パチンカスとは (パチンカスとは) [単語記事]

　パチンカスとは、パチンコ(「パチスロ」含む。以下同)依存症者に対する蔑称である。

概要

などなど、道義的に問題のある行動から、重犯罪まで犯す人間を生み出すパチンコ依存症。
昔からメディアでは上記のような事件がよく報道されてはいたが、刺激的なニュースの伝播力に優れるネットメディアで、これらの事件がフォーカスされ続けるようになる。

結果、いつしか「パチンコ」と「カス」を組み合わせた「パチンカス」と言うスラングが生み出され、パチンコ依存症の人間を侮蔑する言葉として使われるようになった。

特に「炎天下に子供を放置してパチンコに興じ、子供を死亡させる事件」は2000年代に社会問題化し、業界も含めて厳しい非難を受けた。
節度と常識を守ってパチンコを楽しむ人がいる一方で、およそ人間としてあり得ない行動に走る者も目立つため、パチンコ業界と関わる人全てを「パチンカス」と侮蔑する人もいる。

業界全体を「パチンカス」と呼ぶ人の中には、業界トップのマルハンの従業員の年収を挙げ、「パチンコ依存症者の不幸の上に成り立っている栄華」を嫉妬又は揶揄して言うものもいる。

例として、マルハンが提示する「32歳・店長の年収レンジ」は、810万～1130万円である(ソース)。
この年収は、外資系企業よりは劣るものの、いわゆる東証一部上場企業の年収レンジより高い。

北朝鮮への送金問題、暴力団組織との関わり、遠隔操作での摘発、脱税や税法上の優遇、ATMを店内に設置し射幸心をエスカレートさせる…など、お世辞にも良いとは言えないイメージが付き纏うパチンコ業界。
しかし上記のようなパチンコ依存症の人間を放置することは、業界のさらなるイメージダウンを引き起こす。

マルハンのように業界の正常化を目指す会社、ダイナムのように海外市場に上場しイメージアップを目指す会社などが先頭に立ち、遊戯協会などでも、パチンコ依存症者をこれ以上増やさないような取り組みを2000年代頃から始めている。

なお、北朝鮮送金問題はパチンコに限られず、焼肉屋や小売業にも見られる。
また、まともな金融機関から相手にされないという事情も相まって、ウリ信金などを通じて行われることが多い。

「パチンカス」などと言われたくなければ、この3つを忘れずに実行すれば良い。

…当たり前だよなあ！？と言うことばかりだが、それが出来る人ばかりなら「パチンカス」と言う言葉は出てこない。ギャンブル依存症の恐ろしさを思い知るばかりである。

対症療法としては、家庭用に改良されたパチンコ台の実機や販売されているシミュレーションゲームを購入し、料金を抑制するのも一つの手ではある。
そもそもパチンコに一切手を出さなきゃいいと思うんですけど(名推理)

ニコ動ではこれら「パチンコで自身や他者の人生に迷惑をかける重度の依存者」という以外にも、パチンコと関係ない動画等でパチンコの話題をしだすもの（例：「何か動画で盛り上がっているシーンで「確変」「アツい」「ボーナス入った」等と明らかにパチンコ用語的なコメントをする」「この版権作品がパチンコになったら云々」「パチンコの演出みたいｗ」）等を「パチンカス」と呼ぶ場合もある。言うなれば「○○厨」のパチンコ版か。