パトリシア・マーティン(ぱとりしあ・まーてぃん)は、『らき☆すた』の登場キャラクターである。アニメ版などにおいてはささきのぞみが演じている。
アメリカからの留学生。泉こなた達の二学年下で、小早川ゆたか、岩崎みなみ、田村ひよりの同級生。日本のオタク文化に興味を持ち、母国に持ち帰ろうと意欲を持っているダメリカ人である。通称はパティ。元々ドラマCDオリジナルキャラとして誕生し、後に萌えドリル、アニメへの出演を果たした経緯がある。その為、原作での出番は極めて少なかったが、コンプティーク2009年2月号で本編登場を果たす。
ドラマCDでは中3時代の冬のコミックフェスティバル(通称コミフェ、要するにコミックマーケットのこと)でこなた及びゆたかと接点を持ち、高1の時点で留学してきた。アニメではこの点に触れられていないが、ある程度矛盾しないように、高1になってからの登場となっている。また、田村ひよりと仲が良いのはアニメ版以降の設定であり、それ以前では競演すらしていなかった。またアニメではこなたと同じコスプレ喫茶でバイトしており、二人でオリジナルCDまで作っている。
ドラマCD版の時点では、イベント会場でBL本のカップリングに納得がいかず、サークルの机を叩きながら揉め事を起こす、柊姉妹に巫女服を着させろと迫るなど非常識な面が見受けられ、巻き込み型の豪快な姐御系キャラであった。更にアニメと全く違う声質で発音もエセ外人チックだった。アニメでは若干おとなしくなり、声もかわいらしいものとなったため、現在のパティしか知らない人が聞くと非常に違和感がある。
これまでは漫画上でも本編ではなく、ドラマCDや萌えドリルのブックレット、月刊ASUKAのゲスト掲載分などの番外編で登場するだけだったが、上述の通りコンプティーク2009年2月号でようやく本編に登場する。しかし、基本的なキャラの性格付けは変わらないものの、「交換留学生として泉家にホームステイする」「この時点でこなたやゆたかをはじめとする主要キャラと初対面となる」という設定変更がなされた。これまでの登場分をパラレルワールドとしてしまえばそれですむのだろうが、ここに来ての設定変更の意図が現時点では「にゃもー(あるいはうさねこ)のみぞ知る」という状態である。また初代ドラマCDはともかく、ゲームやアニメではこれまでの設定がベースになっているため、今後ゲームの新作や再アニメ化などの再メディア展開が行われた際に設定の整合性をどう取るかが注目される。
中文版(台湾)における公式表記は「帕特莉西亜・馬汀」(帕特莉西亞‧馬汀)。北米版ではパトリシアがパトリシアを演じるという明らかなネタ配役になっている。ちなみにこのパトリシアは北米版ハルヒで実写ハルヒを演じた人。
同じくらき☆すたの登場人物である八坂こうと容姿が似ており、度々その事が話題になる。容姿のみならず、何故か共通点が多いのも特筆すべき点である。
なお、『らき☆すた 〜陵桜学園桜藤祭〜』ではパティとこうが初めて競演を果たし、親しい間柄となっている。
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最終更新:2025/01/24(金) 14:00
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