バーチャルシンガー 単語

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バーチャルシンガー

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バーチャルシンガーとは、以下に記すキャラクターの分類である。

概要

活動名義上は非実在キャラクターからなる歌手である。
音楽活動はキャラクター名義によるものとなるため、キャラクターの歌合成音声であるか実在人物によるものなのかは問われない。

正確な初出は不明であるが、2007年8月31日クリプトンフューチャー・メディアより発売された「VOCALOID2 初音ミク」製品情報では、初音ミクす言葉として使用されている。クリプトン | VOCALOID2特集 / internetarchive 2007年8月21日exit

ヤマハの登録商標であるVOCALOIDとは違い、バーチャルシンガーは商標登録されていない一般名詞であるため、クリプトン社以外のCeVIO等の音声合成技術を用いたキャラクターす言葉としても使われる場合がある。

歌声合成音声に付帯するキャラクター

合成音声の代表的存在・初音ミクは、発売当初は媒体によりバーチャル・シンガーやキャラクターボイスシンガーソフトウェアバーチャルアイドル等の表記が混在しており、また、VOCALOID語呂合わせが一般受けとして良い事と、VOCALOIDではない初音ミクNTの登場まで事実上のスタンダードとして「初音ミクVOCALOID」が認知されていた経緯から、初音ミクがバーチャルシンガーと呼ばれる事は公式媒体以外では少なかった。

2015年鏡音リン・レン巡音ルカキャラクター・ボーカル・シリーズ、およびMEIKOKAITOの旧世代バーチャル・シンガーソフトウェアキャラクターを合わせた6名が「ピアプロキャラクターズ」として改めて周知されると共に、肩書きもバーチャル・シンガーに統一された

2020年9月リリースされたメディアプロジェクトプロジェクトセカイ」において、オリジナルキャラクターピアプロキャラクターズを区別するために改めてバーチャル・シンガーの分類が使用され、そのプロセカが若年層を中心に大ヒットしたことで、歌唱ソフト界にも浸透する事となった。

上述通り「プロジェクトセカイ」によって界隈全体に普及しつつあるが、プロジェクトセカイ収録楽曲としてflowerなどピアプロキャラクターズ以外の他社VOCALOIDキャラクター(表記上はバーチャル・シンガー)が含まれるケースもあり、他社キャラクター側の運用上キャラクターIPを含めて便宜的にVOCALOIDと呼称される傾向がある。

バーチャルYouTuber

2018年6月に活動を開始したYuNiが、バーチャルYouTuber界隈では初めてバーチャルシンガーを自称した事から、バーチャルシンガーの言葉が広く普及するようになった。
その後、2018年10月に活動開始した花譜や、元々歌ってみた動画を多数投稿していた富士葵ときのそらに対してもバーチャルシンガーという言葉が使われるようになる。

時系列としては初音ミク先発となるが、初音ミクがバーチャルシンガーと呼ぶ事が少なかったため、一時期はバーチャル・シンガー=歌手として活動するバーチャルYouTuberと認識されていた。

Vsingerと略されるケースもあるが、Vsinger洛天依など中国におけるVOCALOIDキャラクタープロジェクトとして存在し中国内では商標登録もされている。

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最終更新:2025/03/29(土) 17:00

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