バンジョーとカズーイの大冒険(英題:Banjo-Kazooie)とは、1998年に任天堂から発売されたアクションゲームである。開発は『スーパードンキーコングシリーズ』で有名なレア社。主な略称は「バンカズ」。
「おまえの わ~~~かさと、かわい~~~さ いただくよ!」
クマのバンジョーとトリのカズーイが暮らすクルクルやまのふもと。彼らの家を見下ろすようにそびえ立つのは、おそろしい魔女グランチルダのとりでです。グランチルダは今日もオナベに向かって、世界で一番美しいのは誰かと問いかけます。もちろん自分と答えると思っていたグランチルダでしたが、オナベの答えはクマのチューティという若くて可愛い子の名前でした。
「な~~~んぢゃと! わしよりきれいなコなど おるわけな~~~い!ホウキよ、チェックにいくよ!」
その頃、チューティはねぼすけなバンジョーを起こしにクルクルやまへとやって来ていました。そう、チューティとはバンジョーの妹のことだったのです。モグラのボトルズとおしゃべりをしていると、空からブキミな影が飛んでくるのが見えました。
「ありゃゃゃ! わしより、ちょっっっとだけ きれいかも!」
チューティは、たちまちグランチルダに攫われてしまいました。このままでは、チューティの身が危険です。外の異変に気がついたカズーイは、この騒ぎでものんきにグースカ寝息をたてているバンジョーを起こしました。
「ようすが おかしいわ! すぐ おきて!」
チューティを助け出すため、魔女のとりでのてっぺんを目指します。バンジョーとカズーイの大冒険、はじまりはじまり!
バンジョーとカズーイの大冒険 | |
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクションアドベンチャー |
対応機種 | NINTENDO64 |
開発元 | レア |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 1998年6月29日 |
対象年齢 | CERO:A |
その他 | |
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ゲームソフトテンプレート |
レア社がNINTENDO64向けに開発した3Dアクションゲーム及びそのシリーズ。
NINTENDO64向けに『1』『2』が開発され、GBA版も発売(日本未発売)されたが、レア社がマイクロソフト傘下となったことで、それ以降の続編である『ガレージ大作戦』はXbox 360での発売となった。
任天堂の3Dゲームの基本である『スーパーマリオ64』と比較すると、箱庭タイプのステージ内で重要アイテム(ジグソー)を集めて先へ進んでいくという基本スタイルは共通しているが、アクションRPGに近い要素も含んでいる。
バンジョーのリュックにカズーイが入っているという一心同体の形態から繰り出される豊富なアクションはどれもユニークで個性に溢れている。ゲーム開始直後は殆ど何もできないが、各ステージ内でアクションを習うことで探索範囲は徐々に広がっていく。『2』では『1』のアクションを始めから使用可能であり、その上で更に高度なアクションを覚えていくため最終的には相当な数のアクションが可能になる。
ステージ内に会話できる対象が多く、ステージ専用のイベントアイテムも多数存在する。アクションを駆使して目的地まで行くというよりも、ステージの謎を解いたり人助けをしたりといった要素が多く盛り込まれている。これらの特徴は『1』と『2』の間にレア社が開発した『ドンキーコング64』も踏襲しており、こちらもほぼ同じ基本システムで制作されている。
*1「大冒険」、「大冒険2」「ガレージ大作戦」収録
*2Nintendo Switch Online + 追加パック(税込4900円/年)加入者対象
※他にも1・2と出ているキャラがいる。詳しくはWikipediaの「バンジョーとカズーイの大冒険」の記事を参考にすると良いだろう。
*基本的に消費アイテム。ブーツ系は一定位置に設置されて取得すると一定時間時間で使用される。
ちなみに紹介するアイテムはバンジョー単体では使えないが、カズーイ単体は使える。
*レアアイテムは1ではその場で自動セーブされ、一回入手すると新たなデータを作っても再度入手不可なので、最初から手に入れている状態である。しかも意味ない。元々1で手に入れた物を2に引き継げるようにする予定だったのが、そのやり方が電源をつけたままソフトを差し替えるという強引な物だったため没になったらしい。その名残で2では1にあったレアアイテムが1のカセット(敵?)の中に入っており、箱〇配信版ではアイテム引き継ぎ機能が実装されている。
※他にもチューティパッド【1】やクイズ【1】で使用されているパッドなどもあるが今回は説明を省く。
2019年6月12日。アメリカ・ロサンゼルスで行われた「Nintendo Direct E3 2019」においてバンジョー&カズーイが『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』へファイターとして参戦することが発表された。
日本の任天堂タイトルでバンジョーとカズーイが登場するのは約19年振りの出来事である。レア社繋がりでコングファミリーが出迎えてくれる参戦PVの心憎い演出に、胸が熱くなった往年のプレイヤーも少なくないだろう。原作のグランチルダを意識してキングクルールが岩の下敷きになるおまけ付き。
ファイターの性能としては、原作通り2人1組一心同体のアクションで戦うことになる。相変わらずカズーイばかり働いていると思いきや、バンジョーもパンチや崖捕まりで頑張ってる様子が確認できる。
最後の切りふだでは、『1』でグランチルダにトドメを刺したジンジョネーターが登場する模様。
バンカズ参戦に伴い新たに追加されたステージ「クルクルやま」では、ステージ自体が回転するギミックが仕込まれている他、ボトルズやグランチルダも出演している。
掲示板
865 ななしのよっしん
2024/02/29(木) 12:27:31 ID: mBpw8Nocgj
ドンキー64やらスターツインズやらも該当するけどこの頃のレア社はコンプ率に影響する収集物がやたら多いことに定評あったものなあ
それこそガレージ大作戦プロローグだかで「無意味な収集物を集めるゲームを~」みたいなこと作中キャラに言わせて自虐するくらいにはあった、のかもしれない
初めのおデブ体型から不評だった印象あるけどガレージのマズル四角めバンジョーくんとボウリングピン体型なカズーイちゃんあたしゃ嫌いじゃないわよ
ファンアートでもそうそう見ないけど目にしたら小躍りしたくなる程度には好み
866 ななしのよっしん
2024/03/01(金) 17:30:51 ID: 0dTaF2JrHo
>>865
>この頃のレア社はコンプ率に影響する収集物がやたら多い
思えば真エンドにあたってボーナスコイン•DKコイン•バナナバードのフルコンプが進行上不可欠なSDK3の頃から既に片鱗は見せてたなあ
867 ななしのよっしん
2024/03/07(木) 00:48:38 ID: 3q3oSlV55V
壁から出てくる系の敵がワンダーウィングでしか倒せないと勘違いしてると悲惨になる。ついカービィ64とかの感覚で…
特にカッチコッチの森の難易度が恐ろしく上がる
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最終更新:2024/03/29(金) 17:00
最終更新:2024/03/29(金) 17:00
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