引きなどが要求される激しいスポーツであり、バスケットボール選手のフットワークと長距離走選手のスタミナが求められるといわれる。また、競技上風の影響を受けやすいため、体育館を閉め切ってプレイする。そのため、夏場の部活や大会などは陽炎がゆらめくほどの地獄になることもある。
スマッシュの初速は女子でも時速370km/h、男子では平均で時速450km、世界記録で490km/hを超え世界最速の球技としてギネスに登録されている(手元に届く頃でも時速110㎞はあり、その速度差も曲者である)。
開始の合図をラブオールという。ルールは個人戦シングルス、ダブルス問わず21点先取した方が1マッチを獲得し、2マッチ先取で勝利となる。また、マッチポイントも存在するが30点で打ち止めとなる(双方29点なら、先に30点目を取った方がマッチ獲得)。
また、反則行為をフォルトという。主なフォルトはネットに身体やラケットが触れた、相手側コートの上で身体やラケットを乗り出した、シャトルがネットの上を越えずに相手のコート内に入ったなどがある。あと、サービスフォルトという最初のサーブにおいて制約が多い。主なものとしてサービスを打つ時に両足を地面に付けていないといけない(爪先で浮かせるのもNG)、シャトルのコルク部分を打たないといけない(羽根の部分を打つとNG)、ラケットは腰より下の位置でサーブを打たないといけない、ラケットはシャトルが当たる瞬間は、下向きで打たないといけない(平面などはNG)。サーブのモーションに入ったらそれを継続しないといけない(フェイクなどはNG)などがある。
また、ダブルスでは更にややこしいルールがある(以下後述予定)
競技人口は5000万人以上。アジア(特に東南アジア)には強豪国が多く、インドネシア、マレーシアでは国技とされている。他に中国、韓国、タイ、シンガポールも強敵。ヨーロッパでは発祥のイギリスよりデンマークが特に盛んで、強豪として知られる。
アジア大会やオリンピックの種目でもあり、世界大会も多数開催されている。
近年はアイドル性の高かったオグシオのメディア露出により人気、認知度は上昇した。しかし、地上波でのテレビ放映はほとんど無く、実際に試合を見たことがある人はかなり少ないだろう。また、ロンドンオリンピックではミズカキペアが銀メダル、リオオリンピックで個人シングルスで奥原希望が銅メダル、タカマツペアがダブルスで金メダルを獲得し、話題になった。
一方、男子選手でも桃田賢斗、田児賢一などメダリスト候補の有望な選手を輩出。一時は不祥事で色々あったものの、女子にも引けを取らない実力と成績を残している。
主に国際大会の動画が上がっている。その他にも、個人が練習などを撮影した動画などがある。
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最終更新:2025/02/20(木) 03:00
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