パトルの軍事博物館とは (パトルノグンジハクブツカンとは) [単語記事]

パトルの軍事博物館とは、武藤FP氏制作の[兵器収集RPG+博物館経営SLG]である。
フリーゲームサイト[ふりーむ！]において、「第4回ふりーむ！ゲームコンテスト」において
[大人気賞]を受賞した作品である。
ちなみにRPGツクールXPで制作されている。

って、ロンメルが言ってた。

概要

1.とりあえずの説明

このゲームは軍事博物館の館長、主人公[パトル・ブラックバーン]を操り
第二次大戦中の兵器を中心とした兵器や資料を集めながら博物館を経営するゲームである。
ゲームに登場する兵器は一部を除き鹵獲、または改修する事で使えるようになる。
また、このゲームには様々な軍事資料が登場しており、
それらを集める事で軍事ネタ入門者の軍事知識をある程度のレベルに引き上げる事が出来る。

って、素晴らしい神父様が言ってた。

2.動作環境

このゲームはPCに高い性能を要求をしてくる。
RPGツクールXPの最低動作環境で起動させるとフリーズを起こす事もあるので注意。
・必要環境(最新版であるG型に同梱されているマニュアルより抜粋)
　CPU PentiumD 2.8GHz 以上
　メモリ 1G 以上
　HDD 200M以上

となっているが、環境によってはこれでも重いので
記事主の(昔の)PC 環境を元にした推奨スペックを書いておく。
・推奨環境
　 CPU Intel Core2Duo E6 320 以上
　メモリ DDR2 800 2G以上
　グラフィックボード RADEON HD 2600 Pro 256M以上

ちなみにプレイ動画を作成する際はこれ以上の性能を必要とするので注意。
とは言っても、ゲームが発表された当時ならともかく、
現在においてはOSやモニターが付属しない10万円以下のゲーム PCなら問題なく動くと思われるので
あまり深く気にしないようにしてもらいたい。

って、ジュ－コフ元帥が督戦隊に命令しながら言ってた。

3.プレイする上での注意点

このゲームには強力なブラックジョークが多量に含まれており、プレイする人間を選ぶ。
よって、このゲームは以下に該当する者にお勧めである。
　・宗教ネタ、軍事ネタ、ブラックジョークに耐性のある者。
　・ドラゴン退治や最後の幻想、廚二チックなRPGやマウスをクリックするだけで進むゲームのような物に飽きた者。
　・コレクター魂を持つ者。
　・バカゲーテイストのゲームがしたい者。
　・二つの意味でルーデルと戦いたい者。
　・不謹慎ネタが飛び出ても切れない程度に良い意味で常識に囚われない者。

また、ゲームの冒頭でも注意があるが、以下に該当する者のプレイを推奨しない。
　・宗教ネタ、軍事ネタ、ブラックジョークに耐性の無い者。
　・宗教団体関係者
　・本職の右翼及び左翼、もしくはそれに順ずる思想を持ったテロリスト。
　・決まり事が守れない者。
　・ギャルゲーテイストのゲームがしたい者。
　・俺Tueeee プレイが好きなチーター。
　・場の空気を乱した挙句に作者サイトに突撃して荒らす、悪い意味で常識に囚われない者。

ゲームのプレイそのものは無料なのだが、一応カンパウェアとなっている。
カンパをすると専用の追加兵器とシナリオ追加パッチがもらえる。
カンパをするかどうかは当然だが自由である(重要)。
なお、最新版である[G型]からはゲームのプレイそのものにユーザー登録が必須となった為、
公式サイトにて無料のユーザー登録をしなければならない。
ユーザー登録をすると、プレイをする為に必要なパスワードが書いてある[秘密のページ]への
アドレスが書かれたメールが送られる。
秘密のページに書いてあるパスワードを入力する事で、初めてゲームのプレイが可能となる。
さらに、ユーザー登録の際にメールマガジンの配布を希望すると作者の近況を知らせる誰得(俺得)なメルマガが届く。
登録するかどうかもまた自由である(重要) 。

って、カーチス・ルメイがXB-70にほおずりしながら言ってた。

4. 兵器売買について

このゲームの特徴として、兵器売買という物がある。
これは、プレイヤー同士が[pmm.txt]内のデータを介して所有する兵器を売買して
戦力とコレクションの充実化を図れるという便利なシステムである。
これを駆使すれば、本来一周目では手に入れられない戦後の兵器を手に入れる事が出来る。
また、一定の回数を利用すると他では手に入れられない兵器がもらえたりもするので、
兵器のコンプリートを目指すのであれば積極的に利用していきたい。

なお、兵器の売買はゲーム内の[スメソニアン博物館]で行う。
兵器が欲しい時は、公式サイトの[兵器交換掲示板]から欲しい兵器のデータを
ゲーム本体が入っているフォルダ内の[pmm.txt]にコピペして[購入]。
売りたい(投稿)時は、売却を選択して兵器を売却した後に
本体フォルダ内の[pmm.txt]のデータを公式サイトの兵器交換掲示板にコピペして投稿。
利用方法の詳細はマニュアルや公式サイトに書かれている為、そちらを参考にして頂きたい。

ただし、利用に関していくつか注意すべき点があるので気をつけて欲しい。
　・同じ名前の博物館の兵器を購入する事は出来ない。
　・一決算期に一回しか購入はできない(売却は何度でも可能)。
　・売却する為には最低でもLv５以上にしなければならない(艦船はLv5以下でも売却可能)。
　・所有する兵器以上の性能(購入資格値)を持つ兵器を購入する事は出来ない(艦船は1で固定される)。
　・地上兵器と航空兵器の購入資格値の判定は別々に行われる(艦船は前述の通り1で固定されている為、判定そのものが無い)。
　・手に入れた事のある兵器を購入すると、データが上書きされてしまう。
　・補助装備を装備した状態で売却や兵器の上書きを行うと職員や補助兵器が消えてしまう事がある。
　・調子に乗って兵器を買い過ぎると、維持費が膨らみすぎて詰む。
　・カンパ者用の兵器、データ改造ツールを用いて不正に改造した兵器のやり取りの禁止。
　・過度のクレクレ行為の禁止。
　
なお、公式サイトの「兵器交換掲示板」には有志が投稿してくれた兵器がある。
現時点においてほぼ全ての兵器が揃っているので、
手早くコレクションを補完したかったり、攻略に詰まった時には使ってみるのも良いだろう。
利用する際にお礼は書かなくてもよいが、投稿してくれた人への感謝は忘れないようにして欲しい。

って、ヴィットマンとバルタザールがクニスペルとティーガーでチキンレースをしながら言ってた。

Ex.おまけ(幻想郷パッチについて)

ちなみに有志により[幻想郷パッチ]なる物が制作されており、
これを適用すると東方projectのキャラクターや新しい兵器がゲーム内に登場するようになる。

[幻想郷パッチ]を入手する方法は公式サイトの[秘密のページ]から行ける専用ページでパッチをダウンロードする。
つまり、パトルのユーザー登録をしないと手に入らないのである。
使用するにあたってパトルのユーザー登録以外の余計な登録や手続きは不要なので、
パスワードを入手するついでに(興味があったらでよいので)手に入れるとよい。

ただし、これを適用するとゲーム用ファイルの数が増える&書き換えられるため、
通常でも重いこのゲームがさらに重くなるので、動作環境がより厳しくなる事も頭に入れておいて欲しい。