バルトーク・ベーラ・ヴィクトル・ヤーノシュ (Bartók Béla Viktor János、1881-1945) とは、20世紀ハンガリーの作曲家、ピアニストである。
1881年、オーストリア=ハンガリー帝国のトランシルヴァニアに生まれる。始めは古典的な作品を手掛けていたが、リヒャルト・シュトラウスの影響を受けてオーストリアと戦った独立戦争の英雄を題材にした交響詩『コシュート』を発表して以降、愛国心に目覚める。
その後、盟友のコダーイ・ゾルターンと共にハンガリーの伝統音楽を研究し、またハンガリーの民俗をテーマにした楽曲を多く作曲した。第二次世界大戦を避けてアメリカへ亡命するが、白血病及び貧困に苦しむ。見かねたアメリカの音楽家たちの援助を受けながら作曲を続けたが、1945年に帰らぬ人となった。ナチスと共にソ連を嫌っていたため、バルトークの遺体がハンガリーへの帰還を果たしたのはハンガリー社会主義労働者党(旧・ハンガリー共産党)が一党独裁を放棄した後の1988年になってからであった。
主な楽曲は『管弦楽のための協奏曲』、『ルーマニア民俗舞曲』、『中国の不思議な役人』など。作品の整理番号としてSz.番号がある。
夫人と共にピアニストとしても活躍し、自作自演を含む録音も残している。
ヴァイオリン属の楽器などにおいて、弦を引っ張って指板に当て、音を鳴らす奏法がある。これを「バルトーク・ピッツィカート」と呼ぶが、バルトークがこの奏法を好んで用いたためで、バルトークがこれを発明したわけではない(この奏法を使った楽曲は、バルトーク以前から散見される)。
掲示板
16 ななしのよっしん
2015/10/27(火) 23:54:26 ID: CVGXmuLS2z
ベーラ・バルトークじゃないのって思ったら、ああハンガリー人だからか
17 ななしのよっしん
2015/12/28(月) 23:49:29 ID: Q8L7kjUgBY
18 ななしのよっしん
2018/08/07(火) 15:30:45 ID: Jiso5/Db0x
ワシントン国会図書館でのヴァイオリニストのシゲティとのライヴ録音は興味のある方は聞いてみるとよいだろう。シゲティも素晴らしいが、バルトークがピアニストとしても素晴らしい実力を有していた事がわかる。
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最終更新:2024/04/25(木) 23:00
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